本日まずは鶴ヶ城の見学から。
この城は戊辰戦争後、明治政府により取り壊され、昭和40年に再建されたもの。木造の城のような趣はないが、内部に歴史にそった分かりやすい展示がされており、その点はよかった。特に日新館による教育が大きな役割を果たしていた事がざっくりと理解できた。
午後からは、いよいよ只見線へ突入。只見駅までぬけるには1日に4便しかない。我々は13:07発に乗車。
本日もキハ40型。色は”東北地域本社色”という色らしい。
列車は座席は7割くらい埋まった状態で出発。鉄道マニアらしき人も10名前後いたが、地元の人も結構乗っている。
会津若松駅から会津坂下駅くらいまでは、会津平野を走ります。ここから林間を縫うように走ります。
ちなみにガイドブックは↓を利用
只見線ゆる鉄キャンペーンのものを利用しました
会津坂下駅をすぎると、列車は只見川に沿って走ります。只見線の撮影ポイントになっている橋梁は、もう少し先の会津桧原駅を過ぎると現れます。一番手は第一只見川橋梁
外から見ると素晴らしい景色ですが、社内からですと、こんな感じです↑
せめて会津鉄道のように前面から見えると良いのですが、キハ40ではほとんど前は見えないですし、運転手もブラインドを閉めていて何も見えず(トンネル区間なら理解できるのですが、会津若松から終点の会津川口まで、ずっと閉めたままでした)
良い景色はあっという間です。バス代行への乗り換えの会津川口駅に到着です。本来であれば路線が続くのですが、「平成23年7月新潟・福島豪雨」により鉄橋が流出するなどの被災があり、現在は会津川口駅から只見駅までバスの代行運転になっています。
会津若松駅ではそこそこいた乗客も、殆どいなくなりました。代行バスへの乗換えは、我が家以外には6名だけ。
会津川口駅では只見線応援キャラクター「キハちゃん」のポスターが
代行バスで只見駅へ。外は雨も降ってきましたが、代行の原因である、只見線の崩壊箇所を見ておきたく、外を注視。
生憎の雨でバスの窓ガラスにも水滴がつく悪条件ですが、頑張って撮影してみました。
第八只見川橋梁
一見無事のようですが、橋梁の川口側の路盤が崩落しているとのこと
約50分ほどで只見駅に到着。本日は駅近くの旅館で宿泊。翌日は再び只見線に乗り、小出駅へ向かいます。
この代行区間も雰囲気が良さそうなので、鉄道ファンとしては、是非とも復旧して欲しいところです。
ネットで検索すると、復旧費用は約81億円、上下分離方式などで検討が進んでいるようですが、決定までの道のりは長そうです
http://news.mynavi.jp/series/railwaynews/025/