コロナ禍の中の登山の選択肢として、近くて低い山を歩く「ご近所登山」が推奨されている。
東京都民の自分であれば高尾や奥多摩となるのだが、正直なところ奥多摩の山々は、杉の木で薄暗く、稜線や頂上からの展望も良くないことが多く、どちらかというと敬遠気味でした。
ただこんなコロナ禍の状況、かつ長い梅雨の中で、体力維持のためご近所登山として奥多摩歩き再開。その中で奥多摩の良さを再発見できました。
・標高の高い山、奥の山ではブナなどの緑が見事
・首都圏からの登山客が多いせいか、かなり整備されている登山道も多い
・下山後の温泉が多く、登山後にリラックスできる
・網の目のようなコースで、自らコース設計しやすい
それに加えてヤマレコのアプリを使っている中で、奥多摩歩きのモチベーション維持の「登った山」を一覧化する機能を発見。↓
「日本百名山」などもあるが、東京で絞ると以下の4つが該当するようです。
「東京都の山(分県登山ガイド)=34座」
「多摩百山」
「多摩100山」
「東京里山100選」
それぞれ見てみると
「東京都の山(分県登山ガイド)」
山と渓谷社から出版されているガイドに掲載されている山リスト
奥多摩の主要なコースを歩けばほとんど制覇できるはず。島を除くと30座。
離島の山を外すとこんな感じ↓
「多摩百山」
日本山岳会東京多摩支部が選定。「東京都の山(分県登山ガイド)」に加えて、若干マイナーな山やピークが加わっている。
「多摩100山」
新ハイキングから出版されたガイドで選定されたリスト。
”多摩”というだけあって、奥多摩や高尾周辺以外にも、多摩地区の小さな山々が含まれている。
「東京里山100選」
本の泉社というところから出版されたガイドのリスト。
里山ということだけあって、マイナーな尾根やコース上のピークが多数含まれる。
以上、4つの「東京のご近所登山」リストを紹介したが、マイナーな山が多いので、登山の際には、↓の地図の利用をお勧めします。
まだ暫くコロナ禍の対応が求められると思いますので、元の状態に戻るまで(離島を除く)リスト制覇を目指して!!!
「東京都の山(分県登山ガイド)」 残り4座(離島を除く)
「多摩百山」 残り30座
「多摩100山」 残り33座
「東京里山100選」 残り45座