夏の一大イベントとして、4泊5日で北アルプス縦走をしてきました。コースは”裏銀座”と一般的に呼ばれている北アルプスの南部、高瀬ダムからスタートして笠ヶ岳までの稜線の縦走、最後は新穂高温泉までの約60Kmです。コース詳細は↓のとおりとなります。
■1日目:まずは高瀬ダムから烏帽子小屋まで標高差1300m。途中でコマドリの囀りは聞こえましたが姿は見つけられず。小屋到着後に荷物を置いて、烏帽子岳まで往復。
■2日目:烏帽子小屋を4:15に出発。朝陽のオレンジが見事
楽しみだった高山の縦走路が始まります。晴天の絶景で気持ち良い!
野口五郎岳に到着。
ちなみに歌手の野口五郎さんは、この山の名前から名付けられました。
水晶岳(左)と赤牛岳(右)の稜線。翌日の3日目に歩きます。
眼下の池をズーム。
日本百高山の南真砂岳にも寄り道します。
高山野鳥の常連①イワヒバリ。いつもの岩場ではなく花の中で発見
2日目は水晶小屋で終了。名物の力汁(お餅や野菜が満載!)で復活します。
■3日目
朝一で水晶小屋から赤牛岳まで往復です。ここも日本百高山なので抑えておきたかった。
赤牛岳に向かう時間には視界が悪くて景色は見えなかったのですが、赤牛岳から戻る途中に天気回復。左手前の雲ノ平、左奥の黒部五郎岳、右奥の薬師岳のパノラマ
おなじく赤牛岳からの戻り途中で。左奥は水晶岳
高山野鳥の常連②ホシガラスことホッシーにも会えました。
水晶岳付近から雲ノ平をズーム。20年前に訪れていますが、また訪れてたい!
水晶小屋で荷物を回収し、鷲羽岳へ。鷲羽岳からは槍ヶ岳と眼下の鷲羽池をみながら大休憩。
鷲羽岳から下山、振り返ります。この日は三俣山荘で宿泊
■4日目
三俣山荘を早朝に出発。三俣蓮華岳と双六岳の稜線歩きをしましたが、残念ながらガスが取れず。双六山荘で休憩して再出発すると、登山道脇でホッシーを発見。朝食タイムのようです
飛び去った後に、止まっていた枝を見てみると好物のハイマツの実の食べカスが残っていました。
その後もチリチリとという独特の鳴き声が登山道脇から。藪の中を見てみるといました。メボソムシクイ。かれらも高山に上がってきます
囀りシーン
この辺はお花の種類も多いです
ホッシーも何度か見かけます。かなり近くで頭上を飛んでくれたのですが、近すぎて写真補足できず
イワヒバリのツガイも発見。
稜線をアップダウンしながら歩きます。キツイけれど気持ち良い稜線歩き。
高山野鳥の常連③雷鳥。人が近くにいても我関せず
ここから標高差400mの登り。
笠ヶ岳山荘からの奥穂高岳(左)とジャンダルム(右)。左の雲との境界に奥穂高山荘が小さく見えます。
■5日目
最終日です。笠ヶ岳山荘からの槍ヶ岳~奥穂高岳~西穂高岳への稜線がクッキリ。絶景です
まずは1時間ほど縦走です。歩いてきた笠ヶ岳を振り返ります。ここから下山なので、名残りおしい
下降する分岐点でホッシー発見。飛行シーン撮影できました
笠新道というハードな下り道を下山します。振り返ると絶景です
最後もホッシーに見送られて、5日間の縦走が終了
最後の笠新道の下りは膝がきつかったですが、天気にも恵まれて最高の夏季休暇となりました。
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