knjrの日記

登山を中心に野鳥撮影や鉄道、写真、カメラ、旅行、読書記録などの思いつくままに

ヤマレコ社長「登山におけるスマホの衛星通信について解説!」要約

 

文字起こしから要約してみました


📡 文書の要点まとめ:日本の4大キャリアと衛星通信(登山者向け)

1. 4大キャリアの衛星通信参入状況

● au(KDDI)

  • 2025年4月にサービス開始(最も先行)
  • 第三者アプリ対応は2025年8月から
  • auユーザーは追加料金なし
  • 他社ユーザーは月額1650円で利用可能
  • 対応機種80以上、登山アプリも対応済み
  • 1年分の運用実績あり
  • 海外ローミング(米T-Mobile)にも対応開始
  • ココヘリ連携(SOS送信)も開始予定

● ドコモ

  • 2026年4月27日サービス開始
  • ahamo含む全ブランド対応
  • 当面無料・申し込み不要
  • 対応アプリ多数(山レコ、山ぷ、コンパスEXなど)
  • ただし「当面無料」なので将来的に有料化の可能性あり

● ソフトバンク

  • 発表のみで詳細未定
  • LINE対応が鍵になる可能性(推測)
  • 山で電波が弱い=「県外になりやすく衛星に切り替わりやすい」可能性

● 楽天モバイル

  • Starlinkではなく AST SpaceMobile と連携
  • 特徴:巨大アンテナで高速通信、音声・ビデオ通話も可能性
  • ただし衛星数が少なく、常時接続はまだ難しい
  • サービス開始は 2026年Q4予定

 

項目

au(KDDI)

ドコモ

ソフトバンク

楽天モバイル

衛星通信方式

Starlink Direct

Starlink Direct

Starlink Direct(予定)

AST SpaceMobile

サービス開始

2025年4月(最も先行)

2026年4月27日

未発表(発表のみ)

2026年Q4予定

料金

auユーザー無料 / 他社1650円

当面無料(申込不要)

未発表

未発表

対応ブランド

au / UQ / 他社契約可

ahamo含む全ブランド

未発表

楽天のみ

対応アプリ

ヤマレコ、今ここ、yamap等多数(LINEは不可)

ヤマレコ、yamap、コンパスEX、X、SmartNewsなど(LINEは不可)

未発表(LINE対応の可能性あり)

未発表

特徴

・1年の運用実績

・海外ローミング(米T-Mobile)対応

・ココヘリ連携

・無料で使えるのが最大の強み

・アプリ対応が多い

・詳細不明だがLINEが鍵になる可能性

・山で県外になりやすく衛星に切替わりやすい?

・巨大アンテナで高速通信

・音声/ビデオ通話も可能性あり

弱点・注意点

特になし(成熟度高い)

無料は「当面」だけで将来有料化の可能性

情報が少なすぎる

衛星数が少なく常時接続は難しい

登山での実用性

⭐⭐⭐⭐⭐(最も安定)

⭐⭐⭐⭐(無料で魅力)

⭐⭐(未知数)

⭐(まだ先)


2. 登山での衛星通信の使い道

次の2つが重要とされています:

「1つ目が位置情報の共有で2つ目が緊急時のSOSです。」

① 位置情報共有

  • 山レコ・今ここアプリが定期的に位置情報を送信
  • 県外でも衛星通信で送信成功率が大幅に向上
  • 機内モードにすると位置情報が送れず遭難リスク増

② 緊急時のSOS

  • SMSやアプリで家族にSOSを送れる
  • 家族が警察へ通報する流れ
  • 電話で119/110は不可(Starlink Directの仕様)
  • 長野県×KDDIで実証済み

3. 衛星通信の注意点

次のように強調されています:

「衛星通信があるからどこでもネットが繋がると思い込むのはちょっと危険だ。」

主な注意点

  • 常時接続ではない(衛星が頭上に来た時だけ繋がる)
  • 県外にならないと衛星に切り替わらない
  • 通信速度は非常に遅い(テキスト中心)
  • 空が開けていないと繋がりにくい
  • 音声通話・緊急通報は不可

4. 今、衛星契約はどうすべき?

結論:

「今すぐに乗り換えるのは危険だ。」

キャリア別の推奨

  • ドコモユーザー:アプリ更新して4/27を待つだけ
  • auユーザー:現状が最も安定、継続推奨
  • ソフトバンク:詳細待ち
  • 楽天モバイル:2026年後半まで待ち
  • 格安SIMユーザー:急ぎなら au の1650円プランが現実的

5. AU・ドコモの衛星通信サービスとAppleの衛星通信SOSの違い

AUやドコモの衛星通信とapple独自の衛星通信の両方が使える状態になる。

AUやドコモの衛星通信サービスは、SpaceXのStarlink衛星を利用し、緊急時以外にも日常的な通信やデータ利用が可能です。一方、Appleの衛星通信SOSはGlobalstar衛星を使い、主に緊急SOSや限定的なテキスト通信に特化しています。利用範囲や対応機種、料金体系にも違いがあります。

項目

AU Starlink Direct / ドコモ Starlink Direct

Appleの衛星通信SOS

衛星ネットワーク

SpaceXのStarlink衛星(低軌道衛星)

GlobalstarのLバンド衛星(低軌道衛星)

衛星の高度

Starlinkはより高高度(約550km〜1200km)

Globalstarは約1400km

通信方式

スマホと衛星が直接通信(Starlink衛星網利用)

スマホと衛星が直接通信(Globalstar衛星網利用)

利用用途

緊急時だけでなく、テキストメッセージやデータ通信、音声通話も可能

緊急SOSや限定的なテキスト通信が中心

利用可能範囲

山間部や海上など圏外エリアで利用可能。auは海上24海里まで対応、ドコモは12海里まで

主に緊急SOS用途。圏外の屋外で利用可能

対応機種

auは50機種以上、ドコモは84機種対応。AppleはiPhone 14以降

AppleはiPhone 14以降

料金体系

au・ドコモは専用プランあり。auは月額1650円など。ドコモは自社契約者向け無料提供もあり

AppleはiPhone購入後2年間無料、その後は未定

特徴

au・ドコモは日常利用も想定し、多様なアプリ対応や海外ローミングも実現

Appleは緊急SOSに特化し、簡単操作で救助要請可能

 

 


 

6. 総合まとめ

  • 4大キャリアが衛星通信に参入したが、成熟度はバラバラ
  • 現時点で最も安定しているのは au
  • ドコモは無料で魅力的だが、まだ未知数
  • ソフトバンクは詳細不明、楽天はまだ先
  • 登山での主用途は「位置情報共有」と「SOS」
  • 衛星通信は万能ではなく、あくまで補助手段

 

オオマシコ in 埼玉県民の森

1/18に埼玉県民の森にオオマシコを探しに出かけました。一昨年、昨年と同じようなコースを歩いているのですが、その際には見つけることができず。
今回も西武池袋線芦ヶ久保駅からの往復です。

芦ヶ久保駅から標高を上げます。途中で武甲山がクッキリ。

さらに標高をあげ、登山道に入ると「ヒーヒー」という声が聞こえたので頭上を確認します。ルビミツドリ雄くん発見。今回は幸先よさそうです

スタートから2時間で県民の森の森林学習展示館に到着。この辺りから野鳥が見れるはず。

さっそく、バーダーさんが溜まっている東屋に行ってみるとヤマガラが飛びまくっています。

コガラたちも

マヒワは近くには来てくれません。これが限界。

東屋から離れ公園内を歩いてみますが、野鳥の声が少ないです。ようやくルリビタキ雌さんを発見。

ふたたび東屋に戻り、もうすこしオオマシコ待ってみます。20分ほど待って、もう帰ろうかと思っていたら、立て看板の上にやってきました。

見事な紅色の雄です。いちど飛び去ってから、すぐに戻ってきました。同じ個体かと思っていましたが、よく見ると赤色が薄い。

若い雄でしょうか。

この後は車道経由で芦ヶ久保駅に下山。途中でウソの雄くんたちを発見。

芦ヶ久保駅前の道の駅でお土産を購入して帰宅。念願のオオマシコを見れた、よい一日になりました。

ヤマレコとYAMAPの有償版を使ってみての比較ガイド[2025年版]

2020年にヤマレコとYAMAPの2つの登山用アプリの比較記事を書きました。

それから約5年が経過し、それぞれのアプリも機能アップ・改善をしているので情報を更新します。条件は前回とほぼ同様に以下のとおりです。

  • 利用デバイスは、山行時はiPhone SE3のアプリ、編集はiPhone SE3アプリとWin11のPC。
  • 利用方法は、事前に予定作成(現在はヤマレコのみ使用:理由は後述)、山行開始時に両アプリをほぼ同時に起動、山行途中は現在位置と軌跡の確認、山行終了後に写真アップ―ド&記録を作成。
  • アプリ利用開始前の過去データ(GarminGPSで取得したgpx形式ファイル)をアップロードして記録を作成。
  • 両アプリともに有料会員で利用。

 ポイントは以下の表にまとめていますが、両アプリとも実用上は大きな違いはないが、細かいところで幾つか気になる違いがあるました。青字は良いところ、赤字は今一なところになります。

なおいずれのアプリともに無料版ではいろいろな制約があるので、無料版を検討している人は参考にしないように。

比較項目 f:id:kenjiro-t:20200824202422p:plain f:id:kenjiro-t:20200824211227p:plain
位置情報の精度

取得するスマホ(機器)に依存します。私はiPhone SE3を利用していますが、別途取得しているgarmin GPS専用機の「most often」モードで取得するのほぼ同じ間隔・精度で取得できます。

同じ山行を同時に記録した場合、距離はほぼ同じですが、標高差や休憩時間(YAMAPが長め)は異なることが多いです。

地図の取得・表示

1/25000ベース。

携帯のエリア外で利用するためには事前ダウンロードが必要。事前設定されたエリアだけでなく、作成した計画データも利用可能。

1/25000ベース。有料会員は影付き地図の利用可能

携帯のエリア外で利用するためには事前ダウンロードが必要。事前設定されたエリアのみ利用可能

地図上の軌跡

自分の軌跡の表示だけでなく、他人が過去に歩いた軌跡(「みんなの足跡」機能)が薄オレンジ色で表示される。不明瞭な登山道の場合に非常に便利

自分の軌跡の表示。ヤマレコのもろパクリで、みんなの軌跡機能が2024/12にリリース。ヤマレコとほぼ同様

地図(山頂、峠、バス停等の
登録ポイント)
実用上は大きな問題はないが、たまに山頂ポイントがずれていることがある
問題なし
行動中の音声ガイド

山行開始後、10分間隔で時刻と高度を音声ガイドあり。加えて分岐付近での音声案内もあり(事前のコース登録は不要)。

×

 機能なし。

ルート外れの警告機能

予定コースを登録しておき、山行時に外れると警告してくれる「逸脱警告機能」あり。音声での警告メッセージ。

 登山道や予定ルートから外れた場合(どれかを設定できる)、アプリ上でアラートを出す「ルート外れ警告機能」あり。音声ガイドではなくアプリ上の通知

行動中の方位表示

スマホの向きを変えると、アプリ上での矢印に線で登山道向きを確認できる。

スマホの向きを変えると、アプリ上での矢印で方角を確認できるが、矢印が色が薄くて見難い

ログの転送

5分間隔でサーバ側に転送している。

情報非公開だが、随時転送されているはず。

登頂した山のリスト

登った山リスト」機能がある。日本百名山、各県の100名山、書籍や山岳系のNPOのリストなど。2025年12月現在、300種類以上のリストがある。山リストの申請も可能(一定の条件あり)。

他人のリストの状況が分かる(例:100名山のうち登っていない山がわかる)

日本百名山、各県の最高峰、yamap独自ルートを通過すると「バッジ」がもらえる。2025年12月現在、397種類。バッジの申請は不可。登山ではない商業目的のバッジが多いのが気になる。

他人のバッジ取得はわかるが、進行中のバッジの状況がわからない

登頂した山の統計情報

山行回数・日数、総距離

山行回数・日数、総距離、総標高、登頂した山数、消費カロリー

全軌跡の地図表示

機能あり。自分以外のユーザの地図参照も可能。

機能あり。ただし他人の地図が参照不可。

過去の記録登録

gpx形式のログがあれば登録が可能。ログが無くても、日程やルートを覚えていれば、地図上から軌跡の入力が可能(「登った山リスト」にも登録可能)

gpx形式のログがあれば登録が可能。ログが無くても記録は作れるが、軌跡の入力はできない(「バッジ」の対象外)

他人の記録検索

行きたい山を文字列検索、山をピンポイント(ここを通った人)で検索可能

行きたい山の地図単位での検索に加えて、山のピンポイントでの検索もできるようになりました

登山行動中の位置共有

「いまココ」機能で、ヤマレコアプリを使っている登山者の位置を家族等に共有することが可能。

「みまもり機能」で、ヤマレコアプリを使っている登山者の位置を家族等に共有することが可能。
「こんにちは通信」機能で、Bluetoothで活動中にすれ違ったユーザの位置情報を交換し、その情報をサーバに送信する

登山計画

パソコンやスマホから計画を作成できる。ルートはアプリ上にルートが無くても、ポイントをクリックすることで作成できる。

以前はアプリ上からのみ、計画を作成でしたが、2025年9月からパソコン上で作成できるようになりました。ただし登録されている地図・ルート以外の作成はできない

登山計画書提出

コンパスと連携しているので、作成した計画書をほぼそのままコンパス経由で提出できる。

作成済みの計画書を協定済みの自治体のみに提出ができる。

天気予報

山岳気象情報を提供する、国内唯一の山岳気象専門の気象会社であるヤマテンのデータを使った予報。48時間先まで全国330山をカバー。他サービスと比較して山の天気の予報精度は高い。ただしヤマテンとの契約が別途必要、550円/月。

ウェザーニュースから取得した、10日先までの1日毎の天気予報、48時間先までの1時間毎の詳細な気象予測。山頂データは、ふもとのデータから標高を加味した山頂付近の予報となる。追加費用無し

SNS機能

いいねボタン、コメント記入あり

絵文字ボタン、コメント記入あり

利用者層
アプリの歴史がyamapより長いのと、カテゴリ分け(ハイキング、ピークハント、沢登り、雪山、トレラン・・)されているため、山歴が長い人が多い印象

どちらかというと山歴が浅い人、ライトな人が多いという印象

この5年間で主にYamap側の機能追加(ヤマレコのパクリが多い)がありましたが、「自分の山行のために他の登山記録を検索したり計画したりという使い方であればヤマレコ、SNS的に気軽に使いたいのであればYAMAP」というの結論については5年前から変わっていません。

私の現在の使い方としても、どちらかというとヤマレコが主体で、Yamapはサブという位置づけです。理由は以下となります

  • Yamapもパソコンから登山計画の作成ができるようになりましたが、コースが無い部分のルートを作成できない。また計画書の提出もYamapは協定済みの自治体のみである。
  • 行動中についても、ヤマレコにある便利な機能である「音声ガイド」、「みんなの足跡」がYamapには無い。方位表示も両方とも機能としてはあるがヤマレコのほうが断然見やすい。
  • Yamapは登山計画を一度開始してしまうと、再度その計画を利用して登山開始することができない(仕様バグでは)

今後もお互い切磋琢磨して登山者がさらに安全に登山をできるサービスを提供していただきたいところです。

紅葉全開の那須(三本槍、朝日岳、姥ヶ平)

秋の紅葉シーズンが到来。今回は関東と東北の境にある那須連山へ。

バスを降りロープウェイには乗らずに、朝日岳へ。写真は朝日岳の南東斜面

 

朝日岳に到着。眼下を見下ろすと紅葉がピーク

南東側の斜面をズーム

 

更に北へ足を運び、三本槍へ。この斜面を登ります。

斜面途中からの紅葉

こちらは黄色が輝いていました。

三本槍からの折り返した下りの途中から

最後は姥ヶ平へ。ロープウェイ経由で来れますので観光客らしき人達も多いです。さきほどまでの紅葉も見事ですが、こちらも凄い

ここが茶臼岳と紅葉の定番スポット。

紅葉だけ切り取りズーム。黄色のアクセントが良いです

最後はひょうたん池から逆さ茶臼岳を

昨年の栗駒山もすごかったですが、こちらも負けず劣らずでした

登山コースは↓のとおり。

【山岳遭難対策、結論が出た!?】ココヘリ vs. au Starlink Directについて解説! →まとめ

 

ヤマコレの的場社長が「【山岳遭難対策、結論が出た!?】ココヘリ vs. au Starlink Directについて解説!」の動画を公開してくれている。


文字起こしとAIを使って表形式にしてみました(青字:メリット赤字:デメリット

項目 ココヘリ au スターリンクダイレクト +  ヤマレコ
仕組み 登山者が持つ端末から電波を発信。ヘリ・ドローン・地上隊が受信して捜索。 スマホで衛星通信し、ヤマレコが定期的に位置情報をサーバーへ送信。
救助依頼 家族が依頼 → ココヘリが捜索 → 実際の救助は警察・消防。 家族がSOSメッセージを受けて警察へ通報。直接救助要請は不可。
バッテリー・通信 約2か月間電波発信可。操作不要。 スマホ依存(電池切れ・紛失で無効化)。通信は不安定。
意識がある場合 家族が依頼すれば発見可能。ただし時間がかかる場合あり。 最速で救助につながりやすい。位置情報が自動で残る。
意識がない場合 電波がある限り2か月間発信し続け、発見率が高い。 最後のログまでは追えるが、その後に移動すると発見困難。
発見率 実績として発見率100%(公式発表)。 通信環境・スマホ依存(機内モードにしてた等)で制約あり。
家族サポート 24時間365日コールセンター対応。最大550万円まで捜索継続。 リアルタイムで居場所確認可。
ただし専用相談窓口はなし。
使いやすさ 端末を持ち歩くだけ。
計画提出と充電が必要。
スマホ設定や対応機種制限あり。電池管理が重要。
向いている人 ・意識を失った場合の発見を重視する人
・家族サポートを重視する人
・救助スピードを最優先する人
・最新スマホを持ち歩ける人

まとめ

  • 助かる確率を高めたい人スターリンク + ヤマレコ

  • 遺体発見や家族支援を重視する人ココヘリ

  • 最も安心なのは両方併用

 

 

北アルプス(裏銀座~笠ヶ岳)のドコモ電波事情(2025年8月現在)

先月の北アルプスの縦走時で確認したドコモの電波事情について記録しておきます

まずはドコモのドコモの公式の情報として、山岳エリアの携帯電波については↓で確認ができます。

ここで今回のルートの電波事情をまとめて表示してもらえると助かるのですが、残念なことに烏帽子岳水晶岳北アルプス中心部黒部五郎岳笠ヶ岳に地図がブツ切りされている。これらを一目でわかるように地図を簡単に結合してみました。

今回歩いたのは、高瀬ダム烏帽子岳→三ツ岳→野口五郎岳→南真砂岳 ピストン→水晶岳・赤牛岳 ピストン→鷲羽岳→三俣蓮華岳双六岳→抜戸岳→笠ヶ岳新穂高温泉 です。上の地図では、右上から左下への縦走です。

この地図のエリア情報を確認してみると、稜線ではほぼ電波が入るように見えますが、実際には入らない箇所が多かった印象があります。

地図上では赤線(電波が入る)のに、接続できなかった主な場所を記しておきます

  • ブナ立尾根登山口~三角点
  • 烏帽子小屋(小屋から徒歩3分の見晴台まで行けば電波は入ります)
  • 野口五郎岳周辺の稜線もずっと入る訳ではない
  • 真砂岳~南真砂岳への稜線(電波は入るのですが、通信ができない事象)
  • 双六小屋は入りない

一昨年の南アルプス南部、昨年の白峰三山での縦走時に電波状況を記録していましたが、それらはほぼエリア地図がほぼ正確で、かつエリア外の場所も電波が入っていましたが、今回の北アルプスは残念ながら逆(エリア内なのに繋がらない)の状況です。

地形的に凹部にあり電波が入り難い場所は仕方がないですが、三俣山荘のように他キャリア(ソフトバンク)がバリバリ繋がっているのにかかわらず、ドコモが繋がらないのはガックリです。

数年前に都心部でドコモ電波が繋がらない問題はありましたが、元々得意の山間部でも同じ事象になっているようで残念です。衛星通信もAUに先を越されるし・・・

まずは正確な北アルプスのエリア図の提供、主要な山小屋でのエリア改善、衛星通信の早急な開始で改善に動いてほしいところです。

 

北アルプス縦走 裏銀座~笠ヶ岳(雷鳥、イワヒバリ、ホシガラス)

夏の一大イベントとして、4泊5日で北アルプス縦走をしてきました。コースは”裏銀座”と一般的に呼ばれている北アルプスの南部、高瀬ダムからスタートして笠ヶ岳までの稜線の縦走、最後は新穂高温泉までの約60Kmです。コース詳細は↓のとおりとなります。


■1日目:まずは高瀬ダムから烏帽子小屋まで標高差1300m。途中でコマドリの囀りは聞こえましたが姿は見つけられず。小屋到着後に荷物を置いて、烏帽子岳まで往復。

■2日目:烏帽子小屋を4:15に出発。朝陽のオレンジが見事

楽しみだった高山の縦走路が始まります。晴天の絶景で気持ち良い!

野口五郎岳に到着。

ちなみに歌手の野口五郎さんは、この山の名前から名付けられました。

Wiki 野口五郎

水晶岳(左)と赤牛岳(右)の稜線。翌日の3日目に歩きます。

眼下の池をズーム。

日本百高山の南真砂岳にも寄り道します。

高山野鳥の常連①イワヒバリ。いつもの岩場ではなく花の中で発見

2日目は水晶小屋で終了。名物の力汁(お餅や野菜が満載!)で復活します。

■3日目

朝一で水晶小屋から赤牛岳まで往復です。ここも日本百高山なので抑えておきたかった。

赤牛岳に向かう時間には視界が悪くて景色は見えなかったのですが、赤牛岳から戻る途中に天気回復。左手前の雲ノ平、左奥の黒部五郎岳、右奥の薬師岳のパノラマ
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おなじく赤牛岳からの戻り途中で。左奥は水晶岳

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高山野鳥の常連②ホシガラスことホッシーにも会えました。

水晶岳付近から雲ノ平をズーム。20年前に訪れていますが、また訪れてたい!

水晶小屋で荷物を回収し、鷲羽岳へ。鷲羽岳からは槍ヶ岳と眼下の鷲羽池をみながら大休憩。

鷲羽岳から下山、振り返ります。この日は三俣山荘で宿泊


■4日目

三俣山荘を早朝に出発。三俣蓮華岳双六岳の稜線歩きをしましたが、残念ながらガスが取れず。双六山荘で休憩して再出発すると、登山道脇でホッシーを発見。朝食タイムのようです

飛び去った後に、止まっていた枝を見てみると好物のハイマツの実の食べカスが残っていました。

その後もチリチリとという独特の鳴き声が登山道脇から。藪の中を見てみるといました。メボソムシクイ。かれらも高山に上がってきます

囀りシーン

この辺はお花の種類も多いです

ホッシーも何度か見かけます。かなり近くで頭上を飛んでくれたのですが、近すぎて写真補足できず

イワヒバリのツガイも発見。

稜線をアップダウンしながら歩きます。キツイけれど気持ち良い稜線歩き。

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高山野鳥の常連③雷鳥。人が近くにいても我関せず

ここから標高差400mの登り。

最後は笠ヶ岳山荘に到着した後、念願の笠ヶ岳に登頂。


笠ヶ岳山荘からの奥穂高岳(左)とジャンダルム(右)。左の雲との境界に奥穂高山荘が小さく見えます。

■5日目

最終日です。笠ヶ岳山荘からの槍ヶ岳奥穂高岳西穂高岳への稜線がクッキリ。絶景です

まずは1時間ほど縦走です。歩いてきた笠ヶ岳を振り返ります。ここから下山なので、名残りおしい

下降する分岐点でホッシー発見。飛行シーン撮影できました

笠新道というハードな下り道を下山します。振り返ると絶景です

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最後もホッシーに見送られて、5日間の縦走が終了

最後の笠新道の下りは膝がきつかったですが、天気にも恵まれて最高の夏季休暇となりました。
詳細はこちら

 

雷鳥&イワヒバリ祭り(中央アルプス縦走)

待ちに待った夏山縦走。第一弾で千畳敷から空木岳までの縦走してきました。

初日は高速バスで駒ヶ根まで。路線バスとロープウエイで、12時半過ぎに千畳敷に到着。早速、本日の宿泊地である檜尾小屋にむけて出発。

尾根沿いに到着すると、早速、雷鳥の親子がお出迎え。

多少のアップダウンをしながら稜線歩き。途中で雨が降ってきました、遠くに雷が聞こえます。この辺り、夏のこの時期の午後は雷雨。まだ遠くなので雨具を着て、急いで小屋に向かいます。正面が檜尾岳。その左肩にあるのが檜尾小屋。

ちょっと遅れ気味ですが、無事に小屋に到着。

夕暮れの空木岳。翌日ここを右から左に歩きます。

駒ヶ根市内の夜景を見て就寝。

2日目。早朝3時過ぎに出発です。朝陽が輝いています。

こんな感じの尾根道を歩きます。標高差はそれほどでもないのですが、岩場多く歩きにくい

2日目も雷鳥の親子と遭遇

東川岳を下っていると↓のような岩場にイワヒバリが多数。

ツガイでしょうか。

飛行シーンも

木曾殿山荘まで下ってきました。「木曾義仲」が伊那攻めの際にこの峠を越えという伝承が由来となっている山小屋とのこと

ここから空木岳まで標高差350mの登りです。

登り始めてすぐ、木の中に鳥影が。ブツブツ姿のルリビタキの幼鳥のようです。

ここから先はイワヒバリが多数。

雷鳥のように近くを歩いてくれます。

岩の上で囀っていました

ズームで


登り切ったところに空木岳

当初はここから越百小屋に向かう予定でしたが、池山尾根に下るルートに変更します。

池山尾根を緩やかなに下っていきます。

途中から樹林帯に入ります。尾根沿いでは見れなかったホシガラスを見つけました。

2日目は池山小屋に宿泊。

小屋の周辺ではコルリ(もしくはコマドリ?)の囀りがしていたので、3日目の早朝に散歩をしてみましたが姿は見つからず。

菅の台バスセンターまで2時間弱歩いてゴール。

 




 

登山靴のリニューアル(LOWA ヌバックレザーの革靴)

夏山縦走用の登山靴をリニューアルしました。LOWAのヌバックレザーの製品です。

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高い買い物ですし長く大事に使いたい。ただ今までの登山経験の中で、きちんとした革登山靴を購入するのは初めてなので、ネットでヌバックレザー靴のメンテナンスを調べてみました。WAX加工すると撥水性もあがり、長く使えるようですので、自分でもやってみました。必要な物品は以下のとおり(これだけでも1万円くらいになるけど仕方ない)

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手入れ方法ははBack-Country Moves BC穂高 登山学校 さんが詳しい。

手順も幾つかのサイトに上がっているので、だいたいその通りにやってみた

3回ほど塗っては乾かしを繰り返したすと↓のように、購入直後とまったく違う姿になりました。

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既に3回ほど登山で使いましたが、足のホールド感や岩場での安定感が最高です。私は捻挫しがちなので、足首までしっかり安定しているほうがよく、重さも大して気になりません。雨にも降られましたが、さっと弾く感じで問題ありません。

今後も定期的にメンテナンスをしながら大事に使っていきたいと思います。

コマドリの幼鳥? 野鳥撮影 in 八ヶ岳(権現岳)

先週に引き続き、八ヶ岳周辺に。今回は天女山の駐車場から権現岳です↓

駐車場を早朝に出発。最初は緩やかな林間を歩きます。

標高1900m付近。登山道にコサメビタキが現れました。

この辺りから急な登りが続きます。

途中で木の陰に鳥さん発見。

ミソサザイの幼鳥?特徴的な羽根の模様が違う気がする。Google先生によるとコマドリの幼鳥と。確かに近くでコマドリの囀り聞こえました(コルリとの判別が私にはつきませんが)

急な登りが終わると雲の先に富士山!

ホシガラス発見。高山に来たことをを実感。

目の前に今回の目的地の権現岳、右に赤岳。ここまでくれば楽しい稜線歩き。

ルリビタキの囀りは多数で姿が見えなかったのですが、ようやく雄ちゃんを見つけました。日が当たると水色に輝いて見えます

山頂の権現岳に到着。今回はここで折り返しです。

帰りも野鳥探しながら下ったのですが、囀りは聞こえますが、残念ながら個体を捕捉できず・・・

野鳥撮影 in 八ヶ岳(美濃戸口~赤岳~真教寺尾根)

夏山シーズンに突入。久しぶりのテント山行に八ヶ岳に。がんばって野鳥撮影用カメラも持って行ったので、その報告です

茅野駅から美濃戸口まではバス。美濃戸口から山歩きスタートです。

最初は林道でしたが、途中から↑のような苔ワールド。時折、鳥の囀りが聞こえますが姿は見つかりません。

3時間ほどで行者小屋のテント場に到着。まだ早い時間なので、テント場の周辺で野鳥探しに出かけます。

囀りだけで姿が見えたかったのですが、ようやくルビビタキの雌を発見。

同じ場所で2分後に鳥影が現れたので、同じルビビタキの個体かと思っていたら、キクイタダキでした。すぐに去って行ってしまいましたが、見れただけラッキー。

ここから2日目です。行者小屋は朝4時に出発。阿弥陀岳を経由して赤岳に到着。山頂からの展望もバッチリでした。

下りは自身初となる真教寺尾根を下ります。途中は鎖地獄でした。

鎖場の終盤になると樹林帯に入ります。小休憩をしていると登山道脇に黒い鳥影が。

ブツブツが特徴のルリビタキの幼鳥さんでした。

鎖場が終わると、雰囲気の良い樹林帯でした。ルビビタキの囀りも多く、3回ほど目の前を横切られましたが、写真では補足できず。

ようやく遠くに雄を発見。

その後も牛首山まで同じような雰囲気が続くのですが、見つけられたのはヒガラだけ

牛首山から下山途中、最後の最後で比較的近いところでの囀りを確認。ようやく近くでルビビタキを撮影できました。

この後は長い下り。美し森↓を通過して、清里駅まで歩いてゴール。

野鳥撮影 in 富士吉田道~五合目~御庭

何度かこのシーズンに歩いている富士吉田道と御庭に野鳥探しと山歩きを兼ねていってきました。ルートは以下のとおりです。

スタートは富士吉田道の中の茶屋です。

コルリの囀りが度々聞こえますが、姿が見つかりません。本日の第一号はゴジュウカラ

馬返を過ぎると登山道らしい斜度になります。道は↓のような感じです。

目の前に動く物体が。枝の向こうにヒンズイの幼鳥でした。

以前は水が豊富だった二合目付近の沢に到着。以前はここで水浴びする野鳥たちが見れてたのですが、今回は水が流れておらず。鳥さんもいません。_| ̄|○

この後も鳥さんを見つけられず、五合目まで登ってきました。ここから正面は富士スバルラインの五合目まで、ほぼ水平に歩きます。ここは観光客も多いです。

いました高い木の上です。ルリビタキの雄です。こんな高い木の上でのルリビタキの囀りは初めて見ました。

高い木の上の常連さんのヒンズイも

富士スバルラインの五合目を追加して、御中道に入ります。

チリチリと鳴く声を辿ると、メボソムシクイいました。

御庭では、遠くでケキョ、ケキョ、ケキョとウグイスが鳴いていました。

御庭から奥庭に入ります。

小屋横ではバズーカを構えた方多数。その脇で待っていると、キクイタダキ登場

昨年、女峰山での登山途中で見かけて以来のキクイタダキ。その時にはかなりの標高差の山を登った末の登場で感動しましたが、今回はあっさりで拍子抜け。

同じ場所でウソも

水場を後にし、バス停まで下ります。途中でヒーヒーヒーと鳴く声が。近くにルリビタキの雌がいました。やはり一ヶ所で待つより、歩いて探すほうが性に合っている。

最後は3合目のバス停でバスに乗り帰宅しました。

野鳥撮影 in 刈込湖・戦場ヶ原

梅雨の合間をぬって、刈込湖・切込湖から太郎山に登ろうと思っていましたが、やはり雨になったので、スタートは変えずにゴールを戦場ヶ原にして野鳥撮影メインで歩いてきました。

刈込湖ですが、日光ビジターセンターの情報によると、6月はかなりの種類の鳥がいるとのこと

奥日光の宿を早朝に出発して、ハイキングコースで刈込湖へ。湖の近くにくると囀り騒がしくなります。

f:id:kenjiro-t:20250615061632j:image囀りの中にはコマドリもありましたが、残念ながら木々が高く目視での確認はできす。その後も野鳥を撮影できずに刈込湖を後にするのかと思っていたら、ハイキング道の横で大きな声でミソサザイが囀っていました。木の陰からコッソリ撮影さえてもらいました、

その後、山王峠でアカハラを見かけましたが、遠すぎて撮影できず。光徳牧場を通過して戦場ヶ原へ。この間も野鳥を目視できず。

戦場ヶ原に入ると雨が強くなってきたので野鳥は難しいかなぁと思っていたところ、草原でホオアカを発見。頬の赤ポイントがラブリー

 

ふたたび林道を歩いていると、高い木の上で囀りが。ズームしてみるとアカハラでした。

こんどは別の草原。遠くにヒンズイを発見。これ以上のズームは困難。

 

雨も小降りになってきて、男体山も見えるようになりました。

f:id:kenjiro-t:20250615061615j:image

ここはかなり見通しがよい場所で、もう少し粘っているとノビタキが近くの枝に

実はノビタキ見るとは初めてです。他のヒタキ科と同じように目がクリクリですね。

 

今回の刈込湖周辺は残念でしたが、コースはざっと分かったので、来年以降にでも再び歩いてみようと思います。

 

山岳遭難時の衛星通信(au Starlink Direct)

以前に携帯エリア外で通信する手段についてまとめていたが、大幅な進展があったのでここでも触れておきます

auが一般的なスマホを使った衛星通信サービスを4/10に開始しています。

対応機種はiPhoneAndroidも最新の機種は対応していますが、残念ながら私の持っているIPhone SEシリーズは対象外のようです。詳しくは↑のページから。

使えるのはSMS送受信のみなので、音声通話やメール送受信、Webサイト閲覧もできませんが、遭難時にはSMSが送れるだけで十分かと思います。

また通信できるのは衛星が頭上に来た時のみであること、auのサブブランドは対象外ですので注意が必要です。

ヤマレコ社長の解説が分かりやすいです↓


遭難時の実証実験

Starlink Directについては山岳遭難を想定した実証実験が、KDDI、ヤマレコ、長野県警の3者によりプレスリリースがされています。

こちらもヤマレコ社長が動画で紹介してくれています。

まだ実証実験段階ですが、早く正式にサービスされることを期待しています。

 

ドコモの衛星通信対応予定

もともと山岳エリアの繋がりやすさはドコモが一歩リードしていたはずであるが、auStarlink Directをさっさと開始してしまい大逆転である。5/9の会見時には「2026年夏開始予定」との社長のコメントがありましたが、いまから1年以上先である。登山人口約600万人のうちの1/3が使っているとして、約200万人のドコモの登山者がいること忘れず、早急にauと同様かそれ以上(データ通信も可能な)の早急なサービス開始を望みます。

今シーズンの初夏鳥 オオルリ

GWの前半で熊野古道小辺路高野山→熊野本宮)へ2泊3日で歩いてきました。

いつものように鳥さんを探しながら歩いていると、見つけました、今シーズン初の夏鳥

1枚目は逆光で見上げる形だったので黒色にしか見えなかったのですが、30分ほど歩いたところで、かなり遠くですが別個体の瑠璃色の背中を見ることができました。

 

その他に見かけたのは、初日の水ヶ峰付近でのミソサザイ(声は他でも何度も聞こえました)

大股集落でホオジロ

伯母子峠でヒガラ、アカゲラゴジュウカラヤマガラ

3日目の果無集落でウグイス(鳴き声がちがったのでムシクイ類?)

 

歩いた記録はこちら↓