knjrの日記

登山、鉄道、写真、カメラ、旅行、読書記録などの思いつくままに

効率化を考える

モモ (岩波少年文庫(127))

モモ (岩波少年文庫(127))

を読んだ。amazonのカスタマレビューにあるように、単なる児童書ではない。
行き過ぎた効率化に警告を鳴らす内容である。
ひらがなが多くて少々読みにくいが、400ページを次の展開をワクワウしながら、子供心に戻った気持ちで読める。
これが30年前に書かれていたとは...
更に
エンデの遺言「根源からお金を問うこと」

エンデの遺言「根源からお金を問うこと」

を読めば著者であるエンデ氏の考えが知ることができそうである。
アマゾンの書籍紹介では
「ドイツの作家であるエンデ(故人)は,「個人の価値観から世界像まで,経済活動と結びつかないものはない。問題の根源はお金にある」と提起する。エンデへの取材をもとに,彼の蔵書,貨幣社会の歴史を紹介しながら,現代の金融システムが引き起こす弊害に警鐘を鳴らすのが本書の目的だ。」

とのこと。”腐る貨幣”の考え方も面白そうだ。
早速、図書館で予約した。週末に受け取ることにしよう。