knjrの日記

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小川さゆり、宗教2世

 

両親が旧統一教会合同結婚式で結婚した宗教2世の方ご自身の体験記。2世の方が、どのように育てられるのか、本人はどのように感じたのかを知ることができる貴重な書。

 

カルト宗教と一般的な宗教の違いをこの本から抜き出そうかと思ましたが、ChatGPTに聞いてみたところ、以下のような回答が返ってきた。

  1. リーダーシップの構造と権威: カルト宗教はしばしば、強力な指導者や教祖が中心となって組織されます。彼らはカリスマ性を持ち、教義や教えに対する絶対的な権威を主張することがあります。一方、一般的な宗教では、指導者や聖職者は信仰共同体のガイドとなりますが、絶対的な権力やカリスマ性を主張することは少ないです。
  2. 独占性と排他性: カルト宗教はしばしば排他的で独占的な性格を持ちます。彼らは一般的に、他の宗教や信念システムとの関わりを制限し、その宗教内でのみ真実や救済が存在すると主張します。一方、一般的な宗教では、他の信仰体系との対話や共存を促進する傾向があります。
  3. 思考や情報の統制: カルト宗教はメンバーの思考や情報の統制を行う傾向があります。自己犠牲的な忠誠や盲目的な信仰が奨励され、批判的思考や独立した意見形成は制限されることがあります。一方、一般的な宗教では、個人の信仰体験や個人の思考の自由を尊重する傾向があります。
  4. 金銭的な要素: カルト宗教はしばしば経済的な利益を追求することがあります。メンバーからの寄付や貢献が要求され、経済的な圧力がかけられることがあります。一方、一般的な宗教でも寄付や貢献が行われることがありますが、それは信仰の実践や共同体の維持のためのものであり、メンバーに対する経済的な圧力をかけることはありません

この1~4ですが、たしかに本書の中でもこれらの4つの赤色部分のことが記載されています。特に3番目で情報統制するために、子供のころから洗脳していく仕組み、4番目の家庭内で食費や学校の教材費でさえ十分払えない状況なのに何十万円という寄付を強要させることなど、一般家庭で育った身としては信じられないです。

既にカルトに入ってしまった方、境界にいるかた、↑の判断基準を活用して脱出してください。