3日目は下関駅から。本日も5時台の始発列車で出発。
5:39発の山陰本線の益田行。タラコ色のキハ40の2両編成。関東や東海では絶滅したが、ここ中国地方ではバリバリの現役。
まだ薄暗い日本海の沿岸を進む。期待していた車窓も昨日より天気が回復し、良い感じです。
1時間10分ほどで特牛(こっとい)駅に到着です。下車した目的は角島。バスは1時間後にあるのですが、時間節約のためにタクシーを利用。駅から電話すると5分ほどで到着。
タクシーの運転手さんと相談し、角島の橋の前で撮影し、その後に橋を渡り角島へ。次の列車に間に合うように1時間後に島でピックアップの約束
すぐに角島の橋の前に到着。天気も何とか回復して、透けるようなグリーンまではいかないものの、絶景を見せてくれました。
再びタクシーに乗車して橋を渡ります。橋の上からのも気持ち良い景色です。ぜひ橋もわたってください。
島では1時間ほどあったのでレンタサイクルと思いましたが、まだ営業開始前でした。結局コバルトブルービーチ前で下してもらい、灯台まで20分で歩き、あとは灯台周辺でのんびり。
天気が更によくなったので、帰りにも橋の前で撮影させてもらいます。ビーチの白さがよくわかります。
帰りは特牛駅ではなく、角島からの最寄りである阿川駅へ。バスがあるので特牛駅が最寄りと思われがちですが、タクシーの場合は阿川駅のほうが近い(=安い)そうです。
ちなみに特牛駅→角島が4000円弱、角島→阿川駅が3000ほどになります。
阿川駅から再び2両編成の”たらこ色”に乗車。
途中の海岸沿いの景色
鷺でしょうか?田んぼで何度か見かけました。
長門古市駅からは元乃隅稲成神社と千畳敷へ。ここへは路線バスがないので、タクシーしかない(歩くと山越えのとんでもないコースなのでやめたほうがよいです)。
角島から事前に予約をいれていた駅前のタクシー会社さんの事務所から乗車。
まずは元乃隅稲成神社へ。元々は小さな神社だったのが、CNNが数年前に「日本の最も美しい場所31選」に選定したこともあり、外国人を中心に人気がでて、今では山陰の人気観光地になっとのこと。ただ元々、海沿いの小さな神社なので、道は狭いし駐車場は少ないので注意が必要です。
↑がよくあるアングルでの写真です。元々想定していたものよりも、実際には規模は小さめです。
元乃隅稲成神社の後、近くにある千畳敷へ。これも元乃隅稲成神社によるのであれば是非とお勧めされたので寄ってみました。
山の上がフラットになっており、芝生でキャンプもできます。眼下に青い海と島々が見渡せ、非常に気持ち良い空間でした。時間をとってのんびりしたい場所です。
列車の時間を考慮するとのんびりもできないために、長門古市駅にタクシーで戻ります。今回は、長門古市駅→元乃隅稲成神社→千畳敷→長門古市駅と通しでタクシーを利用。計1時間ちょっとで5000円ほどでした。角島のタクシーと同様、運転手さんといろいろ地元の話がでいるので、楽しい時間を過ごせました。
またタラコ色、今度は1両編成に乗って長門市駅へ。駅前で弁当を探したが売っている場所がなく焦るが、ホカ弁を発見し弁当ゲット。
美祢線もキハ120形、1時間で弁当を食べながら厚狭駅へ向かう。
この美祢線、ローカル線であるが、石灰石の貨物輸送が数年前までさかんに行われていたせいか、線路がしっかりしており1両編成のディーゼルカーが時速70〜80kmでカーブを飛ばして走る(三江線の後だから、そう感じるだけなのか)。景色は山間部、田園、川沿いと見ていて飽きないが、あっという間に通り過ぎる感じ。
厚狭駅に到着。乗車の1時間が短い。
あとは真っ黄色(末期色)で岩国まで、岩国から広島地区で売り出し中のシティライナーに乗って広島まで
広島には18時前に到着。
長い3日間が終了。