小田急ロマンスカーのVSEが、先日の2023年12月10日に完全に引退しました。2編成のデビューはそれぞれ2004年と2005年であり、わずか20年での引退となります。VSEより古いロマンスカーで2018年に引退したLSEは38年間も走行し、1987年と1991年に運行開始したHiSEとRSEは小田急引退後にそれぞれ長野電鉄と富士急行でいまだに現役です。
正直なところ、VSEが初登場した当初はその奇抜なデザインからはなかなか好まれませんでした(特に正面のLEDライトが出っ歯のように見えたので・・)。しかし、数少ない展望車両として、EXEやMSEなどとは異なる存在感を放っており、また社内の雰囲気も非常に良かったため、箱根方面への旅行時には敢えてVSEを選んでいました。
引退の理由は以下に記載されていますが、車両の開発段階でそうした課題が考慮されなかったこと、そして日本の車両メーカーの技術や意欲の不足には少々がっかりです。
かたやイタリアでは1960年代に走っていたロマンスカーの元となる車両が現役復帰しているのにである。
こんなに早く引退すると思っていなかったのですが、2018年のLSE引退で写真撮影していた際に、LSEの前座としてVSEをかなり撮影していました。それらをここで公開
■渋沢~新松田間 渋沢5号踏切
■東海大学~秦野
■渋沢~新松田 川音川橋梁
■開成~栢山
■渋沢~新松田
■開成~栢山
■渋沢~新松田 第二菖蒲トンネル
■開成~栢山
■相武台~座間
■渋沢~新松田
■渋沢~新松田
■新松田~開成
■新松田~開成 酒匂川橋梁