knjrの日記

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マイクロフォーサーズのカメラ購入したのですが・・・

ついにマイクロフォーサーズのカメラ(OM-D E-M10 MarkIII)とレンズ(M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II)を購入してしまいました。主目的は登山中に野鳥撮影の機材軽量小型化。

いずれも”カメラのキタムラ”の中古の状態”A”品で、それぞれ43,800円、32,100円でした。最新型のOM-5(約12万円)も頭をよぎりましたが、まずは出費を極力抑えて、マイクロフォーサーズの感触(自分にとっては初のミラーレス機というこもある)を確認したかったので、これくらいでとどめました。

↑がもともと保有していたD7500×AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR との比較。写真で見るとあまり変わらないかもしれませんが、このボディの小ささは登山中の携行には大きなメリットです。重量と焦点距離の比較は↓のとおり

実際に使って撮影してみました。↓は高尾山周辺のヤマガラ。トリミングもしています。

それなりに撮影できているように写真では見えるかもしれませんが、AFの精度が悪いためピントをあわせるのに一苦労。D7500&75-300の組み合わせでは、さっとピントが合う状況でも、このE-M10 MarkIIIでは、なかなかピントが合わないし、合ったと思っても実際にはズレていることが殆ど。あらためてニコンの一眼のAFの正確性とスピードを実感したとともに、コントラストAF方式の限界を感じました。
この撮影の後も山行中で野鳥撮影を試しましたが、ニコンでは捉えていた状況でも、E-M10 MarkIIIでは捉えられない=ストレスの溜まり、野鳥撮影での利用は諦めました。

参考までに、オリンパスマイクロフォーサーズ機のシリーズを調べてみた↓。下部のエントリークラスから、上部のフラグシップクラスまであり、値段もそれなり。赤細枠が現行販売モデル、価格は中古のボディのみの一般的な価格です。

今回購入のOM-D E-M10 MarkIII(赤太枠)はエントリークラスの2世代前(5年前)モデルで、最低限の機能は入っていると思っていたのですが、野鳥撮影には厳しかった~。厳しかった原因はAF。紫の線で囲った部分の製品では「像面位相差AF」という「コントラストAF」とは違う上位クラスのAFが入っているので、機会があれば使ってみようと思います。