- 幸福は、不運の姿をしてやってくる。
- 我々は、人生の「長さ」は決められない。
しかし、人生の「密度」は決められる。 - 「知能」とは、「答えの有る問い」に対して、いち早く、正確に辿り着く能力のこと。
「知性」とは、その全く逆の能力、「答えの無い問い」を問い続ける能力のこと。答えなど得られるとわかっていて、なお、それを問い続ける能力のこと。
これからの「人工知能」の発達は、我々人間に、さらに深い「知性」を求めることになるだろう - 昨今の「褒める」マネジメント論には落とし穴がある。「褒める技術や言葉」を用いる時、その上司には「こうして褒めれば、部下や喜んで、自分についてくる」「こうして褒めれば、部下のモチベーションが上がり、仕事の成果が上がる」という「部下を自分の思うように動かしたい」という「操作主義」が忍び込む。
一番大切なのは、どのような「思い」を抱いて褒めるかである。上司が「この一言で、この部下の中から素晴らしい可能性が開花して欲しい。そして、この部下には、素晴らしい人生を拓いて欲しい」という「願い」を抱いて語るならば、その思いは「言霊」となって部下の心に響くだろう。そして、その人生を拓く力となるだろう。