knjrの日記

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世界から貧しさをなくす30の方法

昨日の「戦争をしなくてすむ…」と同じシリーズ

世界から貧しさをなくす30の方法

世界から貧しさをなくす30の方法

途上国の貧困の原因とその解決方法について、いろいろと分かり易く書かれている。一番大きな原因の一つは
IMF世界銀行などが”援助”という皮を被った”押し付け債務”をするため、途上国は、その利子を返済すために農産物や一次鉱物を輸出するための産業構造にさせられる。農産物は安く買いたたかれるために農民の収入は減り、政府は教育、保健、医療などの基本的な予算を削減し、海外資本が大儲けをしている」
とのこと。


そこで「フェアトレードマーク」という認証制度のことも書かれていました。
自分は知りませんでしたので、ここでちょっと紹介。
そちらのサイトから引用すると

フェアトレードって何?


フェアトレード」、直訳すれば「公平な貿易」。現在のグローバルな国際貿易の仕組みは、経済的にも社会的にも弱い立場の開発途上国の人々にとって、時に「アンフェア」で貧困を拡大させるものだという問題意識から、南北の経済格差を解消する「オルタナティブトレード:もう一つの貿易の形」として始まった運動がフェアトレードです。国際的フェアトレード・ネットワークFINE(Note1)では、「フェアトレード」を以下のように定めています。


Fair Trade is a trading partnership, based on dialogue, transparency and respect, that seeks greater equity in international trade. It contributes to sustainable development by offering better trading conditions to, and securing their rights of, disadvantaged producers and workers – especially in the South. Fair Trade organizations (backed by consumers) are actively engaged in supporting producers in awareness raising and in campaigning for changes in the rules and practices of conventional international trade.


フェアトレードは、対話、透明性、敬意を基盤とし、より公平な条件下で国際貿易を行うことを目指す貿易パートナーシップである。特に「南」の弱い立場にある生産者や労働者に対し、より良い貿易条件を提供し、かつ彼らの権利を守ることにより、フィアトレードは持続可能な発展に貢献する。フェアトレード団体は(消費者に支持されることによって)、生産者の支援、啓発活動、および従来の国際貿易のルールと慣行を変える運動に積極的に取り組む事を約束する。

コーヒー、お茶、カカオなどが扱かわれている。
今日から、この認証マークに注目!