フリーズする脳―思考が止まる、言葉に詰まる

フリーズする脳 思考が止まる、言葉に詰まる (生活人新書)

自分も４〜５年ほど前から物忘れがいろいろ出てくるようになった。パソコン関係の仕事をしているため、そのせいかもしれないなど、イロイロ考えることも多く、本書を読んでみた。
本書で取り上げている「フリーズする脳」とは、痴呆症まではいかないまでも、多くの人が日常生活で感じている軽度な高次脳機能の低下だそうです。
普通に会社で高度そうな仕事をしていても、その仕事の内容が反射的、パターン的になってくると、脳は高次脳機能を担っている「前頭葉」の機能が低下してきて、表面的に「フリーズする脳」の現象が現れるそうである。そうなる原因としては、環境のほうが、年齢よりも原因としては大きいとのこと。
フリーズしないためには「思考系を使って解決しなければならない問題をもつこと」「興味のあること、新鮮に感じるようなことを幾つか持っておくこと」「目標を持つこと」などが重要だそうです。