「嫌消費」世代の研究――経済を揺るがす「欲しがらない」若者たち
- 作者: 松田久一
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2009/11/13
- メディア: 単行本
- 購入: 4人 クリック: 204回
- この商品を含むブログ (30件) を見る
- 消費欲望が他者依存である。他人どう思うか、他人にどう見せたいかが先行すると、他人に評価されないものは欲しいとは思わない。周りの目を気にしすぎて、自らの購入目的が曖昧になり、購入動機が弱くなる
- 物心がついたときにはバブルが崩壊し、デフレ状況になっていた。物の値段は上がらない、商品を待って買ったほうが得だとういことが身についている
う〜ん、なるほどと思うこともある。
だが消費減退は彼らの世代だけでは無く、バブル以下の世代の全体的にそういう流れになっていると思う。自分の場合も、消費には積極的なほうではないと思う。持ち家はないし自家用車も必要ないと思っている。
それらの理由としては、給与が増えない、先行きが不透明などもあるが、ここ数年で書籍を読んでよく思うことは、ネットの普及や社会情勢の変化で、物やサービスのコストが分かるようになってきた。その結果、だったら購入しないで借りたほうがよいとか、自分で貯蓄しておいたほうが得だかのような判断をするようになっているのではないかと。