knjrの日記

登山、鉄道、写真、カメラ、旅行、読書記録などの思いつくままに

TPPは米韓FTAと同じ手口だ

今日もTPPを取り上げる。今日は自分が一番気にしている医療制度について。


森永卓郎「TPPへの交渉参加――TPPの得失を吟味しての対応が重要」から引用


「米国は日本に悪いようにはしない」は幻想


 医療制度についても、政府関係者はTPP交渉では取り上げないといっているが、米韓FTA協定を結ぶにあたって同じことを韓国政府は韓国民に述べていた。しかし、米韓FTAでは経済特区での保険外診療や営利病院の許可が明文化された。政府関係者の口約束だけで、同じような国民への裏切りが日本で起こらないと思う方がナイーブだろう。


 たとえ、「金融」と「投資」が今回のTPPの重要項目であることを認識していても、「米国は日本には悪いようにはしない」と勝手に思い込んでいるTPP推進論者が多い。


 米韓FTAでは、韓国郵政の保険部門が解体を余儀なくされ、各種協同組合の共済解体も飲まされてしまった。今回のTPPの場合、米通商代表部の報告書がすでに、日本の農協共済の「民営化」を要求していることを常に思い出すべきだ。

先行するお隣の韓国のFTAでは、既に同じ手口で韓国国民が騙されている。日本も同じである事を国民は認識したほうがよい。今すぐに!