knjrの日記

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山ノ神尾根コース

今シーズン初の山スキーに出かけてきた。
【コース名】
 山ノ神尾根コース
【メンバー】
 山スキークラブ4名(全員本ルートは未経験)
【コースタイム】
 つがだいもん(栂池ゴンドラ駅)9:00 …… 10:00 成城学園小屋 10:25 …… 11:30 天狗原東端 11:55 ―― 12:50山ノ神 ―― 13:45 1534m付近 ―― 14:40 白馬コルチナスキー場最上部
【ルート図】赤線



つがだいもんでシール装着。林道を使って成城学園小屋へ。2月なのになんだ、この暑さは!。ジャケットを脱いで歩く(白馬の気温は13.7度まで上がったようです)
成城学園小屋から天狗原までのちょっと急な斜面は、雪も緩んで、大勢のグループのトレースもあって、比較的楽に上がれた。



天狗原に上がってびっくり。やはり標高2450mもある白馬乗鞍岳にくっきりと雨の溝が!この標高でも金曜日は大雨だったらしい。



天狗原左端から山ノ神尾根を眺める。高度差がほとんどない尾根沿いのコースだ。



コース上は雪が少なく、林間には入れない。陽の当たる崖側の緩んだ雪面をトラバースすることが多かった。コースはこんな感じ↓



コース終盤は数箇所↓のような『滑れる』斜面もあったが、雪がベタベタかカチカチのどちらか。自分のスキルでは怪我しないように下りるだけで精一杯。



当初はルート図のピンクで示した黒川沢に入る予定であったが、あまりの雪の少なさに沢が開いているとまずいので、コース変更。白馬コルチナスキー場のトップへシールを使ってトラバース。
最後は白馬コルチナスキー場を下って、タクシーで栂池スキー場に戻って終了。



感想

  • ガイドブックには合計3時間とあったが、結局6時間かかった。よっぽど条件が良くないと3時間では無理ではないか。
  • 高低差がほとんどない、地形を読んでいくコースであるため、地図読みの練習としては使える。途中には↑写真のような標識も多いが、尾根の分岐が多く非常に分かりにくい。GPSがなければ未経験者のみでで入るのは避けたほうがよい。
  • いわゆるクラシックルートであるため、滑り重視の方は本コースは楽しめない