最底辺の10億人 最も貧しい国々のために本当になすべきことは何か?

最底辺の10億人

期待して読んだが、かなりガッカリ。
そもそも貧困の定義が曖昧だし、何が庶民にとって幸せなのかの分析もない。また所得などの「数値」が上がった、下がったという分析が多く、非常に上から目線であるのも気になる。米国の有名誌が推薦している理由がわからない。
貧困が紛争、天然資源、内陸国の罠、劣悪なガバナンスなどの理由であることが分かるのであれば、具体的に何をすればよいのかを、もっと分かりやすく例示すべき。