久しぶりに行動経済学の本を読んだが、やはり行動経済学は面白い!
- 作者: ダン・アリエリー,Dan Ariely,櫻井祐子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/11/25
- メディア: ペーパーバック
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- 高額のボーナスは単純労働では成績を高める効果があるが、頭脳的労働では逆効果になることがある
- 人はたとえ単純な仕事であっても常に意味を持ってやっている
- 人は自分で作ったものは過大評価し(イケア効果)、また他人も自分と同じ見方をしているはずだと思い込む
- 外見の乏しい人たちは、外見以外の特性を重視するようになる
- 女性は男性ほど外見を気にしない
- (チャリティなどで)犠牲者の顔や写真を見て、詳しい情報を知ると同情心がわき、行動やお金を呼ぶ効果が高くなる
- 自分が深く考えずにでも、一度とった決定は、何度でもし続けることになる(感情の連鎖)
などなど。あとがきにあるように、自分の思考や判断力の限界を知っておくためにも読んでおいて損はないかと思う。
実験の方法も、これまた面白い。よくも考えつくものだと関心。