knjrの日記

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大手スーパー5社の魚介類商品の放射能汚染問題への取り組みについて

昨日紹介した、海洋の放射能汚染状況に関連した情報の紹介。

グリーピースが「お魚スーパーマーケットランキング 大手スーパーマーケット5社を調査」の結果を公開している。
http://www.greenpeace.org/japan/ja/campaign/ocean/seafood/seafood1/


大手メディアは報道をスポンサーに気にしているようで、報道を避けている。



<調査の概要>

グリーンピースはこれまで、消費者の内部被ばくのリスク低減と、漁業再開の支援を目的に、国内の大手スーパーマーケット5社(イオン、イトーヨーカドー、ユニー(アピタ)、ダイエー西友)に対し、魚介類商品における自主放射能検査の実施と結果公表、政府の定める高すぎる暫定規制値にとらわれない独自の流通基準の策定と公表、そして漁獲海域の明示を要請し、各社と対話を続けてきました。


「お魚スーパーマーケットランキング」は、同5社を対象に、魚介類商品の放射能汚染問題への取り組みについてアンケート調査を行い、その回答を「仕入れ基準」「販売基準」「放射能測定体制」「消費者への情報提供」「政府への働きかけ」の5つの項目に分け、点数化しランク付けしたものです。

結果は

の通り。イオンが○、ヨーカドーが△というところか。詳細は
http://www.greenpeace.org/japan/Global/japan/pdf/20111124_qa.pdf
で見られるので目を通したほうがよい。特にPDF版を見ると、イオンと下位3社の取り組みの違いが明確である。
特に西友は酷い!親会社が米国ウォルマート社なので予想はしていたが、それにしても消費者を何だと思っているのであろうか....


我が家の近くにある、ライフ、サミットは上記調査の対象外であるが、それぞれの公式HPを見ても、それらしき情報はない。調査結果の下位3社と同じレベルであろう。どうりで「太平洋産」なんていい加減な表示をしている魚を平気で売っているわけである。


自由報道協会によるグリーンピースでの会見も公開されている


消費者は自分の身は自分で守るしかない。と言う事か...