knjrの日記

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自分でやった方が早い病

組織で仕事をしていると必ず経験するであろう「自分でやったほうが早い病」についての解説。

自分でやった方が早い病 (星海社新書)

自分でやった方が早い病 (星海社新書)

  • 「他人に任せられない、お願いできない」というのは、他人を信頼していない証拠であり、そういう人は逆に人から信頼されていない
  • まわりがやってくれない、上が評価してくれない。こうした「くれない病」の原因は、うまくいかない原因を他人や環境のせいにしているから。問題を他人のせいにすることで、自分を肯定している
  • 「まわりは使えない」と思っている人ほど「使えない」と思われている
  • 「自分でやったほうが早い病」の人は損得勘定で仕事をしている人。自分だけの得を考えたり、自分だけ気持ちいいことを考えている人
  • 人に任せるのは、仕事をこなすのが目的ではなく、仕事と通じて部下の成長を即すのが目的である
  • 体質を変えないと健康にならないとの同じで、「自分でやったほうが早い病」は根本的に生き方を改善しなければ病を治すことはできない。実際には、何度も失敗を繰り返しながら、それを乗り越えていくことで、少しずつ改善されていく。