組織で仕事をしていると必ず経験するであろう「自分でやったほうが早い病」についての解説。
- 作者: 小倉広
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/05/25
- メディア: 新書
- 購入: 8人 クリック: 485回
- この商品を含むブログ (34件) を見る
- 「他人に任せられない、お願いできない」というのは、他人を信頼していない証拠であり、そういう人は逆に人から信頼されていない
- まわりがやってくれない、上が評価してくれない。こうした「くれない病」の原因は、うまくいかない原因を他人や環境のせいにしているから。問題を他人のせいにすることで、自分を肯定している
- 「まわりは使えない」と思っている人ほど「使えない」と思われている
- 「自分でやったほうが早い病」の人は損得勘定で仕事をしている人。自分だけの得を考えたり、自分だけ気持ちいいことを考えている人
- 人に任せるのは、仕事をこなすのが目的ではなく、仕事と通じて部下の成長を即すのが目的である
- 体質を変えないと健康にならないとの同じで、「自分でやったほうが早い病」は根本的に生き方を改善しなければ病を治すことはできない。実際には、何度も失敗を繰り返しながら、それを乗り越えていくことで、少しずつ改善されていく。