本日は「奥出雲おろち号」で木次線の旅。前日の大雨で一時不通になっていたが、直ちに復旧作業がされて本日は運転。作業員の方々に感謝。
列車は木次駅 - 備後落合駅間だが、宿泊場所と車でのピックアップの関係上、今回は出雲三成 - 備後落合 - 出雲横田の往復コース。
https://mapsengine.google.com/map/embed?mid=zWBaD4olA4_U.kdK3s8THbqWc
場所は↑。(google map の新しくなり、マイマップの埋め込みが出来ない。誰か教えて欲しい!)
切符を出雲三成駅で購入。お〜、懐かしい手書き切符。
出雲三成駅で待っていると、なんとディーゼル機関車が最後尾。これは予想外。あとで運転手さんに聞いたところ、先頭の客車から機関車を遠隔制御しているとのこと。
先頭車こんな感じ。運転台が片側によっているので、中央ともう片側は展望席です。子供に混じって自分もがぶりつき。
トロッコ車両はこんな感じです。
外の景色を眺めていると、あっという間に出雲坂根駅に到着。ここからがスイッチバック、おろちループのある列車のハイライト。
出雲坂根駅では長めの停車。駅では焼き鳥などが購入できます。
前から見た列車。専用のディーゼル機関車です。
前日の雨の影響で遅れていた対向列車が到着。ようやく出発できます
出雲坂根駅で一つ目のスイッチバックなので、ここから800mはバックで走ります。
といっても運転手さんは機関車には移動せずに、いままでの運転台で後ろを見ながら走ります。
ちなみに横の方はガイドさん。ガイドさんの沿線の説明もこの列車の盛り上げに一役かっています。
2つめのスイッチバック。ポイントが雪で凍結しないよう、屋根で覆われています。
スイッチバックが終わると、並行する道と離れて本当の山の中を進みます。
ガイドさんから「絶景ポイントがもう直ぐです」との説明があった直後
きました「奥出雲おろちループ」。ちょっとループの部分が右端で欠けていますが、絶景です。列車も超低速なのでじっくり見られます。
ループを過ぎると、備後落合まで下り。お腹が空いたので出雲三成駅で購入しておいた仁多牛べんとうを食べます。牛肉と味付けが最高です。
備後落合駅で到着。到着が遅れたので5分ほどで、直ちに折り返し
我々の終着の出雲横田駅。車掌さんも運転手さんも手を振ってくれました。
実は昨年の夏に「アンパンマントロッコ号」に乗った際のガッカリ感があり、この列車も期待していなかったのですが、良い方向に見事に覆されました。車窓からの景色だけでなく、JRの方、ガイドさん、地元のショップの皆さん、子供達までの気持ちを感じます。1998年から16年間も運行を続けていることが納得できました。出雲大社など山陰の観光の際には、是非足を運んでください。