knjrの日記

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なぜ、我々はマネジメントの道を歩むのか

なぜ、我々はマネジメントの道を歩むのか 人間の出会いが生み出す「最高のアート」

なぜ、我々はマネジメントの道を歩むのか 人間の出会いが生み出す「最高のアート」

リーダーシップの本質について書かれた本に比べて、マネジメントの本質をついた本は少ないと思う。
本書では、マネジメンの本質は「心のマネジメント」であると言っている。詳しいことは本書をじっくり読んでもらいたいが、幾つか備忘録として

  • 「人間として成長すること」=「心の世界が見えること」。具体的には「相手の気持ちがわかる」「場の空気が読める」「自分が見えている」の3ステップ。三つ目は無意識のため、実は一番見えていない
  • 人間、自分の本当の自信がなければ、謙虚になれない。そして、本当の強さを身につけていないと、感謝ができない
  • 心を強くしたいのであれば、「すべてのころに、心をこめる」ことを毎日続けること
  • 苦労や困難があるからこそ、成長できる、喜びがある、(心が)結びつける
  • 自分が成長しないと、周囲の人の成長を支えることはできない

すべて重い言葉だが、ごもっともなことばかり。これからマネジメントの道に入る中堅社員は、是非一読することをお勧めする。