knjrの日記

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被災ボランティア参加(その2)

自分が参加前に疑問に思っていたことを幾つかQ&A形式でまとめます

●自分にできることはあるのか、不安なのですが?
→できる事はたくさんあります。ただし2〜3日の短期間の作業となると、被災地での清掃・片付け作業等の、どちかと言えば肉体的な作業となる可能性が高いと思いますが、女性でも全く問題はないレベルです。


●必要なものはHPに書いてありますが、全てが必要ですか?
→基本的に自己完結が基本ですがので、身の回りに関係するものは持参するべきです。プレート入り長靴、ヘルメット、泥除け雨具、防護用手袋等については、現地のボランティアセンターでも貸してくれますが、特に週末など人が集中する日には足りなくなる可能性があります。高価なものではないので、できれば購入したほうがよいです。


●どんなものを買えばよいですか?
→現地では、釘の刺さった木材が散乱し、倒壊した家からはアスベストがでている可能性もあります。それを踏まえた上で、きちんと安全対策をされた製品が必要です。具体的には...

  • 靴:鉄板プレート入りの長靴。プレートが入っていない場合は、プレート入りの中敷だけを別途購入でできます。
  • 手袋:産業用保護手袋という耐油性、耐突刺制の手袋がお勧めです。軽作業の場合は暑いので、合成皮手袋を別途持っておくとよいと思います。
  • マスク:有害物質が飛散しているので、防塵用が必須です。幾つかの薬局を回りましたが防塵用は売っていませんので、ネットがワークマンで購入してください。立体型のものが呼吸がしやすくお勧めです。使い捨て用のもので十分です。
  • ゴーグル:300円くらいで作業用ゴーグルで十分です。
  • ヘルメット:1000円ちょっとの普通のタイプで十分です。
  • 服装:泥出し作業などは特に汚れるので、汚してもよい雨具がお勧めです。釘で穴が開く場合も多々あります。

上記の道具ですが、近所にワークマン(もしくは作業用品店)があれば、殆ど全て揃いますのでお勧めです。


●作業の当日の流れは?
作業前日の夜(20:30過ぎ)にミーティングをして、翌日の作業内容や作業分担を決めます。
起床後に朝食、朝MTGして、車に分散して現地に出発。現地では被災者の方や現場リーダの指示に従い作業となります。
作業時間は現場によって異なりますが、私の今回の場合は8:30集合で15:30作業終了が多かったです。
作業場所までの往復はボランティアの方の車に同乗させてもらうことになります。
作業後は現地で解散しセンターに戻るもしくは現地から帰京される方もいます。


●食事は?
RQ市民災害救済センターの場合、朝食と夕食のご飯と汁物は提供していただけます。おかずはその日次第ですが、人数が多い日は提供できない場合もあるので、缶詰やふりかけなどを持参するとよいです。昼食はセンターでおにぎりを提供していただけました。また宿泊地であるセンターから、現地までの道中でコンビニに寄ることも、場所によっては可能です。


●一人で参加するのが不安ですが...
ぱっと見たところ、参加者の半分ほどは一人での参加でした。車で同乗したり、現地で一緒に作業したり、食事を共にすることで、すぐに仲間はできると思います。特にRQのボランティア参加者は、アウトドア経験者が多いので、自分の場合は楽しく過ごせました。