knjrの日記

登山、鉄道、写真、カメラ、旅行、読書記録などの思いつくままに

被災ボランティア参加(その3)

今回のボランティアに参加しての感想です。


首都圏で生活していると、マスコミは原発震災に関する報道が殆どで、東北地方沿岸部の津波被害についての報道はかなり少なくなってきている。
しかしながら現地へ行って見ると、湾岸の町や村は壊滅状態のところが多く、特に高齢者が多い場所では、これから一体どうなるのだろうと考えさせられた。被害についても、場所のちょっとした条件、例えば標高や湾岸の形状により異なっていることが分かりました。また住民の皆さんの復興に対する意欲も場所によって異なるということも聞きました。


現地で聞いたお話では、やっと自衛隊による行方不明者の捜索が終盤を迎えて、電気などのインフラの回復作業も始まり、復興に向けた準備を整えているという、まだまだスタート段階の状況のようである。ボランティアが求められる役割も、今までの緊急物資の配送から、生活復帰のための支援がメインになるととのことである。そうなるとまずは瓦礫の撤去、民家の泥出し・修復など、人手のかかる作業がかなりあることがわかる。


今回参加したRQのボランティア説明会のページでも

被災地の復興には息の長い取り組みが必要です。どんなことが自分にできるのか、それを確認するためにもまずは現地に行ってボランティア活動を体験してみましょう。
とあるように、まずは短期間でもよいので自分の目で確認することが大事だということを実感した。
この日記を読んでいただけた方も、ぜひ短期間でよいので、現地に行って活動して欲しい!!


最後に、現地で一緒にボランティアに参加した皆さんと話していると、まだまだ熱い人たちがいることを実感できた。現地でお世話になった皆様、本当にありがとうございました。


以下、ボランティア拠点から現地に行くまでの光景です。目に焼きついて離れません。