knjrの日記

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鳩山由紀夫前首相主催勉強会「上杉隆氏ら自由報道協会による原発事故取材報告」  2011/08/24

何度も大手マスコミが隠蔽し報道しない情報は、国民が自ら主体的にネットを中心とする媒体から得ていく必要がある。
そんな中、『鳩山由紀夫前首相主催勉強会「上杉隆氏ら自由報道協会による原発事故取材報告」』の模様が公開されている。  


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鳩山元首相や原口議員なども参加している。特に大きなポイントとしては...

  • 原発事故は収束していない。半減期が8日のヨウ素がいまだに検出されるなど、福島のお母さんの間では「フレッシュ放射能」という言葉まで広まっている。8/17の計測データで、1〜3号機あわせて「2億ベクレル/時(福島第一原発の西門モニタリングポストで測定)」で放出されているとのこと
  • 放射性物質の海洋廃棄により、今後日本は、数十兆から数百兆の賠償金を海外に払うことになる可能性が高い(これについては、ブロゴス記事の「脇田 栄一:戦後賠償より重い負担」が分かり易い)。

などなど。2時間あるが中身は濃いので、じっくりと見て欲しい。


おそらく今回の原発事故がネット普及前に発生していたら、過去の原発事故と同様に何事も無かったかのように処理されていただろう。
今はネットという強力兵器や、上杉氏を中心とする自由報道協会ように既存メディアやに対して疑問の声をまとめている勢力もある。
あとはどれだけの国民が、現実を知ろうとするか、そこにかかっていると思う。知った上で政府や既存マスメディア寄りの「放射能は安全です」という立場をとるのは一向に構わないが、真実を知ろうとせずに現実に目を背けた上で、『「政府や大手マスコミが安全だ」と言っているから安全だろう』と思考停止することだけは個人的に許せない。