knjrの日記

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原鉄道模型博物館

以前から気になっていた横浜の原鉄道模型博物館へ。
ちなみに原鉄道模型博物館は、今年7月に95歳で他界された世界的鉄道コレクター原信太郎氏が製作・所蔵した膨大な鉄道模型と鉄道関係コレクションを集めた博物館です。


場所は横浜駅から5分ほど。入館後すぐに目の前に入ってきたのがコレ↓

或る列車」とあるが、Wikiでは「九州鉄道ブリル客車」として登録されている。引用すると...


九州鉄道(初代)がアメリカ合衆国に発注し、1908年に竣工した特別客車である。明治時代末期の日本におけるもっとも豪華な設備を備えた客車であった。
完成時点では九州鉄道がすでに国有化されていたため帝国鉄道庁(のちの鉄道院→鉄道省日本国有鉄道)に引き継がれたが、十分に活用されることなく終わった。
総称する正式な系列名や愛称がなかったことから、発注会社と製造メーカーにちなみ「九州鉄道のブリル客車」「九鉄ブリル客車」などと呼ばれるが、鉄道ファンの間ではそのほかに「或る列車」(あるれっしゃ)という通称でも知られている。
金色と木製の色合い、車両のバランスも素晴らしい。


ネットで少し調べたところ、こんな記事が
「「或る列車」幻の豪華列車が復刻へ JR九州
http://www.huffingtonpost.jp/2014/08/28/the-train_n_5734100.html


JR九州は8月27日、明治時代に製造されたものの一度も走ることなく廃車になった"幻の豪華列車"を復刻させ、2015年夏から運行すると正式に発表した。大分県の別府〜日田と長崎県佐世保〜長崎の2区間を交互に運行する予定だという。

車両デザインは、鉄道模型の制作・収集で世界的に有名だった元コクヨ専務、原信太郎(のぶたろう)さんがつくった「或る列車」と呼ばれる模型をもとに、豪華寝台列車ななつ星」のデザインも手がけた工業デザイナーの水戸岡鋭治氏が設計を手がける。

さすが水戸岡さん、既に目をつけていました。復活が待ち遠しいです。



これが原氏が小学生のときに作成した最初の鉄道模型



原氏のコレクションも海外のものを中心に、これでもかという感じで展示がされています。



コレクションだけでなく、原氏の足跡、特に海外の鉄道施策なども見れます。



コレクションの中から。世界最古のモノレール「ヴッパータール空中鉄道」


展示の最後に大ジオラマです。でかい!

原氏の貴重なコレクションの車両が大ジオラマを走ります。
HOゲージより更に大きいOゲージという規格なので迫力もあります



BIGBOYと呼ばれる実機は45Mもあるという巨大蒸気機関車の模型。原氏の作成だそうです。



短期間で昼→夕方→夜と景色が変わっていきます。


子供向けというより、大人の鉄道ファン向けの施設で、子供と一緒でなくゆっくり見れて満足でした。
確か以前は撮影が禁止と聞いていたので、ザックに入れっぱなしのコンパクトカメラの撮影になってしまいました。次回はきちんと一眼を持っていこうかと思います。