恥ずかしながら、先日の地震によりハイチのひどい貧困の現状を知った。それに関連して、昨日のあるＴＶ番組で、貧困の一つの要因が、ＩＭＦの構造調整プログラムだという話があった。
早速ネットで調べた範囲では、１９９５年にコメ関税を３５％から３％に削減することを強要されたため、補助金まみれの安い米国米がハイチ国内に流入してきた。その結果、国内の米農家が価格で対抗できずに、元々１００％近かった米の自給率が急落し、都市近郊の農業従事者が、今回被害の大きかった都市部の貧困地区に住み着くという循環になっているようだ。以前の日記で紹介したジャマイカの例と全く同じ構造である。
http://ameblo.jp/masegi-shouten/entry-10227180792.html
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/globalisation/agritrade/news/05041201.htm
http://blog.swingby.jp/archives/849998.html
http://www.anti-rothschild.net/material/12.html
