knjrの日記

登山、鉄道、写真、カメラ、旅行、読書記録などの思いつくままに

広島〜岡山〜高松

本日は、広島から自分の両親の実家である高松へ移動日。目的は墓参りや親戚挨拶など。


その途中に...

↑桃太郎で有名な岡山へ

市電も走っていますが、これを見るのが目的ではなく、小学校〜高校と同じ学校であった友人と会うためです。
彼は元々東京で会社員をしていましたが、今は岡山で別の職種でがんばっています。今までと違った世界に飛び込んで3年、話を聞くとイロイロ勉強になります。


2時間ほどランチを共にした後、高松へ移動。
岡山〜高松は瀬戸大橋を使えばJRの快速電車で1時間ほどなのですが、今回は時間もあるので、瀬戸大橋ができる前の懐かしいルートを辿ってみる事に。とはいっても、宇高連絡線はないので、フェリーを使います。
フェリーのルートは↓

大きな地図で見る


岡山から高松行きの快速に乗り、途中の茶屋町駅で、宇野行きの普通電車に乗り換え。乗り換えに時間があったため途中下車しましたが、駅前には寂しい感じでした。



茶屋町駅宇野駅間は相変わらずの単線ですが、田んぼの中の景色は大きく変わっていません。

宇野駅も連絡線の桟橋がなくなり、すっきりしてしまいました。

駅からフェリー乗り場までは歩いて5分ほど。10分ほどの接続でフェリーに乗れました。宇野〜高松間のフェリーは高速道路無料化で一時は廃止が決定していましたが、廃止撤回されています。

それにしても四国と本州を結ぶ”橋”を無料化するのは、あまりにもフェリー業者が可愛そうである。陸地のみを結ぶ高速道路と橋の性格を持つものを纏めてしまうのはいかがなものか....



乗船券(390円。安い!)を購入して、フェリーは出航。綺麗に整備された宇野港をあとに。ちなみに船はトラックを満載していました。トラックの運転手さんもつかの間の休息のようです(船内に無料のお風呂もありました)

出航後に甲板で外を眺めていると、すぐに右手に「テクノスーパーライナー」を発見。
テクノスーパーライナー」を知らない人も多いと思うので、Wikipediaから説明を抜粋↓


テクノスーパーライナー(TSL, techno super liner)は、旧運輸省が中心となって計画し、最新の船舶技術を使用して建造された高速船の総称である。
当初の運航は東京 - 小笠原航路が予定されていたが、現在の「おがさわら丸」に較べ小型のため接岸時に波の影響を受けやすく欠航率が高まることに加え、2005年(平成17年)の原油価格高騰の影響をうけ、軽油を使用するTSLは一度の往復にかかる費用が2,500万円近くとなり、運航費用に4倍近くの差(従来の重油を使用する船舶は一往復600万円程度)ができてしまうことがわかり、支援を予定していた東京都が撤退。それに続き国土交通省も撤退し、運航会社の小笠原海運は、支援が受けられないのならば運航しても半年で会社が倒産するということで、TSLの受け取りを拒否した。「SUPER LINER OGASAWARA」は運航されないまま廃船になる可能性もあり、2009年(平成21年)4月現在、建造所である三井造船玉野事業所に繋留されたままである。
悲運な船であるが、何とか生きる道はないのか模索してもらいたいものである




その後はJRと高速道路の2段橋である瀬戸大橋を眺めながら四国へ近づきます。



このあたりの瀬戸内海は小さな島が点在していて良い雰囲気です。写真は桃太郎の鬼退治伝説で有名な女木島



1時間ほどで高松の町が見えてきました。



高松港で下船。船はこんな感じ↑。当時の連絡船よりは小型です。



高松からはコトデンで親の実家へ移動で、本日は終了