knjrの日記

登山、鉄道、写真、カメラ、旅行、読書記録などの思いつくままに

大井川鉄道と寸又峡温泉(2日目)

初日は観光地巡りをせず温泉に浸かっただけでだったので、2日目に温泉周辺の観光へ。
朝一で寸又峡の一番の観光地である「夢の吊り橋」へ
http://sumatakyo-spa.com/illust-map/index.html
の地図にある、寸又峡プロムナードコース(90分)へ出発

飛龍橋から「夢の吊り橋」を見下ろす↑。展望台から夢の吊り橋までは急な階段が続く。
子供をベビーカーで乗せて来たので、持ち運びが大変。


吊り橋ではベビーカーを折りたたみ、妻が子供を抱っこ。妻は「高いところは大丈夫なので」と言い、軽〜い足取りで歩いていくが...

自分はこの手のものが苦手なので、ベビーカーを片手に橋の真ん中でこの↓を写真を撮るのがやっと。

子供は途中から妻に「下ろせ、自分で歩く」と言い出したらしく、最後の10mほどは自分で歩いていました。ビックリ



寸又峡温泉に戻り、バスの発車まで、「SHOP&CAFE 晴耕雨読」でドリンク&ケーキで一服。とてもお洒落な落ち着きのある場所でお勧めです。写真は入口にあるウサギの置物(子供がくいついてました)


寸又峡温泉から接阻峡温泉までは時間短縮のため、直通バスを利用。奥泉駅から接阻峡温泉までは我々の貸切状態になりましたが、運転手さんが沿線のお話をしてくれるなど、楽しく過ごせました。

接阻峡温泉で昼食の後、奥大井湖上駅まで歩くことに。アドベンチャーウォークの中の「レインボー&吊橋コース 2.9Km(90分)」にチャレンジ
http://www.ikawasen.jp/ensen/11sesso/kosu.htm


接阻峡温泉にある大小合わせて8つの吊り橋を渡った後、国道を経て奥大井湖上駅へ向かいます。


奥大井湖上駅は有名な駅です。以下、川根本町の紹介ページから引用


フジテレビ系列で4月30日に放送された「ザ・ベストハウス123」の「日本の不思議な駅ベスト3」で、川根本町内にあります「奥大井湖上駅」が第1位に選ばれました。これに伴い、お問い合わせをいただきましたので、奥大井湖上駅についてご紹介します。


奥大井湖上駅は、千頭から井川を結ぶトロッコ列車で知られる、南アルプスあぷとライン大井川鐵道井川線)の駅です。
千頭駅から9駅目で、千頭駅から列車で約1時間。井川駅からは4駅目で列車で約40分です。

長島ダムによって誕生した接岨湖(せっそこ)中間付近の突き出た山にあり、湖に浮かぶ島にあるように見える名物駅で、「中部の駅100選」にも選ばれています。


写真の真ん中にあるのが駅になります。レインボー&吊橋コースでは、写真左端から中心の駅まで渡る事になります。


子供も歩いて渡りました。


奥大井湖上駅井川線南アルプスあぷとライン)に乗車。この井川線は元々水力発電所の建設資材運搬用のトロッコだったので車両も小型、山間をのんびり走ります。


長島ダム駅から、アプトいちしろ駅区間はでは、90‰(パーミル=1000m進むと90mの標高差)という急勾配のため、日本唯一のアプト式(※)というレールとは別の、歯をかみ合わせたラックレールを用いた方式を採用している。急勾配が↓の写真でもお分かりでしょうか?

長島ダム駅で、車両前方に大型の機関車2両を連結。



アプト式機関車は通常は1台とのことですが、今回は運用の都合上2台となったとのこと。

アプトいちしろ駅アプト式機関車を切り離しシーン。写真では通常のレールに挟まれたラックレールがよくわかります。



千頭駅からは、SLの帰りの便に間に合わなかったので、元南海のズームカーに乗車。


結局、千頭駅には18時頃に到着。子供が疲れてぐずったので、島田駅前のビジネスホテルで宿泊。翌日AMに帰宅しました。


感想:今回の大井川鉄道周辺の旅行ですが、数十年前からSLと共に観光産業を育てているだけあり、大井川鉄道・バスの乗務員さん、周辺の飲食店や観光業の皆さん、とても感じのよい対応していただき、非常に気持ちがよく過ごせた2日間でした。今後計画される方がいましたら、SLを乗るだけでなく、温泉をはじめとする観光地にも足を運ぶ事をお勧めします。


※:アプト式やその経緯については、大井川鉄道の公式HPで
http://www.oigawa-railway.co.jp/abt_system.html
参考までに、アプト式ではない通常の鉄道では、箱根登山鉄道に80‰があるらしい