- 作者: 植草一秀,斎藤貴男
- 出版社/メーカー: 同時代社
- 発売日: 2012/09/25
- メディア: 単行本
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①現状(消費税5%)
②消費税が5%から10%にアップした後の状態。多くの人こう捉えている(=増税分の値上げができる=消費者に転嫁できる)
③しかしライバルとの競争上、あるいは元請と下請の力関係上、増税分の値上げが現実には許されない。値上げせずに、増税分を被れば利益が出ないので潰れる
④現実には企業が生き残るために、より弱い立場の者に負担を押し付ける(仕入れ業者への支払いを下げる、従業員の人件費を下げる)ことで生き延びるしかない
結局は逆進制と同様、立場の弱い人にしわ寄せがいくということだ。特にデフレ期に消費増税をやれば、デフレを促進させるだけである。選挙前の今の時期、良く考えたい