自民党が大勝した。選挙前の日記にも書いたが、自民党の主要政策(原発推進、消費税増税、TPP参加)には全く賛成しないが、このデフレ脱却政策は個別政策として個人的に支持する。理由は脱デフレは景気対策だけでなく、財政問題や社会保証問題を一気に解決できる可能性があるためである。早速、自民党の中でマクロ経済を一番正しく理解している麻生元首相が財務・金融大臣が任命された。
これから麻生財務・金融相がやろうとしていることは、本日記で再三紹介している三橋貴明氏の主張そのままである。
- 脱デフレには、金融緩和と財政出動をセットで実施することが必要
- 両施策をしても日本は財政破綻はしない。国債は暴落しない。ハイパーインフレにもならない。ギリシャのようにもならない
- 国家財政と家計を一緒に考えてはいけない
- 第1次大戦後(昭和初期)の世界恐慌時のデフレ期から一番最初に立ち直った高橋是清のリフレ政策と同じように、今回も世界不況の中で最初にデフレ不況から脱却する可能性がある。
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興味の有る人は、三橋氏の著書を是非読んで欲しい(※1)。
三橋氏と麻生財務・金融相の二人については、今年6月の対談の様子が公開されている。この対談を見ると、麻生財務・金融相は民主党の前任者とは違い、マクロ経済をきちんと理解している事が分かります。
三橋氏も予想しているように、今まで自民支持をしていたマスメディアによる安倍、麻生潰しが始まっています(※2)。それらに騙されないように、皆さんも是非理論武装を!
※1
- コレキヨの恋文
- 日本は「国債破綻」しない!
- 世界でいちばん!日本経済の実力
- 日本の大復活はここから始まる!
- 「震災大不況」にダマされるな! 危機を煽る「経済のウソ」が日本を潰す
- 経済ニュースが10倍よくわかる 日本経済のカラクリ
- いつまでも経済がわからない日本人 「借金大国」というウソに騙されるな
※2