knjrの日記

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サイバーテロ 漂流少女

サイバーテロ 漂流少女

サイバーテロ 漂流少女

サイバーテロを題材にしたフィクション。著者の一田和樹氏の略歴を見ると、サイバーセキュリティ情報サービスの立ち上げをするなど、セキュリティ業界に精通しているだけあり、最近のセキュリティ業界動向を踏まえた、かなりリアルな内容である。NISCやラック社など、実在の名前も出てくるところも現実感がある。


ここでは以下のアマゾンの紹介文だけに引用するが、セキュリティ業界の人もそうでない人も、最近話題のサイバーテロのイメージをするには、読み易くてお勧めの書だと思う。


SNSに巧妙に仕掛けられた罠が、日本という「システム」をダウンさせる。
「平坦主義」によるサイバーテロは数人の子どもたちが主導していた……。サイバーセキュリティのプロが描く「起こりうる事態」に戦慄する!


「彼らは核兵器に匹敵する武器を手にしたんです!」。金融取引停止、大規模停電、交通マヒ…二十四時間以内に日本の“システム”が止まる。これは“子どもたち”による復讐なのか!サイバーセキュリティのプロが描く“今そこにある脅威”。