久しぶりに子供と二人でお出かけ。行き先は青梅鉄道公園。自分も小学生低学年以来、三十数年ぶり。
青梅駅から徒歩20分ほど。坂を上っていくと、丘の上に鉄道公園が現れます。
入場料は大人100円。入口から入ってすぐにD51が現れます。
この公園には8両の蒸気機関車があります。一部の機関車は運転台に登れます。
蒸気機関車以外にも、私が小学生の頃まで普通に南武線に走っていたED16や
0系の初代新幹線もあります。
新幹線の運転台にも入れます。
鉄道模型は2時間に一度動いているようです。うちの子供はドクターイエローが来るのをずっと待っていましたが、結局現れず、残念(模型の下にドクターイエローの写真が貼ってあったので、来ると思い込んでいたよう)。
実はこの公園には「弁慶号」という立派なミニSLがあるのですが「本日の運転は中止」との看板が...。帰り際に係員の方に聞いてみたところ「部品が壊れてしまい代替部品もなく、暫く動いていない。今のままでは復活は難しいのでは」と。
その代わりと言ってなんですが、園内には遊園地にあるようなミニ新幹線やきかんしゃトーマスの遊具がわんさか設置してあります。でも親としては、せっかく子供達が本物を見に来たのだから、本物に近い形のミニSLを見せてあげたいところです。
つい最近まで無料の公園ということでやってきたので、ある程度は仕方が無いとは思うのですが、同じ”公益財団法人東日本鉄道文化財団”が所有している大宮の鉄道博物館と力の入れ具合が違うのには違和感を感じます。
JRも本物のSL(C61 20号機)を復活させる技術や労力があるのであれば、ミニSLをさっと直すような支援はできないのでしょうか??
いずれにせよ折角の鉄道遺産をフルに活用できていない、何だか残念でもったいない感じのする公園でした。