- 作者: 野口悠紀雄
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2009/01/01
- メディア: 単行本
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個人的な感想としては
- 個人投資家レベルでは、本書で説明している金融工学のレベルまでは知る必要もない。ランダウォーク理論、ポートフォリオ理論くらいを知っておけばよいのでは(→それだったら、他に良書はいろいろある)
- 金融工学が金儲けのために役立つ事は述べているが、社会に対してどんな貢献をする学問なのかが分からない
- いま世間で言われているような、心理学的なアプローチについて、ほとんど言及していない点が気になる(→本書が「ファイナンス理論からのアプローチ」とうっているので仕方ないかな)
図書館のシステムで見ると、かなりの待ち行列のようで、人気の書のようだが、一般投資家にはあまりお勧めするような本ではない。