- 作者: 丹羽宇一郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2009/02
- メディア: 単行本
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- いかなる経済学も危機の原因を説明できる理論を持っていない。なぜなら「人間は合理的な判断が出来ない」というところが大きな原因だから
- 今のままだと、また資本主義は暴走する。それを止めるには、各自が倫理観を持ち続けることが重要
- 日本の借金付け体制から脱却する必要がある。そのためには官僚体質や中央集権体質から脱却し、地方分権をしろ
- ソーシャルキャピタル※を見直せ(社会と組織の絆を大切にしろ)
- 特に農業、健康、環境などの分野で技術を上手く使え
- リーダーには『知恵:たくさんある知識を機能的に組み立てていく力』が必要である
全体的に突拍子なことを言っていないので、言っている事のほとんどは納得はできる。
※ソーシャルキャピタルとは。Wikipediaより抜粋
人々の協調行動が活発化することにより社会の効率性を高めることができるという考え方のもとで、社会の信頼関係、規範、ネットワークといった社会組織の重要性を説く概念である。