knjrの日記

登山、鉄道、写真、カメラ、旅行、読書記録などの思いつくままに

急行「能登」の廃止に思う


昨日のJRダイヤ改正により急行能登が廃止された。自分は、小学生の低学年の頃はかなりの鉄道好きで、能登に使用されているボンネット車両は当時の特急型車両の花形であっただけに、廃止は残念である


自分は北陸地方にはあまり用はないのだが、立山方面にスキーに向かうときい2度ほど利用した事がある。乗車券と急行券だけで利用できるし、バスよりも社内が広いし、バスでは禁止されているスキーの持ち込みも出来たので、自分としては便利ではあった。
ただ競合する夜行バスと比較した場合、富山行きのバスは3列シート、座席も深いリクライニングで毛布付きで、ぐっする休めるのに対して、能登は夜間の電気は消さない、椅子も当時のままの中途半端なリクライニングシートで、車両が古いために結構うるさい。
バス業界がいろいろ努力しているのに対して、能登についてはJRは何も考えていないとの印象を自分は持ってしまう。新幹線のように大きな収益を上げられないことは分かるが、せめて椅子を取っ払って、お座敷ゴロントシートみたいなことでもすれば、フルフラットの夜行で安く北陸地方まで行けると言う事で、客の減少を止められなかったのか。


写真は2005年5月の山スキーに撮影