knjrの日記

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放射線の影響巡り参考人質疑 (児玉龍彦 東京大学先端科学技術研究センター教授)

マスコミからの報道は殆どありませんが、放射線の影響に関して国会で参考人質疑が行われているようである。以下、唯一、検索で唯一引っかかった、NHKニュースのサイトから引用。


放射線の影響巡り参考人質疑>
衆議院厚生労働委員会は、東京電力福島第一原発の事故を受けて、放射線の健康への影響について専門家から参考人質疑を行い、この中では、周辺住民に放射線に対する理解を深めてもらうことが重要だという意見や、放射線の影響を受けやすい子どもの安全を守るよう求める要望などが出されました。


参考人質疑には、放射線や食品安全、それに原子力などの専門家ら6人が出席しました。この中で、放射線医学総合研究所理事の明石真言氏は「福島第一原発の事故によって周辺住民の健康への影響は非常に大きい。放射線について何が危なくて何が危なくないのかということを住民に分かりやすく理解してもらうことが重要で、住民が判断できる材料を早く提供すべきだ」と述べました。日本学術会議副会長の唐木英明氏は、肉牛から国の暫定基準値を超える放射性セシウムが相次いで検出された問題に関連し、「基準値は安全と危険の境目よりもずっと厳しく決められており、安全と危険の境目ではない。基準値を超えたものがすぐに危険だという理解が広まっていることが大きな混乱の原因になっている」と述べました。一方、東京大学先端科学技術研究センター教授の児玉龍彦氏は「放射線による障害を考えるときは放射線の総量を見るが、政府や東京電力からは今回の福島第一原発から出た放射線の総量がどれくらいであるかはっきりした報告がない。放射線は幼い子どもにとって非常に危険で、政府は子どもを守るために全力を尽くしてほしい」と述べました。

http://www.shugiintv.go.jp/jp/video_lib3.php?deli_id=41163&media_type=wb%A1%A1
で全ての様子を見れるが、特にその中から、児玉龍彦(参考人 東京大学先端科学技術研究センター教授 東京大学アイソトープ総合センター長) の主張を是非!

主張の最後の「4つ緊急提案」を↓(http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-626.htmlから引用)


第1に
国策として、食品、土壌、水を、日本が持っている最新鋭のイメージングなどを用いた機器を用いて
もう、半導体のイメージかは簡単です
イメージ化にして流れ作業にしてシャットしていってやるということの最新鋭の危機を投入して
抜本的に改善して下さい
これは今の日本の科学技術力で全く可能です


2番目
緊急に子どもの被ばくを減少させるために新しい法律を制定して下さい
私のやっている、現在やっているのはすべて法律違反です
現在の障害防止法では各施設で扱える放射線量、核種等は決められています
東大の27のいろんなセンターを動員して現在南相馬の支援を行っていますが
多くの施設はセシウムの使用権限など得ておりません
車で運搬するのも違反です
しかしながら、お母さんや先生方に高線量の物を渡してくる訳にもいきませんから
今の東大の除染ではすべてのものをドラム缶に詰めて東京に持って帰ってきております
受け入れも法律違反
全て法律違反です


このような状態を放置しているのは国会の責任であります
全国には
例えば国立大学のアイソトープセンターは
ゲルマニウムをはじめ最新鋭の機種を持っているところは沢山あります
そういうところが手足を縛られたままでどうやって
国民の総力を挙げて子どもが守れるのでしょうか
これは国会の完全なる怠慢であります


第3番目
国策として土壌汚染を除染する技術を民間の力を結集して下さい
これは、たとえば
東レだとかクリタだとかさまざまな化学メーカー
千代田テクノとかアトックスというような放射線除去メーカー
それから竹中工務店とか様々なところは、放射線の除染などに対してさまざまなノウハウを持っています
こういうものを結集して現地に直ちに除染研究センターを作って


実際に何10兆円という金額がかかるのを
いまだと利権がらみの公共事業になりかねない危惧を私はすごく持っております


国の財政事情を考えたらそんな余裕は一瞬もありません
どうやって除染を本当にやるか
7万人の人が自宅を離れてさまよっている時に 国会は一体何をやっているのですか