knjrの日記

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「仕事は楽しいかね」シリーズ

「仕事は楽しいかね」シリーズの3冊を約1ヶ月かけて読んだ。全てマックスおじさんが語る形式になっており、非常に読みやすい。表紙の絵も良い感じだ。

仕事は楽しいかね?

仕事は楽しいかね?

空港で足止めをくらった『私』が、たまたま出会ったマックス老人から自己変革のアドバイスをもらう。

  • 新しいことをしたかったら、分母を増やしななさい=チャレンジしなさい
  • チャンレンジしたからといって、全てが成功するわけではない。成功の確率が上がるだけだよ
  • 失敗したとしても、それが次の成功へつながる
  • 成功はいつ転がり込むかわからない。そのため、常に受け入れれるように考えなさい
  • 新しいアイディアというのは、新しい場所に置かれた古いアイディアである



仕事は楽しいかね? 2

仕事は楽しいかね? 2

前編の『仕事は楽しいかね』のヒントをもらった『私』が中間管理職になったため、再びマックス老人にアドバイスをもらう。
優れた上司とは

  • 部下を管理するのではなく、部下が「そこで働きたい」と思う環境をつくる
  • 規則をきめるのではなく、規準をつくる
  • 答えを教えるのではなく、質問をなげかける
  • 部下を次のステップへ押し上げる
  • 必要であれば、権限を手放す

優れた部下については、いろいろ書かれているが、結局は「上司の仕事をすること」に集約されている。
優れた部下の集め方についても、ネットワークを持ち、ヘッドハンティングしろとのことである。ここはかなり米国的。
最後に追加で「仕事は楽しくなければ駄目だ」「人の能力向上は、強みに焦点をあてろ」とのこと。ここはかなり共感。


決定版 仕事は楽しいかね? ?会社の宝になる方法

決定版 仕事は楽しいかね? ?会社の宝になる方法

マックスの甥とそのフィアンセが、成功する人になるためのにマックス老人にアドバイスをもらう。

  • 完璧な人になる必要はない。特別な人になれ。
  • 人と同じことをするな。同じ考えの人間は会社に二人は必要ない
  • 指示や解決策を出す代わりに問いかけろ。目標をイメージさせろ
  • 無知は知識よりずっと人に自信を与えてしまう。自分を知れ、学べ。

その他にも成功した人の話がいろいろ書いてあるが、1,2の内容の重複も多い。1,2で伝えられなかったことを本書に含めているようで、3冊の中で一番まとまりがないように感じた。