- 作者: 芳沢光雄
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/04/19
- メディア: 新書
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- 「やり方」を覚えるのではなく、「やり方」の理由と背景を考えろ。
- 世の中が処理能力を上げることばかりにを求めている。問題を解く、課題を解決するということは、まず取り組むことであり処理することとは違う。更に「解決すること」以上に「課題を探すこと」が重要である。
- 人間は難題を解決する際に、要因を1つにしたがる傾向がある。要因を3つに広げれば、情報のほぼ80%は捉えられる。
- 目標への直接的な道筋が見えなくても、「目標へ達するための目印」が分かる場合が多い。これを有効に活用せよ。
- ある空間でも発見は、別の空間でも「同型」として波及して、新しい発見を生む。同型の発想を持て。
- 説明文を書くのが苦手でも、たくさん書けば必ず洗練される。
などなど、考えるヒントが盛りだくさんであった。
それらとは別に面白かったのが「OERA値」である。一試合に同じ打者がずっと打席に入った場合に、何点入るかという打者の評価指標。マイナーな数値であるが、発想が面白い。2004年と少々古いものであるが、こんなデータもありました。