knjrの日記

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「うそつき病」がはびこるアメリカ

「うそつき病」がはびこるアメリカ

「うそつき病」がはびこるアメリカ

弁護士、医師、公認会計士、政治家、スポーツ選手から一般庶民まで、更には教育の現場にまで、ま〜これだけひどい『うそつき社会』になっているとは、米国は世も末である。
本書でも、うそつき社会の原因が幾つか述べられているが、それらに共通するのは、トップと一般の所得の格差があまりにも開きすぎること、平均的なレベルの所得レベルが生活に余裕がない程度まで下がってしまっていること、ずるをしてもそれを検出する仕組みが薄いこと、ずるへのペナルティが大きくないことなどが上げられる。


要は多くの米国民は『嘘をついても見つからないだろうし、それよりは得られる見返りが非常に大きい』と思っているため、そのような社会になっているようだ。
日本でも自民党政権の時には、急速に米国型の社会に向かいつつあったが、政権が変わって本書のような米国の現実を反面教師として政策を進めて行って欲しい!