knjrの日記

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カメラと写真の総合展示会「CP+」シーピープラス

本日は天気が悪く山にも行けないので、横浜にて無料入場できる「CP+」というカメライベントがあるということで見てきました。
場所はパシフィコ横浜です。桜木町から歩くと結構距離がありますが、途中が巨大ショッピングモールになっていてビックリ。

入口で登録をすませて入場してみると、かなりのスペースをとった展示会でまたビックリ。日本のほとんどのカメラや周辺機器メーカーが参加しているようです。
早速、DNPフォトルシオブースが無料プリントサービス(5枚まで)をしていたので、SDカードに入っていた子供の写真をプリント。
その足でニコンブースへ。ちょうどレイルマン中井さんのイベントをやっていました。

鉄道写真とその技術や撮影アイディアもさることながら、トークがとても面白い。


その後、各社のブースを見て回りますが、カメラやレンズはカメラ量販店で試写ができるので、あまり面白みはがない。その中でも幾つか面白かったのは。。。

  • フジフィルムの3Dカメラ。本製品は2代目だそうで、初代より格段に3D度の出来が良くなっていました
  • ソニー「スウィングパノラマ」機能。量販店ではプリントしたものを見た事がなかったので出来栄えにビックリ。自分はアナログ時代から張り合わせたり、デジカメになってからもPixMakerを使ったりして苦労していたので、それがこんなに簡単にできるとは。
  • CASIOのGPSカメラ。EXIFデータにGPSデータを入れるだけでなく、カメラ内に地図データを持っており液晶表示が可能。地図は今のところは等高線まで入るような詳細ではないとのこと。(GPSの精度にもよるが、)オプションででも等高線が入る地図があれば、GARMINのGPSの代わりとなる日も遠くはないかも(そうなって欲しい)。
  • bianchiGOOLAなど、女性向けのおしゃれなカメラバックが目立ちました。確かに本日も女性の方も多かったです。

さて、こんな感じでブースをさっと一回りしたあと、再びニコンブースで柿本完二さんによるマイクロレンズを使った花撮影講座が

大きくポイントは3点。「ホワイトバランスをオートにしないこと」「露出も撮影して自分の目と感覚で調整すること(ブランケットはなるべく使わない)」「被写体深度は2段階くらいづつ変えて、いろいろ撮ってみること」とのこと。非常に分かり易くて為になりました。


最後に、な、な、なんと「深夜特急」の沢木耕太郎トークが。何も調べずにここに来た事もあり、これは本当に予想外。頑張って席も確保しました。

お歳は僕よりかなり上のはずですが、見た目が若くてビックリ!

トークのほうは、戦場写真家の走りであるロバート・キャパの代表作「崩れ落ちる兵士」の真贋論争について。調査結果は3月の文芸春秋に発表されるとのこと。写真のテクニックの話ではなかったのですが、作家の視点での写真という観点で、なかなか面白かったです。


てな感じで初参加でしたが、「製品よりもトークショーが面白い」を楽しめた1日でした。