knjrの日記

登山、鉄道、写真、カメラ、旅行、読書記録などの思いつくままに

原発大崩壊!

↑を読んでみた。いろいろと書かれているが、自分もきちんと頭の中を整理できていなかった事を1点だけ。


福島の事故では、制御棒の挿入によって核分裂(臨界)は停止できたが、核崩壊の熱による燃料棒の破壊・融解による水素と水蒸気の発生によって爆発が発生し放射性物質が流れ出した。高温の燃料棒が酸化して、水素を発生させる可能性を専門家が見落としていた、もしくは認識が甘かったということ(吉井議員らによる指摘を軽視していた)。


ちなみにチェルノブイリの事故では核分裂(臨界)を制御することができなくなり爆発を起こしている。ここが大きな違いではある。


核分裂と核崩壊については、
http://physico.tea-nifty.com/chu/2011/04/20-4b6c.html
がわかりやすい。