府中市の郷土の森博物館に「特別展「京王電車がとおったころ〜府中駅誕生100年記念〜」が開催されている。
子どもが”妖怪ウォッチ”のプラネタリウムを見たいといってたので、ついでに見てきました。
展示スペースは広くないが、大人用の解説に子供用の解説が併記されてわかりやすい。
玉南鉄道??? 府中駅まで京王電気軌道が開通後、府中駅から八王子駅まで結んでいましたが、すぐに京王電気軌道に吸収されました。吸収までの4年間は府中駅の駅舎が2つあったそうです。
1985年の走行電車から映像です。府中駅が高架工事中でした↓
このあとプラネタリウムで1時間ほど。プラネタリウムの出口で、特別展の関連企画「玉南鉄道の府中駅をペーパークラフトでつくろう」」をやっていたので参加してきた。
折り曲げて、ボンドで組み立てていきます。厚紙にはカッターで切り目を入れてくれているので、子どもでもきれいに折り曲げることができます。
作りながら学芸員さんとお話しができました。この駅舎の写真は現存していないが、京王電鉄に駅舎の図面が残っており、これはその図面をもとにしたそうです。また玉南電鉄の府中駅は府中駅前のケヤキ並木の西側に位置しており、ケヤキ並木の東側にあった京王電軌の府中駅と離れていた(ネットに幾つかそのような情報がありました)というのは間違いだそうです。玉南電鉄の府中駅の敷地は京王電軌から借りていたそうですが、その書面に記載された住所はケヤキ並木の東側、つまり京王電軌の府中駅と接していたそうです(ペーパークラフトにも京王との接続用の改札口が描かれています)