knjrの日記

登山、鉄道、写真、カメラ、旅行、読書記録などの思いつくままに

【ルート崩壊注意】荒川前岳付近 2023年7月現在

私の使っているyamapやヤマレコにも書込みをしましたが、南アルプスの荒川前岳から高山裏避難小屋へ下り始めのルートが崩壊しています。完全に崩落している(=ルートがない)場所、崩落直前の場所もあります。

写真のオレンジで囲んだ部分。無理に地図ルートとおりに歩くのではなく、ハイマツに若干あるトレースや自分で安全な谷寄りのルートを考えて歩く必要があります。yamapの地図情報にも書込みが数件あります↓

yamap.com

崩落個所沿いのハイマツの中を進みます。トレースは明瞭ではないです。

 

自分の場合、崩落個所に近づきたくなかったので、数十メートル下降してから適当にコースを見つけて歩きました。


また小屋の管理人さんの話によると、ここで3時間迷った人もいるようで、いま環境省(国立公園内なので)と新ルートの調整中だそうです。いずれにせよ新ルートがすぐに整備されるとは思えませんので、不安な方はこのルートは避けたほうがよいと思います。

 

静岡県静岡市東海フォレストさんのサイトにはそれらしき情報はありませんでしたが、そもそも破線ルートなので仕方ないのでしょうかね・・・

www.pref.shizuoka.jp

www.city.shizuoka.lg.jp

www.t-forest.com

世界史を変えたスパイたち

池上彰さんの著書はかなり読んでいるほうであるが、その中で最近一番面白かったのがこの本。タイトルのとおり、アメリカ、ロシア(ソ連)、イスラエル・・・など各国の諜報機関の動きを歴史的に、池上さんが参考にした100弱の参考文献をもとに、池上さん流にポイントをまとめてくれている書。第二次大戦前後のスパイの例から、最近のサイバー空間での攻防まで。

自分が特に気になったのは米国CIAの世界各国への介入。正直、自分が学生時代には全く分からなかったが、裏ではこんなことが行われていたとは・・・

本書で明らかにされているCIAの介入事例はイラン、グァテマラ、コンゴ、ブラジル、キューバインドネシア、チリ、ベトナムイラクなどなど。

↓はChatGPTにそれらの介入事例を聞いてみた結果です(本書からの要約ではないので注意)。

  • 1953年 イラン モサデク クーデター
    • イランの1953年のモサデククーデターは、アメリカ中央情報局(CIA)とイギリスの秘密情報部(MI6)によって計画・実行されたイランの首相モハンマド・モサデクに対する政変です。このクーデターは、イランでの石油産業の国有化を進めていたモサデク政権を転覆させ、イランの君主制を回復させることを目的としていました。

      背景として、1951年にモサデクはイランでの石油産業の国有化を宣言し、イギリスの石油会社であるイギリス・アングロ・イラン石油会社(AIOC)を国営化しました。これにより、イランは石油利益の独自管理を目指しましたが、イギリスはこれに反発し、石油供給を停止するなどの経済制裁を課しました。

      イギリスの経済制裁はイランの経済に大きな打撃を与え、またイランの石油産業は技術や経営面での困難に直面しました。このような状況を受けて、イギリスとアメリカはモサデク政権を転覆させる計画を立てました。

      CIAとMI6は、モサデク政権に対抗するため、イランの保守派やモスクなどの宗教指導者と連携し、反モサデク勢力を組織しました。彼らは軍部や秘密警察などの支援を受けて、クーデターを実行しました。

      1953年8月19日、クーデターは発動され、モサデクは逮捕されました。同時に、イランの君主であるモハンマド・レザ・パフラヴィーが復権し、絶対君主制を確立しました。パフラヴィー王はイランにおいてアメリカとの関係を重視し、西側諸国との経済的な結びつきを強めました。

      このクーデターにより、イランの民主主義政権は打倒され、以後の数十年間、イランは君主制の下で統治されることとなりました。また、このクーデターはイラン国内での反米感情を高め、イラン革命の遠因となりました。1979年にはイラン革命が勃発し、パフラヴィー王朝は倒され、イラン・イスラム共和国が樹立されました。

  • 1954年 グアテマラ PBセクサス計画
    • アメリカのPBセクサス計画は、1954年にアメリカ中央情報局(CIA)によって実行された、グアテマラの政権転覆計画です。この計画はグアテマラの民主的に選出された大統領であるヤシン・アルベンス・グスマンを打倒し、アメリカにとってより好意的な政権を樹立することを目的としていました。

      背景として、アルベンス政権はグアテマラの土地改革を進め、アメリカのフルーツ会社であるユナイテッド・フルーツ・カンパニーの土地を接収しました。これに対し、アメリカの政府と企業は利益の損失を恐れ、アルベンス政権に対する敵意を持つようになりました。

      CIAは、反政府勢力や軍部などと協力し、グアテマラにおけるアルベンス政権に対する軍事クーデターを支援しました。1954年6月18日、クーデターが発動され、アルベンス政権は崩壊しました。その後、アメリカによってグアテマラ政府に有利な政権が樹立されました。

      この計画によって、アメリカはグアテマラでの反米的な政権を転覆させ、自国の利益を保護しようとしました。しかし、この介入はグアテマラ国内での政治的混乱を招き、長期にわたる内戦や人権侵害の原因の一つとなりました。この出来事は、アメリカのラテンアメリカにおける介入主義政策の一例として言及されることがあります。

  • 1960年代 コンゴ  ルムンバ大統領殺害
    • コンゴにおけるCIAの介入事例として、1960年代のパトリス・ルムンバ大統領への関与が挙げられます。当時のコンゴはベルギーからの独立を果たし、ルムンバ大統領が就任しました。しかし、その後の政情不安や内戦により、CIAはルムンバ政権に対して干渉を行いました。

      CIAはコンゴの対立勢力や反政府グループと連携し、ルムンバ政権の転覆を試みました。彼らは軍事訓練や武器供与を行い、反政府勢力を支援しました。また、CIAはルムンバ大統領を政治的に孤立させるための陰謀を巡らせ、彼のイメージを傷つけるための情報操作も行いました。

      結果として、ルムンバ大統領は1961年に失脚し、1961年から1965年までの間、コンゴは政治的な混乱と内戦に見舞われました。この介入によって、CIAはコンゴの政治情勢に大きな影響を与え、その後の歴史にも重大な影響を及ぼしました。

      CIAの介入は、アメリカの利益や冷戦時代の政治的な考慮に基づいて行われたとされています。しかし、この介入はコンゴ国内の不安定化や人権侵害を助長し、国民に多大な被害をもたらしたと批判されています。

  • 1964年 ブラジル 軍事政権の樹立
    • このクーデターはブラジルの民主的に選出された大統領であるジョアン・グーラルト政権を転覆させ、軍事政権を樹立することを目的としていました。

      背景として、グーラルト政権は左派的な政策を推進し、社会改革や土地改革、石油国有化などの政策を進めました。これに対し、ブラジルの保守派や軍部、ビジネスエリートなどは反発し、政権転覆を図りました。

      CIAは、ブラジルの反政府勢力や軍部と連携し、クーデターを支援しました。彼らは情報収集や訓練、資金援助などを提供し、グーラルト政権を孤立させるための活動を行いました。また、CIAはブラジル国内のメディアや経済界に対しても影響力を行使し、反政府の雰囲気を高めました。

      1964年3月31日、クーデターが発動され、グーラルト政権は打倒されました。その後、ブラジルは軍事政権下での長期間の独裁体制が続きました。このクーデターはCIAによる積極的な介入によって支援されたとされており、ブラジルの政治情勢に大きな影響を与えました。

      CIAの介入は、アメリカの冷戦政策や共産主義への対抗を背景に行われたとされています。しかし、このクーデターはブラジル国内での政治的な抑圧や人権侵害を引き起こし、長期間にわたる暗黒時代をもたらしました。

  • 1961年 キューバ ビックス湾事件
    • ビックス湾事件は、1961年に発生したキューバの反乱軍によるアメリカ合衆国の支援を意図した陸上侵攻作戦であり、CIAはこの事件に関与していました。

      CIAは当時、キューバフィデル・カストロ政権に対して敵対的な立場をとっており、キューバの反カストロ勢力を支援していました。ビックス湾事件では、CIAはキューバ人亡命者や反カストロ勢力を訓練し、彼らをキューバに送り込んでカストロ政権を転覆させる作戦を立案・実行しました。

      1961年4月17日、反カストロ勢力がキューバのビックス湾に上陸しましたが、作戦は失敗し、反乱軍はキューバ政府軍によって鎮圧されました。CIAの支援にもかかわらず、作戦は事前にキューバ政府に露見しており、予想以上に強力な反撃に遭いました。

      この作戦の失敗はCIAにとって大きな挫折となり、キューバアメリカの関係をさらに悪化させました。ビックス湾事件はキューバの歴史における重要な出来事であり、冷戦時代のアメリカのキューバ政策の一環として注目されています。

  • 1965年 インドネシア スカルノ大統領に対する関与
    • CIAは1965年のインドネシアでの政変において、スカルノ大統領に対する関与が指摘されています。この事件はインドネシアの政治的混乱や大量虐殺を引き起こしました。

      背景として、スカルノ大統領は非同盟運動を推進し、インドネシアアメリカや西側諸国から独立した立場に置くことを目指していました。しかし、CIAはスカルノ政権を共産主義との関係を持つ危険な勢力と見なし、彼の政権転覆を試みました。

      CIAはインドネシア反共主義的な軍部や反政府勢力と連携し、スカルノ政権に対するクーデターを支援しました。彼らは情報提供や資金援助、訓練などを行い、反政府勢力を強化しました。また、CIAはスカルノ政権に対して経済制裁プロパガンダ活動を行い、国内の不安定化を図りました。

      1965年9月30日、インドネシア国内で軍部の一派によるクーデター未遂事件が発生し、スカルノ政権は混乱状態に陥りました。この事件をきっかけに、反共主義的な軍部がスカルノ政権を排除し、新たな政権を樹立しました。この政変によって、インドネシアでは大規模な大量虐殺が発生し、数十万人から数百万人に及ぶとされる人々が犠牲になりました。

      CIAの具体的な関与の程度や責任は明確にはされていませんが、CIAがスカルノ政権に対して積極的に介入し、政変を促進したとされる見解が存在します。この事件はインドネシアの歴史において重大な出来事であり、CIAの影響力や冷戦時代のアメリカの外交政策の一環として議論されています。

  • 1973年 チリ ピノチェトクーデター
    • チリのピノチェトクーデターは、1973年にチリの民主的に選出された大統領であるサルバドール・アジェンデ政権を転覆させ、軍事独裁政権を樹立した出来事です。CIAはこのクーデターに関与し、ピノチェト政権の樹立に貢献しました。

      背景として、アジェンデ政権は社会主義的な政策を推進し、チリの国内外の利益構造を再編することを試みました。これにより、アメリカの政府や企業は彼の政権を反共主義的な立場から見なし、反対勢力を支援することを決定しました。

      CIAはアメリカの情報機関として、アジェンデ政権に対する情報収集や反政府勢力への支援を行いました。彼らは資金援助や訓練、情報提供などを通じて反政府勢力を強化し、政権転覆を目指しました。また、CIAは経済制裁プロパガンダ活動を通じて、アジェンデ政権を孤立させる努力も行いました。

      1973年9月11日、ピノチェト将軍率いるチリ軍はクーデターを発動し、アジェンデ政権を打倒しました。ピノチェト政権は以後の17年間にわたって独裁体制を敷き、多数の政治的な弾圧や人権侵害を行いました。

      CIAの関与は当初は秘密裏に行われましたが、後にその関与が明るみに出ました。CIAはピノチェト政権の樹立において重要な役割を果たし、政権の維持や経済的な支援を行いました。

      ピノチェトクーデターとCIAの関係は、チリの歴史において重要な出来事となっており、アメリカの外交政策や冷戦時代の影響力拡大の一環として議論されています。このクーデターによって引き起こされた暴力や人権侵害は、長期にわたってチリ社会に影響を与えました。

生まれが9割の世界をどう生きるか 遺伝と環境による不平等な現実を生き抜く処方箋

 

 

 

  • 遺伝率の身長や体重は90数%、神経質さや外向性、勤勉性、新奇性などのパーソナリティでは50%程度、統合失調症自閉症ADHDについては80%、知能については50~60%など、ほとんどの形質は30~70%程度であることが、双生児法による研究から明らかになってきている。それ以外の形質につていも40~60%程度は遺伝の影響がある。すなわち遺伝と環境の影響は半々とデフォルトで考えおく必要があるということ。
  • 知能や学力について、例えば両親ともに平均値よりずっと高かった場合、子供の平均は両親の中間より集団全体の平均に近づく確率が高くなる。これは逆もしかり

  • 人間のもつ形質は遺伝的な影響を強く受けているが、完全に固定されているわけではなく、一定範囲内で確率的に生じる(その揺らぎを数値にしたのがセットポイント)。
  • 脳は予測器。まだこれは仮設の域をでていないが、生まれつきの脳の配線やモデルにより、「自分にはこれができそう・できなさそう」という予測を生み、その予測を検証すつために行動する。その繰り返しが能力の発現へとつながると思われている。
  • 何かをやりぬく能力の遺伝率は37%と普通のパーソナリティの遺伝率と同程度で、非共有環境(生後の生活環境など)の影響はなく、学力との相関もごくわずかで、その相関を生んでいるのは遺伝の影響が大きい。
  • 経済的状況が高いと、さまざまな能力についての遺伝率が上がる傾向がある。これはお金などの制約などの環境的な圧力が低くなることにより、その人が持っていた遺伝的素質がでやるくなると言える
  • 人間の能力がどのように遺伝するかという優生学という学問がある。戦前には「人間の能力はほとんど遺伝にようって受け継がれると考え、人為的な選択によって品種改良すれば、よりより社会を築ける」という危うい主張がはびこり、ナチス・ドイツの大虐殺を生んでしまった。戦後、この反省から遺伝研究学自体も学問的なタブーとして扱われた。
  • 「知能が遺伝する」と言いうと世間的な反発が大きいから「知能は遺伝しないこととする」のも、価値命題から事実命題を導くという「逆自然主義的誤謬」とも呼ぶべき非科学的な態度で、アカデミズムとして不誠実であるばかりでなく、子どもには無意味で不必要な圧力をかけることになる。教育機会を与えて本人が頑張りさえすれば勉強はできるようなるのに本人が悪い、そういう理論がまかり通っている。
  • 優生学は否定されたが、同時に心理的形質の遺伝がタブーになったことで、逆に「優生学的現実」、すなわち遺伝的に優秀な人が有利に生きられるような社会はそのまま残ってしまった。

「房総のやま110」をGoogleマップに追加

先日紹介した千葉の山リストには、

  • 千葉県の山(分県登山ガイド)
  • 房州低名山
  • みんなで登ろう房総の山50選

を3つがあったが、ヤマレコに「房総のやま110」というものが加わったらしい。

いつものようにGoogleマップに表示してみた。

他のリストと重ねて表示するとよくわかるが、「房総のやま110」固有のピークも多い。寒い時期に歩くコースがまた増えました(笑)

 

実際のものはこちら↓

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双眼鏡の世界

最近、野鳥撮影をはじめたことはここで記載していたが、遠くにいる野鳥を裸眼で見つけるのは困難です。そんな時に双眼鏡を使うということを教わり、まずは母が以前に使用してたお古のZEISSの10年物?の高級そうな双眼鏡(詳細な機種名は不明ですが、10x40 B T* P と書かれています)を借りてみました。軽く使用してみた感想としては、倍率が高すぎる&重いので、望遠レンズのついた一眼レフカメラと一緒に登山で持ち歩くには少し負担が大きいと感じました。また、かなり使い込んでいてレンズもまずかに白く濁っていました(カビが生えている可能性)。

 

そこで母が現在使用していてお勧めのNikonの「MONARCH M7 8x30」を購入して使ってみました。

www.nikon-image.com

借りていた双眼鏡と比較して、新しい双眼鏡は軽量で視野が広く(倍率が8倍なので)、レンズも明るいため、実際の見え方が素晴らしいです。以前に一眼レフカメラの光学ファインダーを覗いた時にも感動したことを思い出しますが、この双眼鏡はそれ以上の感動を与えてくれます。ただし、双眼鏡が優れていても、野鳥を見つける能力は個人の腕次第ですので、これからも継続的に使用しながらスキルを磨いていきたいと思います。

 

↓の動画でも野鳥撮影には「MONARCH M7 8x30」をお勧めしていました。

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小川さゆり、宗教2世

 

両親が旧統一教会合同結婚式で結婚した宗教2世の方ご自身の体験記。2世の方が、どのように育てられるのか、本人はどのように感じたのかを知ることができる貴重な書。

 

カルト宗教と一般的な宗教の違いをこの本から抜き出そうかと思ましたが、ChatGPTに聞いてみたところ、以下のような回答が返ってきた。

  1. リーダーシップの構造と権威: カルト宗教はしばしば、強力な指導者や教祖が中心となって組織されます。彼らはカリスマ性を持ち、教義や教えに対する絶対的な権威を主張することがあります。一方、一般的な宗教では、指導者や聖職者は信仰共同体のガイドとなりますが、絶対的な権力やカリスマ性を主張することは少ないです。
  2. 独占性と排他性: カルト宗教はしばしば排他的で独占的な性格を持ちます。彼らは一般的に、他の宗教や信念システムとの関わりを制限し、その宗教内でのみ真実や救済が存在すると主張します。一方、一般的な宗教では、他の信仰体系との対話や共存を促進する傾向があります。
  3. 思考や情報の統制: カルト宗教はメンバーの思考や情報の統制を行う傾向があります。自己犠牲的な忠誠や盲目的な信仰が奨励され、批判的思考や独立した意見形成は制限されることがあります。一方、一般的な宗教では、個人の信仰体験や個人の思考の自由を尊重する傾向があります。
  4. 金銭的な要素: カルト宗教はしばしば経済的な利益を追求することがあります。メンバーからの寄付や貢献が要求され、経済的な圧力がかけられることがあります。一方、一般的な宗教でも寄付や貢献が行われることがありますが、それは信仰の実践や共同体の維持のためのものであり、メンバーに対する経済的な圧力をかけることはありません

この1~4ですが、たしかに本書の中でもこれらの4つの赤色部分のことが記載されています。特に3番目で情報統制するために、子供のころから洗脳していく仕組み、4番目の家庭内で食費や学校の教材費でさえ十分払えない状況なのに何十万円という寄付を強要させることなど、一般家庭で育った身としては信じられないです。

既にカルトに入ってしまった方、境界にいるかた、↑の判断基準を活用して脱出してください。

登山×野鳥撮影

登山をしている人たちは、登山以外の趣味を組み合わせて楽しんでいる人も多い思います。例えば、
・登山×写真撮影
・登山×キャンプ
・登山×植物鑑賞
・登山×ランニング(=トレラン)
・登山×スキー(=バックカントリースキー山スキー
・登山×海外旅行(海外トレッキング)

などです。

私自身も、登山と写真撮影、鉄道の俯瞰撮影、花の撮影、過去には山スキーや海外トレッキングなど、登山と他の趣味を組み合わせて楽しんでいます。

ヤマレコやyamapなどで、このような記録を共有する人が多くいますが、

・登山×バードウォッチング

を組み合わせている人は意外に少ないように感じます。その理由の一つとして、バードウォッチングをするためには、野鳥を探すために同じ場所に「滞在する」必要があることが、登山=「歩く・移動する」と相反していることが理由のように思われます。

もう一つの考えられる大きな理由として、機材の理由があると思います。登山×野鳥撮影で色々調べてみたのですが、一般的にズーム時にシャープな写真を撮るためには、400〜500mm以上のレンズが必要とされています。しかし、そのような一眼レフ用のズームレンズは1.5~2kgと重くかつ価格も非常に高価(数十万円(+_+))です。価格が安めのコンパクトデジカメでも超ズーム製品がありますが、一般的に画質やフォーカスの問題があります。

いろいろと調べてみると、野鳥撮影の入門用としては、私が所有しているNikon D7500+70-300mmのレンズも優秀(軽量415g、オートフォーカス爆速)だということがわかりました。とりあえず、これでまず低山で試してみることにします。

 

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千葉県の山リストをGoogle マップで一緒に表示(分県ガイド、房州低名山、みんなで登ろう房総の山50選)

いつものGoogle マップで一緒に表示シリーズ、今回はマイナーな千葉県の山々編です。

千葉県の山といえば一番有名な「鋸山」はありますが、首都圏のお住まいの方でも、千葉県の他の低山に足を運ぶ方はそう多くはないと思います。

私も何度か千葉県の低山に足を運んでみて、良いところといえば、以下があげられます。

  • 低山なので標高差が少なく、気軽に歩ける
  • 低山であるが、地図読みが難しい=地図読みの学習になる
  • 東京・埼玉・神奈川あたりが雨の予報でも、千葉では雨が降らないケースが多々あため、雨天時の代替コースとしても使える
  • 雪山に登らないない場合、冬季に暖かいコースを歩ける
  • 山と山とを結ぶ里山の雰囲気がよい
  • 海沿いのコースでは海の望めので、開放感が味わえる

ただし、「山と高原地図」などの登山専用地図が発売されておらず、また台風による被害に対しての道の復旧が追い付ていないところもあるので、yamapやヤマレコの地図や情報を利用することをお勧めします。

今回は、千葉県の山(分県登山ガイド)、房州低名山、みんなで登ろう房総の山50選の3つをGoogle マップで一緒に表示しましたので、千葉県の山行計画の検討時に活用ください。

実際のものは↓になります。

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優良中古マンション 不都合な真実: 管理会社、保険、修繕積立金の裏側

 

  • マンションの漏水事故の95%は上階の給湯管ピンホール事故である。
  • ピンホール事故が発生するの給湯管である。給湯管は給湯器と蛇口をつないでいるため専有部にしか存在しない。専有部分で事故が発生した場合には、マンションの管理会社ではなく、専有部の区分所有者の責任で対応しなければならない
  • ピンホールは銅特有の劣化現象で、ピンホール事故(銅管に穴が開く)の原因は、水道水中に含まれる残留塩素。通常は銅は水に触れると被膜を作り、これが緑青になり日まぐが維持されている限りほぼ半永久的に銅は劣化しない。ただしこの被膜が部分的に破られると、化学変化で銅が溶けだして穴が開く。
  • 2000年以前に建築された高経年のマンションでは、そのほとんどで給湯管に銅管が使われている(給水管は鉄であることが多い)。最近は架橋ポリエチレン製になったので、漏水事故がおきるのは2000年以前に建築されたマンションである。築20年超で全戸の10%、30年超で15~30%、40年超で50%の確立でピンホール事故が発生している。
  • このような事実があるのに、報道記事や書籍が極端に少ないのには理由がある。国土交通省もマンションん管理組合の全国組織もピンホール事故の統計を持っていない。発生が専有部分で発生しており、管理組合も感度は低く、当事者も積極的に口を開かないため、情報が取れる体制になっていないため
  • ピンホール事故が発生すると、管理会社経由で修理会社が呼ばれ、緊急対応することになるが、通常は給湯管は床下に設置されているので、修理はフローリングをめくらずに、露出配管という部屋の中を通す方法が取れられることが多い。
  • 給湯管の事故が発生すると、①漏水事故調査費用 ②加害者の配管修繕費用 ③被害者の原状復帰費用などが発生するが、一般的には管理会社経由で設備会社にすべて発注されて、設備工事会社は適当な作業をでっちあげて高額な費用を請求、マンション管理会社もチェックもせずに保険会社に払わせる。管理組合も表上は費用負担がないので、そのことに気にしない
  • このようなことをしていると、結局は次回の保険契約更新時にマンションの保険料が跳ね上がることになり、管理組合・住人に跳ね返ってくることになる
  • ピンホール事故を予防するためには、給湯管を取り換えるのではなく、銅管をライニングする手法がある。国内では「日本リニューアル」など数社がこの工事が可能である。本来、給湯管は共有部なので、給湯管の漏水予防工事はマンション全体ではなく、個々の家庭で行うとの国土交通省は基準を定めていたが、近年は各マンションで規約改定することにより、マンションの修繕積立金で漏水予防工事ができるようになってきている。

 

 

 

ドライレイヤ「TS DRY」を試してみた

皆さんは、ドライレイヤに何を使っていますか?以前、ドライレイヤを使わずに保温で痛い目にあったことあったので、その後は高価な登山用品を使用しています。
私が主に使っているのは、①finetrackのL1ドライヤー ②milletのdynamic mesh ③dynamic through(キャンペーンで無料入手)です。

しかしながら、最近ではこれらの代替となる手頃な価格の商品も出てきているようです。その中でも、TS DESIGN(広島県福山市の作業服メーカー)の「TS DRY ショートスリーブ 8045」という商品を試してみました。②millet dynamic meshと比較すると、アミアミ構造が類似しています。

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kenjiro-t/20230507/20230507081214.png

ネット上には登山での比較記事※もありますが、自分自身の感想もまとめました。
・構造的には②milletのdynamic meshのほうが穴の大きさは大きいですが、機能的には(ドライ性の面で)ほぼ変わりません。(真夏の大量の汗シーズンの評価はこれからです。)
・着心地はTS DRYの方が柔らかいです。(単にまだ新しいからかもしれません。)
・②milletのdynamic meshのショートスリーブタイプは肩の部分までメッシュになっており、テント泊での重いザックを背負うと、肩にメッシュ部分が食い込むという欠点がありますが、TS DRYは肩の部分がメッシュではないため、食い込むことはありません。
・消臭効果についても、milletのdynamic meshは使用しているうちに汗が乾くと臭いが気になります。TS DRYの方は臭いがそれほど気になりません(これもまだ新しいからかもしれません)
・価格は、TS DRYが2200円で、②milletのdynamic meshより5800円。

これらを考慮すると、今後購入する場合はTS DRYで十分ではないかと個人的には思っているのですが、もう少し比較評価をして①~③と合わせてまとめたいと思います。


※  https://wanderinglife55.com/ts-dry/
   https://beno-memo.net/ware/%E3%83%9F%E3%83%AC%E3%83%BC-%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%81%A8-ts%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3-ts%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4/

東京・多摩の山リストをGoogle マップで一緒に表示(東京百名山、多摩百山、多摩100山、東京里山100選など)

いつものGoogle マップで一緒に表示シリーズ、今回は東京都民の皆さん待望(?)の東京・多摩編です。

 

NO リスト 出版年 出版社・選定者
1 東京百名山  2023年

日本ハイキングクラブ

2 多摩百山 公益社団法人日本山岳会 東京多摩支部
3 多摩100山 2003年 新ハイキング
4 東京里山100選 2013年 本の泉社
5 東京都の山(分県登山ガイド) 2018年 実業之日本社
6 奥多摩・多摩の百山 2003年 けやき出版

 

自分は東京都民ですので、コロナで県外自粛のときを中心に、これらはかなり歩いていて、残りは島の山、長沢背稜、23区の低山になっています。そのコロナ県外自粛の時に「こんなのあればよいなぁ」と思っていたものです。

 

↓が実際のものです。

島が入るので、全体を入れると多摩地区が小さくなってしまいます。ズームして使ってください

 

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登山用の下着(男性 ボクサーパンツ)の比較

山登りをする際に、どのような下着(ボクサーパンツ)を使用していますか?自分はお尻周りが汗でまとわりつくのがとても嫌なので、幾つかの製品を試してきました。ネットで検索すると、多くの結果が表示されますが、実際に山登りをしていないライターによる、あまり役に立たない記事も多いです。そこで、自分の経験をまとめてみました。

まずは王道から

  • finetrack ファイントラック ドライレイヤーベーシックボクサー FUM0427

    • finetrackお得意のドライレイヤーの定番シリーズの下着
    • 汗は次の層へ逃がしてくれるので、べたつきは殆どない
    • 匂いもほとんどない
    • 価格が4400円と高価!
    • 使っていると生地が若干伸びてきて、フィット感が損なわれてくる(これは仕方ないのか?)
  • ジオライン L.W.トランクス Men's #1107746

    • モンベルのドライシリーズ「ジオライン」の下着。薄手のものもある
    • たつきの無さはfinetrackにはかなわないが、それほど差はない
    • 匂いもほとんどない
    • 価格は2530円と finetrackの半額
    • 生地が若干弱め。使っているとお尻の又の部分がすれて破れる(ほつれるような感じ)。同じ現象が2枚で発生しているので、耐久性は課題かと思います
    • ジオラインのトランクスには他にも クールメッシュ(薄手 2350円)、メリノウール(3850円)があります

 

たった2製品ですが、ここまでが登山用のトランクスです。

↑のような製品は高いので、ユニクロや普通のスーパーで売っているドライ系のトランクスもどうかなぁと幾つか試してみましたが、なかなかよいのが見つからなかったのですが、以下は自分的には高評価なので、ここで紹介します。

  • ワークマン Spring Merino(スプリングメリノ)ボクサーパンツ 11297

    • 登山でワークマングッズを使っている人は多いと思います。私も手袋やネックウォーマーなど他でも使っていますが、下着もコスパはよいと思います。
    • ウール50%で履き心地はよいですが、縫い目が若干気になります。
    • 780円と、↑の2商品と比べてコスパよいです
    • 耐久性については、使っているとモンベルと同じく、お尻の又の部分がすれて破れる(ほつれるような感じ)が発生
    • すべての店舗で販売していないので注意(店員さんからの情報)
  • GUNZE BODY WILD 3D-Boxer メンズ

    • グンゼの国内産のトランクスですが、一番の特徴は「お尻の凹凸になじむ立体成形+縫い目の少ないシームレス仕様※」です。この特徴のため、履いていると、包み込むような心地よいフィット感があります
    • 価格は1100円と、ワークマンよりは少し高い
    • 耐久性については、まだ多くの回数を使っていないのですが、他の製品よりは見た目で耐久性はありそうな感じ。あとは真夏の汗の時期に未使用なので、そこはこれから評価予定
    • 本体がナイロン92%のものと63%のものの2種類ある(私が今試しているのは92%のほうです)

 

ということで、いまのお勧めはGUNZEの3D-Boxerなのですが、随時情報は更新していきたいと思っています。

みなさんもお勧めのものがありましたら、コメントください。

 

 ※:3D-Boxerの紹介ページから↓

 

 

 

関東百名山、関東百山をGoogle マップで一緒に表示

いつものGoogleマップに表示してみようシリーズ。

今回は関東の百名系です。以下の3つあります

NO リスト(書籍名) 出版年 出版社
1 関東百名山(2019年)  2019年 山と渓谷社
2 関東百名山 1993年 山と渓谷社
3 関東百山 1985年 実業之日本社

 

上記3リストに加えて、関東エリアにある日本百名山と花の百名山も加えて、いつものようにGoogle マップで一緒に表示してみました。

 

 

 

やまなしハイキングコース100選 をGoogleマップに表示

やまなしハイキングコース100選↓を先日紹介した。

yamanashi-hiking100.jp

コースのコンセプトは以下のとおりとのことです。

POINT1

山梨県ならではのバラエティあふれる自然環境を楽しめる6つのテーマに分類!(富士山眺望、やまなみ絶景、森と渓谷、花と絶景、里山散策、歴史探訪)

POINT2

比較的短時間(往復2~3時間程度)のコース!

POINT3

初心者を中心に、ファミリー層・高齢者も楽しめるコース!

POINT4

コースに関する基本情報を網羅し、詳細なマップも掲載!

POINT5

道迷いしやすい箇所等の注意点や登山のルールについて詳しく紹介し、遭難防止を図ります!

POINT6

ハイキング後に立ち寄れる周辺スポットやモデルコースも掲載し、観光振興につなげます!

POINT7

県内すべての市町村を網羅!

POINT8

コースの選定や調査、注意情報の記載に関しては専門家の知見を活かしました!

 

 

正規サイトでは、それらの100コースの位置関係が分かりにくい(地図もやズームイン・アウトができない)ので、今回はそれを単独でGoogleマップに表示してみました。表示にあたっては

  • 以下の6コースがあるので、それらがわかるようにポイントを色分けした
  • 山梨百名山のように、山頂の「ポイント」だけでなく、コースなので、コースがマップ上でわかるように赤線で表示してみた。

いい感じで表示できました!!

 

またポイントには、当該コースの正規URL、ポイントのURL(ヤマレコのポイント)、コースのURL(ヤマレコで私が作成した計画のURL)を表示しています。

なお私の作成した計画は8時スタート、計算はヤマレコの標準時間、ポイントでの休憩は無しとしています。

 

実際のものは↓になります。

 

www.google.com

 

やまなしハイキングコース100選を、山梨百名山・甲州百山・甲斐百山のGoogle マップに追加

山梨には最近、こんなものができている

yamanashi-hiking100.jp

 

山梨県観光文化部観光資源課 が管轄しているだけあって、サイトもしっかりしているし、選考基準も明確になっているよう。コースは山登りは半分程度、残りの半分は里山や観光地のちょっとした散策などといった感じである。

 

先日、この日記で、山梨百名山甲州百山、甲斐百山をGoogle マップで一緒に表示したことを紹介したが、

kenjiro-t.hatenablog.com

 

今回はそのマップに、やまなしハイキングコース100選のポイント(ヤマレコでの登録ポイント)を追加してみました。

紫色の旗を立てました。今回は山頂ではないポイントが多いので、山アイコンではなく、旗のアイコンにしています。

 

実際のものはこちら

いままでの山梨百名山などは、あくまでも山頂だったので特に問題なかったのですが、今回追加したのはハイキングコースなので、ポイントだけ表示しても「〇〇公園、△△バス停など、何故こんなところにポイントがあるのだろう」と思ってしまいます。

 

そこでポイントだけでなく、コースも地図上に表示できるようにしているのですが、これは時間がかかる・・・(↓は試行中のイメージ図)

まだ一部のみなので公開できませんが、完成したら公開予定です。