「システム思考」という考え方があるそうだ。
- 作者: 枝廣淳子,内藤耕
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/06/21
- メディア: 新書
- 購入: 1人 クリック: 56回
- この商品を含むブログ (39件) を見る
なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?―小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方
- 作者: 枝廣淳子,小田理一郎
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2007/03/01
- メディア: 単行本
- 購入: 6人 クリック: 57回
- この商品を含むブログ (35件) を見る
現状のロジカルシンキングによる問題解決では、以下のような弱点がある。
- 何かをしようとする際に、問題に対する視点の数が多いこと
- 一つの視点に対する解決法が、必ずしも他の視点に対する解決法にはならない
- 何かを解決しようとする行動が、別の問題を発生することもある
それらの弱点に対し、多様な視点から全体を理解し、要素の関係や組み合わせから問題解決を考える方法をシステム思考という。
新しい問題、複雑な問題を解決するには、システム思考が有効であるそうです。
システム思考ツールとしては
- 時系列変化パターングラフ
- ループ図
があるが、特にループ図が重要。ループ図にはシステム原型と呼ばれる幾つかの典型的なパターンがある。それらを予め理解しておくとで、問題に陥らなよいに予防できる。
上記の2冊を通して、システム思考と論理的思考(ロジカルシンキング)と比較されていますが、自分としてはロジカルシンキングの基本である以下の5つのツール
に加わる単なるひとつの要素ではないかと思っている。
具体的には、仮説思考をゼロベース思考やフレームワークで考えるように、このシステム思考も仮説思考を考える為のひとつのツールだけなのではと思いましたがどうなんでしょ。