knjrの日記

登山、鉄道、写真、カメラ、旅行、読書記録などの思いつくままに

巻機山

【コース名】
 巻機山
【メンバー】
 8名
【コースタイム】
 清水集落 7:05 ―― 井戸の壁 ―― 13:05 ニセ巻機山 ―― 13:20 非難小屋 14:00 ―― ニセ巻機山 14:35 ……16:45 清水集落
【ルート図】赤線:登り、青線:下り



清水集落から道路に沿って登山道へ。雪はそこそこ降っており、軽いラッセル。


山に入ると、雪も深くなる。ラッセルを交代しながら上るが、井戸の壁(↑地図のオレンジ部分)はキツイ。私のラッセルスキルと体力では、全く上れない。それでもベテランのKBさんはすごいスピードで上がっていく。おかげで井戸の壁の急斜面を通過。



雪はまずまず、これで下りはウハウハパウダーだと、このときは期待していた。
ニセ巻機山が見えてきた。そのころから太陽が顔を出し始める。景色がすばらしい。ニセ巻機山直下の(↑地図の緑部分)はいつもは雪が少なて斜面が硬くて、大変な箇所だそうだが、今回は雪がついており、またKBさんの巧みなルート取りでそのままシール登行で登ることができた。



なんとかニセ巻機山に到着。他メンバーは巻機山まで行くようだが、私とABさんは下りの体力温存でここで、非難小屋付近で一休みして、待つことに。
標識の背後は、本物の巻機山です。



みんなが戻ってきて、お楽しみの滑走開始。ニセ巻機直下は少々重いが、パウダーを楽しむことができた。



だが緑部分より下部は、照り始めた日光で雪がやられて、あっという間に重雪へ。
滑ってきたニセ巻機山の斜面を振り返ると、滑ってきたフォールラインが輝いている。



下がるにつれて、景色はよいのだが、雪は重々で、自分のスキー技術では、どうにもならない。
この↓写真だけ見ると、楽しそうな斜面のようだが、そんなことはなかったのだ。



なんとか、ゆっくり下っていたのであるが、あとわずかのところで、転倒して木にぶつかる。
反転して、腰を直径5cmほどの木に強打してしまった。痛みはあるが、何とか下山をする。
下山後にスキーを担ごうとすると、全く無理な状況だということが分かった。
KBさんに板を宿まで運んでもらい、なんとか山行終了。


今シーズン最後のパウダー満喫のはずが、重雪で楽しめず、かつ怪我までしてしまった。
雪質の難しさ、自分のスキー技術の無さを実感した山行であった。