knjrの日記

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デフレ指標(コアコアCPI、GDPデフレーター)のグラフ

日本は本当にデフレなのか??デフレを判断する2つの数値指標をネットでさがしてみた。


●一つ目は消費者物価指数の中のコアコアCPIとよばれるもの。一般的な消費者物価指数から、天候に左右され変動の激しい生鮮食品と、原油などのエネルギー価格の変動を要因を取り除いた指数になります。

こちらのグラフ黄色線がいわゆるコアコアCPIとなります。
最初に出るグラフは前年同月比なので若干見難いですが、下の[2]ボタンを押すと、絶対値が表示されますので2000年になってずっと下がり続けていることがわかります。


●2つめはGDPデフレーターと呼ばれるもの。Wikipedeiaから引用すると「名目GDPを実質GDPで割ったものをGDPデフレーターと呼ぶ。 名目GDPと実質GDPはそれぞれインフレの調整を行っていないGDPと行ったGDPであるから、その比にあたるGDPデフレーターは、インフレの程度を表す物価指数であると解釈できる。 従ってGDPデフレーターがプラスであればインフレーション、マイナスであればデフレーションとみなせる。」とのこと
[世] [画像] - GDPデフレーターの推移(1980〜2010年)の比較(日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、韓国)
こちらは米国、英国、ドイツ、韓国の比較とともにグラフ化してあります。日本だけが不動産バブル崩壊後の90年代からデフレに陥っている様子がすぐにわかります。


インフレターゲット推進派としては、我々にできることは、各種数値指標から現在の日本がデフレであることを認識し、デフレを終わらせて欲しいという思いを発信、表明するということであろう。


また同時に忘れていけないのは、政界、財界の上層部は経済的なゆとりがある=デフレのほうが好ましい(現金の価値はそのままで、物は安く買える)ため、デフレ解消のメリットは何も受けない⇒他の世代が訴えない限りデフレは解消しないということだ。