- 作者: 福岡政行
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/12/27
- メディア: 単行本
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タイトル(=主張)が明確だったので読んでみたが、言っていることは、高橋洋一氏や古賀茂明氏らの著書で既に明らかになっていることの焼き直しだけである。本書の末尾にある福岡氏の主張も「大連立をしろ」「選挙制度の改革」「国会議員定数の削減」と「財務省の野望(増税)を認めない事」だけで、何も具体性がない。非常に残念な本である。
政治学者であれば、財務省をどのように解体して、どのような組織に分割、再編するのか。それにより日本は、政治は、官僚はどう変わるのかを国民に提示するのが役割なのではないか。