knjrの日記

登山、鉄道、写真、カメラ、旅行、読書記録などの思いつくままに

VSEの早すぎる引退

小田急ロマンスカーVSEが、先日の2023年12月10日に完全に引退しました。2編成のデビューはそれぞれ2004年と2005年であり、わずか20年での引退となります。VSEより古いロマンスカーで2018年に引退したLSEは38年間も走行し、1987年と1991年に運行開始したHiSEとRSEは小田急引退後にそれぞれ長野電鉄富士急行でいまだに現役です。

正直なところ、VSEが初登場した当初はその奇抜なデザインからはなかなか好まれませんでした(特に正面のLEDライトが出っ歯のように見えたので・・)。しかし、数少ない展望車両として、EXEやMSEなどとは異なる存在感を放っており、また社内の雰囲気も非常に良かったため、箱根方面への旅行時には敢えてVSEを選んでいました。

引退の理由は以下に記載されていますが、車両の開発段階でそうした課題が考慮されなかったこと、そして日本の車両メーカーの技術や意欲の不足には少々がっかりです。

かたやイタリアでは1960年代に走っていたロマンスカーの元となる車両が現役復帰しているのにである。

こんなに早く引退すると思っていなかったのですが、2018年のLSE引退で写真撮影していた際に、LSEの前座としてVSEをかなり撮影していました。それらをここで公開

■渋沢~新松田間 渋沢5号踏切

 

東海大学~秦野

 

■渋沢~新松田 川音川橋梁

■開成~栢山

 

■渋沢~新松田 

 

■開成~栢山

 

■渋沢~新松田 第二菖蒲トンネル

 

■開成~栢山

 

■相武台~座間

 

■渋沢~新松田

 

■渋沢~新松田

 

■新松田~開成

 

■新松田~開成 酒匂川橋梁

 

常陸国ロングトレイル

茨城県で「常陸国ロングトレイル」が整備されている

2023年10月1日「茨城県ロングトレイル」から「常陸国ロングトレイル」へ名称変更いたしました

茨城県北6市町に点在する、山・海・川・滝などの自然の景勝地からぬくもりある里山、歴史的遺構、古くからの街並み…。
魅力あるいくつもの地域資源をひとつなぎにして、県北全体の魅力をいつでも誰もが体験できるようになる常陸国ロングトレイル
里山文化をつなぐ壮大な旅の第一歩を、一緒に踏み出しましょう。

YAMAPでもキャンペーンを行っている

この週末に、この一部だけ歩くことにしたので、公式サイトからDLしたルートデータとyamapのキャンペーンのポイント、バス停をGoogleマップにポイントしてみた。

キャンペーンの終了まで1月15日(月)と1ヵ月を切ったが、参考までに。

 

この辺りのバス路線図

 

熊野古道 伊勢路踏破へ:情報まとめ

三重・和歌山・奈良の3県にまたがる熊野古道を含む、「紀伊山地の霊場と参詣道」が2004年に世界遺産に登録され、来年2024年の20周年に向けた観光振興施策が各県で行われています。その中の三重県の1施策としてYamapのキャンペーン↓があり、

私もそれに合わせて熊野古道の中の伊勢路踏破(伊勢神宮~熊野速玉大社)の約170kmを歩いてきました。その際に活用した情報をまとめます。振興施策に少しでも役に立てば幸いです。

 

コース

詳細は末尾の記録に記載しますが、全体的にはこんな感じです。

  • 紀伊長島までは平坦な舗装路が9割以上、紀伊長島から尾鷲市までは石畳もある峠道が半分、尾鷲市から新宮まではまた平坦な道
  • 町にはいると、細い旧街道を歩き、町と町の間は旧街道がなければ、国道の歩道を歩く(国道では必ず歩道があります)
  • 国道から旧街道への入口など、分かり難いところは殆どの場合で「熊野古道 伊勢路はこちら」の標識があります。ただし紀伊長島からの海岸線沿いは標識がすくなくなる傾向あります
  • 峠道はすべてがポスターにあるような石畳があるわけではないです。石畳は馬越峠から松本峠までの峠道で見られます。
  • 途中で江戸道と明治道に分かれる場合があります。大概の場合、明治道のほうが斜度が緩く整備されているようですが、個々によって状況は違うので「熊野古道伊勢路図絵」などで確認するとよいです。
  • 荷坂峠かツヅラト峠の選択ですが、荷坂峠は短いのが、昔の雰囲気のある峠ではないので、距離は長いですが峠からの絶景や途中の石畳もあるツヅラト峠をお勧めします。

私が歩いた軌跡、主な峠、宿泊施設、コンビニ、高速バスのバス停などの情報を↓に地図に書き込みしました。ご参考までに

地図

徒歩で踏破するために有益な地図は↓の一択です。

熊野古道伊勢路図絵~令和の熊野詣~
伊勢神宮から熊野速玉大社まで、熊野古道伊勢路(全長170㎞)を歩くためのおすすめルートやお役立ち情報などをイラストマップで紹介します。

↓のサイトからPDF版がダウンロードできるので、印刷して必要な箇所だけを印刷して持ち歩くのがよいです。2023年10月現在で、紙の冊子版は配布されていないようです。

山と高原地図の「高野山熊野古道 伯母子岳」にも、2023年度版から伊勢路が追加されていますが、追加されたのは相賀駅~熊野市駅の一部区間だけです。情報もあくまでも登山地図なので、あまり細かい情報はありません。

帰宅後に知ったのですが、こんな便利な情報もありました↓。

googleマップにルート、宿泊施設、コンビニ、飲食店、駐車場、世界遺産、トイレからWifiスポットまできちんと記録されているサイトがありました。行く前に知りたかった。自分のこのページの情報不要ではないか orz・・・。これから伊勢路を目指す方は是非活用してください

登山アプリ

YAMAP、ヤマレコともに伊勢路のルートが電子地図上でルートとして登録されています。YAMPでは「熊野古道 伊勢路①~⑤」として地図が公開されていますので、それをダウンロードするとよいです。ヤマレコは周辺の地図を選ぶと、その中にルートが埋め込まれています。双方を比較しましたが、99%以上一致している(街中の細かいところで若干違う場合もあるが誤差の範囲)ので、いずれかでよいと思いますが、ナビゲーションとして使うのであれば、ヤマレコのほうが便利です。

宿泊

民宿は、田丸、栃原、滝原、三瀬谷、伊勢柏崎、大内山、古里(紀伊長島と三野瀬の間)にある。今回は栃原の岡島屋さん(1泊1食 朝食のみ 7,000円)と伊勢柏崎の紀勢荘さん(1泊2食 朝食はおにぎりに変更 8,200円)に宿泊しましたが、いずれも巡礼者もご用達の宿のようです。

紀伊長島を過ぎて海岸線に入ると、尾鷲駅周辺と熊野市駅周辺にビジネスホテルを中心とした宿が多いので困らないと思います。

飲食料調達

食料(昼食や行動食)コンビニや道の駅で調達できますが、それほど多くはないです。↑のGoogle地図に、コース上のコンビニや道の駅で計画的に補充しておいたほうがよいです。飲物はだいたい1~2時間程度に1ヶ所は自販機があることが多いのでそれを利用。もちろ峠の山道に入るときには少し多めに!

なお朝早く出発する場合は、朝食をおにぎりに変更してもらうことは可能です(前日に連絡しておく)

トイレ

コース中に1~2時間に1ヶ所程度は公衆トイレ(コンビニや道の駅なども含む)があります。峠の場合は、峠の入口や入口近くにある駐輪場の脇、平坦な道の場合は公園内のトイレなどを利用できます。

持ち物

行動食、飲料(500ml~1L程度)、防寒具、着替え、タオル、カメラ、スマホ、予備バッテリー、トレッキングポール(峠越のルートのみあったほうがよい)

山道の峠が何ヶ所があるのですが、全体的には圧倒的に舗装路が長いので、底が固い登山靴では歩かないほうが良いと思います。私は高クッションのスニーカーで歩きました。紀伊長島から尾鷲市までの峠道でも、本来はハイカットの登山靴のほうがよいとは思いますが、足元を気にしながら歩けばスニーカーでも大丈夫です。
石畳は滑るかどうかですが、今回は天候に恵まれて、前日も含めて雨には降られていないので、滑ることは殆どありませんでした。

あったほうがよいもの

靴連れ防止対策(皮膚保護クリーム、キズパワーパッドなど)

1日に何キロ歩くか

私は登山では1日15km程度、コースタイムで80%前後で歩ける体力ですが、今回は1日で25~30kmを目標に歩きました。走ってはいませんが、早めには歩いています。これでだいたい時速4.5km。

一般的には15kmくらい、ランニングをやる方でれば30km以上は歩けます(そのような記録もあがっていますね)

アクセス

鉄道、バス、車、空路でアクセス可能です↓(熊野古道伊勢路図絵のP41より)

また以下の情報も、個々のコースごとに記載があり役立ちます

熊野古道伊勢路アクセスマップ
熊野古道伊勢路ガイドマップ」の別冊として、日帰りコースや迷いやすいポイントを紹介します。各コースごとに、電車・バスでのアクセスや所要時間(目安)などが掲載されており、伊勢路へのお出かけに便利です。

https://www.kodo.pref.mie.lg.jp/document/accessmap_2020.pdf

私の場合は、費用と利便性を考慮して往復ともに夜行バスを利用

  • 往路 伊勢まで:東京駅から夜行バス あおぞらライナー 東京駅 22時40分 発 ~ 08時20分頃着 宇治山田駅 3列シートトイレ付き 料金:6,500円
  • 復路 紀伊長島から:紀伊長島から夜行バス (西武バス  南紀勝浦線。三重交通との共同運行) 紀伊長島 22:02発 ~バスタ新宿 5:55着 3列シートトイレ付き 料金:9,900円 →2回目の遠征もこのバスで往復

この西武バス  南紀勝浦線ですが、ほぼ伊勢路のルートに沿ってバス停があるので、伊勢路歩きには非常に便利な路線です。バス停の場所を↑のGoogle Mapに印をしています(バス停からJRの駅までは離れていることが多いので注意です)。

またJR紀勢本線や路線バス(路線図は↓)も、ほぼ伊勢路沿っていますので、予定より先まで歩く場合や、予定場所まで到達できな場合に柔軟に使えます。

スタンプラリー

三重県の主催で、「熊野古道伊勢路 スマホdeスタンプラリー てくてく熊野古道」というデジタルスタンプラリーを開催しているそうです。私は途中から気づいたので、後半しか押せませんでしたが、ほぼこの踏破コースにマッチングしているのでいかがでしょうか?32ヶ所全てのスタンプゲットでオリジナル商品が貰えるそうです。

記録

今回の6日の記録は以下のとおりです。

日付 コース 距離 標高差 ヤマレコ記録 yamap記録
2023/10/20 伊勢神宮~田丸~女鬼峠~栃原 31.4km 230m

2023/10/21 栃原~馬鹿曲がり~三瀬坂峠~梅ヶ谷 40.8Km 530m

2023/10/22 梅ヶ谷駅~荷坂峠~紀伊長島駅、
梅ヶ谷駅~ツヅラト峠~紀伊長島駅~一石峠~三浦峠~三野瀬駅
29.8Km 580m

2023/11/23 三野瀬駅~始神峠~馬越峠~八鬼山~三木里駅 30.7Km 1,140m

2023/11/24 三木里駅~三木峠~甫母峠~二木島峠~松本峠熊野市駅 27.3Km 1,670m

2023/11/25 熊野市駅~新宮(熊野速玉大社) 25.3Km 240m

 

 

 

マイクロフォーサーズのカメラ購入したのですが・・・

ついにマイクロフォーサーズのカメラ(OM-D E-M10 MarkIII)とレンズ(M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II)を購入してしまいました。主目的は登山中に野鳥撮影の機材軽量小型化。

いずれも”カメラのキタムラ”の中古の状態”A”品で、それぞれ43,800円、32,100円でした。最新型のOM-5(約12万円)も頭をよぎりましたが、まずは出費を極力抑えて、マイクロフォーサーズの感触(自分にとっては初のミラーレス機というこもある)を確認したかったので、これくらいでとどめました。

↑がもともと保有していたD7500×AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR との比較。写真で見るとあまり変わらないかもしれませんが、このボディの小ささは登山中の携行には大きなメリットです。重量と焦点距離の比較は↓のとおり

実際に使って撮影してみました。↓は高尾山周辺のヤマガラ。トリミングもしています。

それなりに撮影できているように写真では見えるかもしれませんが、AFの精度が悪いためピントをあわせるのに一苦労。D7500&75-300の組み合わせでは、さっとピントが合う状況でも、このE-M10 MarkIIIでは、なかなかピントが合わないし、合ったと思っても実際にはズレていることが殆ど。あらためてニコンの一眼のAFの正確性とスピードを実感したとともに、コントラストAF方式の限界を感じました。
この撮影の後も山行中で野鳥撮影を試しましたが、ニコンでは捉えていた状況でも、E-M10 MarkIIIでは捉えられない=ストレスの溜まり、野鳥撮影での利用は諦めました。

参考までに、オリンパスマイクロフォーサーズ機のシリーズを調べてみた↓。下部のエントリークラスから、上部のフラグシップクラスまであり、値段もそれなり。赤細枠が現行販売モデル、価格は中古のボディのみの一般的な価格です。

今回購入のOM-D E-M10 MarkIII(赤太枠)はエントリークラスの2世代前(5年前)モデルで、最低限の機能は入っていると思っていたのですが、野鳥撮影には厳しかった~。厳しかった原因はAF。紫の線で囲った部分の製品では「像面位相差AF」という「コントラストAF」とは違う上位クラスのAFが入っているので、機会があれば使ってみようと思います。

 

登山時のドライレイヤ製品の比較

みなさんは登山時にドライレイヤをつかっていますでしょうか?撥水性を備えた素材で作られた肌着で、速乾性のシャツの下に着用し、汗の不快感と濡れ戻りを軽減するものです。夏の多汗の時期でも、これを着用しておけば汗による寒さや不快感を感じることがほぼなくなります。

登山メーカのものは高価だったこともあり以前は自分も使っていなかったのですが、友人から勧められてその効果を実感して以来、どの時期でも着用して山歩きをしています。最近は登山メーカー以外の安価なものもでてきていますので、それらを購入して実験中していますので、その状況を共有します。
(補足:もともとはは夏の多汗時期の前に本記事を公開しようと思っていましたが、この時期になってしまいました。)

登山メーカーのドライレイヤ製品

①ファイントラック ドライレイヤー®ベーシック

www.finetrack.com

  • ドライ 〇:汗が多い夏場の利用では、汗を次の層に逃がすまでの間に、このレイヤに汗が溜まり冷える場合がある。ただし逃がしてしまえばばドライ感は継続する
  • 素材: ポリエステル100%。非常に薄く、撥水性も高い
  • 消臭性 〇:汗をかいても臭いはほとんどしない
  • 肩部分 〇:縦走用のザックを背負っても食い込みなし。問題なし
  • 価格 :Vネック半袖 4950円
  • その他:ドライレイヤの先駆け的な製品。高価なだけあり、ドライ性も消臭性も非常に良いが、汗が多い時期は次の層に逃がすまでに時間がかかり少し冷たい。撥水性を維持するため、専用の洗剤の利用が推奨されている(柔軟剤の使用NG)

 

②ミレー 「ドライナミック メッシュ」

www.millet.jp

  • ドライ ◎:網構造に厚みがあるため、すぐに汗を次の層に逃がすためドライ性は一番高い。
  • 素材:ポリプロピレン66% ナイロン28% ポリウレタン6% 
  • 消臭性 △:汗が乾くと臭いがする
  • 肩部分 ×:半袖タイプを使用しているが、肩の部分もメッシュ構造になっているので、ザックが食い込む(タンクトップタイプは肩の部分はメッシュになっていない)。
  • 価格 ショートスリーブ 5830円
  • ドライ性は一番よいが、消臭性と肩部分の構造がネック

 

③ミレー 「ドライナミック スルー」

www.millet.jp

  • ドライ 〇:構造的には①と似ているが、若干の厚みあがる
  • 消臭性 △:汗をかいて乾くと臭いがする
  • 肩部分 〇:メッシュ構造ではないので問題なし
  • 価格 ショートスリーブ 4290円

 

作業着メーカーのドライレイヤ製品

④TS DESIGN 「TS DRY」 

tsdesign2008.com

  • ドライ ◎:網構造に厚みがあるため、すぐに汗を次の層に逃がすためドライ性は一番高い。②の「ドライナミック メッシュ」とほぼ同じ
  • 素材:ポリエステル90% ポリウレタン10%
  • 消臭性 〇:まだ使用して間もないため臭いはない(調査中)
  • 肩部分 〇:メッシュ構造であるが、②とは違い肩の部分はメッシュになっておらず、食い込みもしない
  • 価格 ショートスリーブ 2200円
  • 感想: ②と類似製品。肩の部分がメッシュになっていないところが高評価

 

⑤ATION 「クレーターメッシュ」 

www.kajimeiku.co.jp

  • ドライ 〇:見た目は③と似たような生地
  • 素材:ポリエステル79% ポリウレタン21%
  • 消臭性 〇:まだ使用して間もないため臭いはない(調査中)
  • 肩部分 〇:食い込みなし
  • 価格 半袖シャツ 1080円
  • 感想: 今回の製品の中で最も安価。生地の伸縮性があまりない(=着心地がよくない)

 

⑥おたふく手袋 「3Dファーストレイヤー:JW-521」 

body-toughness.jp

  • ドライ 〇:見た目は③と似たような生地
  • 素材:ポリプロピレン65%・ポリエステル20%・ポリウレタン15%
  • 消臭性 〇:まだ使用して間もないため臭いはない(調査中)
  • 肩部分 〇:食い込みなし
  • 価格 半袖シャツ 1280円
  • 感想:安価であるが、ATIONの製品と比べても伸縮性はある(=着心地はよい)し、ドライ性も悪くない(アミアミタイプには負けるが)のでバランスの取れた製品。

 

 

発汗や吸水などの科学的なデータはなく、使用した時の感覚としてまとめると

  • ドライレイヤには登山用の値段高めの製品①~③と、作業着メーカーの野外作業向け製品がある。価格は前者が後者の2~3倍と価格差があるが、ドライ性はそれほどの差がない。
  • これから購入を考える場合、値段を気にしないのであれば、①ファイントラック「ドライレイヤ」、②ミレー 「ドライナミック メッシュ」を購入して使うのが無難。値段を気にするのであれば、④TS DESIGN「TS DRY」か ⑥おたふく手袋 「3Dファーストレイヤー:JW-521」をお勧めする。
    (既に①②を所有しているのであれば、④⑥などを購入する必要はない)

自己肯定感ハラスメント

 

  • 自己肯定感は自分の外側にある条件や評価・常識・比較などによって作り出されるもの。そこには真の幸せはなく自分自身や内側にある気持ちや感情などの存在に目を向けて、自己存在感をもつことが幸せなのである
  • 自己肯定感を上げるために頑張ると、誰かが作り出した尺度に当てはめ、そこにハマると自己肯定するために頑張ることで、かえって苦しくなり、さらに自己肯定感が下がるという矛盾が生じる。自己肯定感を上げるために自身にウソをついて、すべてをポジティブに考えることが自己肯定感への正解なのだと思い込んでします。
  • 私たちが幸せな人生を歩むためには、成功体験よりも自分の存在そのものを土台にする考え方が必要。それが自己存在感を育むから。自分が感じること。自身が一生懸命取り組むこと、自身がワクワクすること、自身が好きなことに価値を重んじること=自己存在感こそがその人の人生を豊かにする
  • 伝説のバスケットボールコーチの一人、ジョン・ウッデンしの成功の定義「成功とは、自分のベストを尽くし、自分がなり得る最高の自分をめざしつづけたと自らが思える心の平静を持てること」
  • 人間は承認欲求で自己肯定感を得ようと必死になるが、そこで苦しい思いをすることになる。なぜなら承認は無限だから。SNSの「いいね」が1000あっても、3000の「いいね」が欲しくなる。人間の持つ認知脳の仕組み上、それは仕方がない
  • いつまでも満たされない承認欲求、他社依存による不安定な自己肯定感、無理な自己顕示欲といった蟻地獄から抜け出す考えが「自己存在感。自己存在感は他者に依存する必要がない。他者に承認してもらうことに頼る必要うもない、自分を大きく見せるように自己顕示する必要もない。自分の「今ある」を見つけて、それをエネルギーの源泉としてい生きていけるから。
  • 自己存在感のすばらしいところは、そもそも存在しているのだから、肯定などの労力は不要で、それを見て気づけばOKである点。みんな誰でも自己存在感を持てる点。また肯定には否定という反対の考えがあるが、そもそも存在の反対はない(=自分が存在しているのだから)。「肯定しなければならない」というような脅迫感を持つ必要もない。
  • 自己存在感を育むだめには、自身の内側に存在する価値基準に注目することが大切である。自己の価値基準は、自分が生きてきたすべての経験や出会いの中で、何かを感じて自分の中にできあがっていく概念。

garmin GPSの日付の修正方法(GPS週数ロールオーバー)

昨日、所有しているGarmin GPSのデータをPCに保存しようとしたら、日付がずれていることに気づきました。事象はこのとおり。

  • 機種:eTrex Legend HCx(英語版)
  • 購入時期:約15年前くらい
  • 事象:時刻があっているが、日付が大きく(19年半くらい)ずれている

ヤマレコの日記に書いたところ、さっそく複数の方から適切な返信・アドバイスをいただきました。

原因については、日記で回答いただいた複数の方のコメントによると、「GPS週数ロールオーバー」という事象のようで、↓にGarminの公式情報があることも教えていただきました。

ページ内の対象機種にeTrex Legend HCx(日本語版)、eTrex Legend H(英語版)はあったのですが、私のeTrex Legend HCx(英語版)はありませんでした。

ページ上部の機種名や、GPS本体に記載のあるシリアル番号を入力しても「製品が見つかりません」の表示でした。

ダメもとで、↑サイトからの指示に従い更新用ソフトである「Garmin Express」のダウンロードをして、インストールしてみました。

インストール後の画面で

Garmin本体をPCにUSB接続して、「デバイス追加」ボタンを押すと、

Garmin Express」ではなく、「Garmin WebUpdater」を使用してくださいとのメッセージが。クリックすると、↓のページに飛ばされます。

「Download」ボタンを押して

ダウンロードしたインストーラを起動すると

お、更新できそうだ。次へボタンで進めていきます。

検証おわり。この機種も対応しているらしい。

古いのを削除しているらしい。後戻りできない。

お、更新できた。次へボタンを押すと

チップセットの更新があるらしい。バグFixのようなので、当ててみる。

これですべて完了です。

 

GPSを再起動して、家の外にでて衛星を捕捉してみました。何事もないように動きました。あとは日付の確認だけ。

PCにダウンロードして、カシミール3Dでデータを見たところ、無事に日付が更新されていました。

最近の山行時では、普段は iphoneGPSがメインですが、スマホアプリの安定性には課題もあるし、サブとしてGarmin etrex は重要な存在でした。今回、無償で速やかに事象が解決できて本当に助かりました。

日記にコメントをいただいた皆様、この場をお借りして御礼申し上げます。

(Gamin社もこんな古い機種のサポートを継続していただき感謝です)

問題はロシアより、むしろアメリカだ 第三次世界大戦に突入した世界

池上彰氏とフランスの人口統計学者、歴史学者、人類学者であるエマニュエル・トッド氏とのウクライナ戦争に対する計3回、8時間の対談本

  • ウクライナ戦争の最大の責任は、ロシアやプーチン大統領ではなく、アメリカとNATOにある。アメリカとNATOが「ウクライナの中立化」というかねての要請を西側が受け入れてさええれば、容易に避けることができたかもしれない
  • アメリカはさまざまな兵器をウクライナに供与しているが、ロシア領土を直接攻撃しないことを条件にしている。つまりアメリカは、「ロシアとの代理戦争」をウクライナを舞台で戦っている。最大の被害者はウクライナ国民どうしても戦争をするならば、アメリカとロシアが直接戦うべき。第三者を介したような戦争は、道徳的ではないし、非人道的である。
  • 今回のウクライナ戦争に対する西側国民の反ロシア感情は、「ロシア嫌い」にとらわれた西側メディアの影響が非常に大きい。ウクライナ戦争のずっと前から西側ジャーナリストはロシア嫌いという立場であった。
  • ロシアという国は崩壊しないとみている。反ロシア派もそうでない人も、ロシアを攻撃したり批判したいのであれば、まずはロシアがどんな国なのか冷静に知るべきではないか。
  • 中国の関係について。中国はウクライナ戦争に対して常にロシアを支える立場である理由は、中国はロシアが負ければ次はアメリカが中国を攻撃するだろうとわかっているため。また中国はいまの世界的な均衡を守るのは中国であると位置づけ、そのような動きをしている
  • この戦争についての停戦については悲観的。ウクライナでおきている戦争であるが、実際にはロシア対アメリカ。アメリカは負けを認めないし、ロシアは自分が勝ったといえるような状況ではないから。戦争は長期戦になり、どちらかがつぶれるまで戦争は続き、泥沼化、深刻化していくだろう。この先5年は続く(池上氏は10年続くと予想)
  • ウクライナ戦争の、そもそもアメリカの目的は「ロシアとドイツを引き離すこと」。ロシアとドイツを結ぶ天然ガスのパイプライン「ノドムストリーム」が爆破された事件も「ロシア側の工作」との報道が多いが、アメリカとイギリスが破壊したと確信している。アメリカはドイツ経済を破綻させてたいのではく、あくまでもドイツを(ロシアではなく)西側のためとして保ちたい。

マイクロフォーサーズで野鳥撮影を考える

先日、マイクロフォーサーズについて情報収集中と書きまししたが、その情報をメモとして残しておきます。

デジカメの画質はセンサーサイズに関係してきますが(一般的に大きいほうが画質がよい)、マイクロフォーサーズのセンサーサイズは、今使っているnikon D7500のAPS-Cサイズよりもさらに小さくなるます。ただ野鳥撮影が目的=超望遠ズームを使用する場合は、あまり大きなデメリットにはならないと、いろいろ調べた結果、認識しました。

小型・軽量ミラーレス「マイクロフォーサーズ」の魅力を徹底解説。注目の4機種を厳選紹介! - 価格.comマガジン

その辺、↓の動画がわかりやすかったです。

 

 

www.youtube.com

www.youtube.com

ミレー(Millet)のサイズにはご注意を

アウトドアメーカーのミレーのサイズがややこしい

を見ていただければわかるが、

ショッピングサイトの「S(EURO)」→「日本サイズM」、「M(EURO)」→「日本サイズL」、のように一つずれている。

公式ショッピングサイト、楽天、Yahooなどの殆どサイトはEURO表記になっているので、Amazonもそうだろうと勝手に思い込んで購入したら、なんと日本サイズになっていました(すなわち一つ小さいサイズが届いた)。

返品しようと思いましたが、セール品であるし、上のサイズものが品切れ。幸いにも私自身がその境界の体形なので、着れなくもないので、返品は諦めました。

皆さんも購入時にはよくご確認ください。

 

野鳥撮影レンズのステップアップを考える(ニコンDX編)

野鳥撮影を始めて約3ヶ月。まだたった3ヶ月ですが、やってみると、すご~く奥が深い趣味であることを実感しています。

カメラとレンズ、特にズーム倍率の話。たまたま近くに来てくれた野鳥くんがいればよいが、通常はかなり先の野鳥くんたちを狙うにはAPS-Cの300mm(35mm判換算で450mm)では、すでに物足りなさを感じるこの頃です。

 

現状の安価で軽量(415g)なAPS-C専用のレンズ↓

の次にステップアップするレンズについて調べてみました。

 

ズーム倍率をあげようとすると、値段もさることながら重量がすごいことになってくる

↑は三脚座を入れるとなんと2300g。カメラと合わせると3kgにもなってしまう。これは登山の持ち歩きには到底無理!!

 

他メーカーのものでも

こちらは若干軽いといっても1930g。TAMROMも同じようなレンズありますが、仕様はそれほど変わらないよう。

倍率を400mmまで落とすと、

1130g。それほど軽くはないし、いまの300mmから大きく変わらないし、初期調整が必要との声も多く、ぜひ購入してみようとは思わない。

 

あとは↑の単焦点レンズ(755g)に

こちらのテレコン(195g)を使って300㎜×1.4=420mmにはなるが、価格もさることながら、自分のスキルでは単焦点レンズでは素早く野鳥に寄せることができないし、いまの軽量安価レンズとそれほど大きく変わらないとの情報もあるし。う~ん。

 

でも、そもそも今↑に張り付けたレンズすべて、APS-Cではなくフルサイズようのレンズなのですよね。価格も重量も重くなるのは当たり前なんですよ。ニコンとしては、APS-C(DX)のカメラ・レンズで物足りなくなったら、フルサイズ買ってねという戦略なので仕方はないのですが・・・。さらに既にミラーレス(Zマウント)の時代ですし、Fマウントの新製品など発売されないだろうし、手詰まりです。

 

で新たな選択肢として考え始めたのが、この際だからカメラも変えてしまってはどうかということ。一番の候補は軽量小型で野鳥撮影で使われる方も多い「マイクロフォーサーズ」です。いままでニコン派だったので「マイクロフォーサーズ」についての殆ど知らなかったので、ただいま情報収集中です。次回以降にそれらをまとめていきます。

登山用の足トラブル予防クリーム(ガーニ・グー、プロテクトJ1)

今年になってから新たに導入した登山用商品の紹介です。

昨年秋に八幡平から岩手山に2日間50km縦走した際、2日目の朝の雨のために靴が濡れて、下山後に足ふやけて酷いことなりました。当初は翌日に秋田駒に軽く登って・・・と予定していましたが、普通に歩くのも大変な状態だったので、そのまま帰京しました。

 

靴の防水対策以外に対策はないと思っていたのですが、ヤマレコ、Yamapのフォロワーさんから、予防用クリームがあることを教えてもらいました

製品は2つあります。

1. ガーニ・グー(GURNY GOO)

長距離・長時間のレースで一番大切なのは、あなたの足のコンディションを常に乾燥した皺の無い状態に保っておくことです。

ガーニー・グーは常に足を最良のコンディションに保つだけでなく、摩擦も減らして擦れから来るトラブルを防いでくれます。
このお陰であなたの足はマメ・水膨れのトラブルから解放されます。

それだけではなく、手のひら・脇の下・股・お尻・乳首のトラブル防止にも非常に有効です。
その効果はニュージーランド最大のアドベンチャーレース「コーストトゥーコースト」9回優勝のスティーブ・ガーニーと
そのチームメンバーによって実証されています

2. プロテクトJ1

プロテクトJ1は、スポーツ時での皮膚と服、靴、用具との摩擦で起きる擦りむけ症状やマメを防止するスキンケア用品です。例えば、マラソンでの乳首・靴擦れ、自転車での股擦れ、トライアスロンでのウェットスーツ擦れ、フリークライミングでの指先の皮むけ等、皮膚に保護膜を形成させて物理的な刺激を強力にブロックいたします。ベタつきも、匂いもない快適な使用感の皮膚保護クリームを使って、スキントラブルを徹底的に防いでください。

 

いずれも皮膚に薄い保護膜を生成し、擦り剝けやマメ、水膨れを防止する製品とのことで、用途は同じようです。なお「テングバーム / TENGU BALM」という製品もありますが、これはガーニ・グーと販売元も成分も同じとのことななので、ここでは取り上げません。

 

2製品の比較については、私も使用歴が浅く、どちらがベターとの判断はまだ付きませが、先日の南アルプス縦走では、ガーニ・グーを出発前日の夜から毎朝夜と足が湿った際には登山中にも塗り込むことにより、問題なく下山できました。

このまま持ち歩くのは大きすぎなので、100均ショップで薬用の容器に移して持ち運びました(写真中央参照)。

 

2製品の比較は↓の2ページがまとまっているので、参考までに。

 

 

YAMAPとヤマレコの標準タイムと平均ペース

南アルプス縦走のYAMAPの記録を見てみると、平均ペースが90-110%でした。確かにそんなに今回はスピード上げて歩いてはいないのですが、一部の登りでは”そこそこの”速さで歩いていたので、若干感覚と異なります。

 

同じスマホで起動させていたヤマレコ側の記録も確認してみると、こちらは0.7~0.8になっている。なぜ????

ということで、まずはコースタイムの定義と、歩行ペースの計算方法について確認してみました。

コースタイムの算出方法

YAMAP

YAMAPの地図に記載しているコースタイムは、「登山経験のある40代女性のペース」を想定しています。ややゆっくりめのペースです。季節や天候、個人の体力、活動の種類によって、コースタイムは変わります。ひとつの目安としてお考えください。

https://help.yamap.com/hc/ja/articles/900000968083

 

ヤマレコ

傾斜や道の種類、距離などを考慮して独自のアルゴリズムでコースタイムを計算しています。

www.yamareco.com

山と高原地図

40~50代(または60代)の登山経験者/2~5人のパーティー/夏山の晴天時」を基準に設定。設定についてはアルプスと低山帯など山域により基準は異なります。

https://www.mapple.co.jp/wp/wp-content/uploads/2020/04/yamatokogen_manual_iOS_20170120.pdf

 

今回の南アルプスの実際のコースタイムが以下のとおりです。

YAMAP①とヤマレコ②は合計ではほぼ同じ時間ですが、区間によって時間が異なります。山と高原地図③は全体的に余裕があるコースタイムです。

 

次に歩行ペースの計算方法についてです。

歩行ペース

YAMAP

歩行ペース表示機能とは、自分の歩行ペースが標準ペースと比較してどの程度速い/遅いかをグラフと数字ラベル(%表記)で示す機能です。

歩いた軌跡の1km区間ごとにグラフとして、また直近の1kmに関してはスピードを数値(%)で表示します。(例:120% = 標準に対して120%の速さ = 標準より1.2倍速い)

一時停止した時間に関係なく、同じ場所に一定時間とどまった場合は休憩時間として計算から省かれます。(例:移動5分、休憩10分の活動の場合、区間の移動に5分かかったとしてペースを計算します)

https://help.yamap.com/hc/ja/articles/900003736526

 

ヤマレコ

ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率。

山と高原地図(やまぷら)収録の各コース区間ごとに、登録されたログの時刻とコースタイムを比較した結果です。

区間の休憩時間を含む時間で比較しており、途中で長時間の休憩を行った場合は、比較対象から外しています。

 

ヤマレコの歩行ペースがヤマレコのコースタイムではなく、なぜか”山と高原地図”のコースタイムをベースにしているのが不思議です。

以上から、2つの登山アプリの歩行ペースをまとめると

  • YAMAP=(各区間の時間-休憩時間)/YAMAPのコースタイム
  • ヤマレコ=(各区間の時間-長時間の休憩時間)/山と高原地図のコースタイム

となります。

 

ここで今回の南アルプス縦走時の各アプリ上で計測した時間から、歩行ペースを出してみました。

  • YAMAP= ④/① = 84.3%
  • ヤマレコ= ⑤/③  = 83.4%

となりました。各区間のデータもノンビリ歩いた4日目(高山避難小屋以降)以外は、ほぼ80%前後で歩いています。ヤマレコの歩行ペースとはあっているのですが、YAMAPの平均ペースとは数値があわないのですよね。

あとは自分はヤマレコで登山計画書を作成をしているのですが、今回初めてヤマレコのコースタイムで作成する場合と「山と高原地図(ヤンプラ)」で作成する場合があり、どちらかを使うでコースタイムが異なることを知りました(→これについては別途比較してみたいと思います)

今回のまとめとして

  • アプリ、ベースとなる地図によってコースタイムは異なる
  • アプリによって平均ペースの算出式は異なる(ヤマレコは「山と高原地図(山プラ)」のコースタイムを使用しているので注意)
  • 休憩を多くとる場合、それにより歩行ペースの結果が左右される

でしょうか。経験的にもエリアやコースにより異なる場合が多いですから、あくまでも参考として考えるものですね。

あとこれは今回の結果からの考察ではないのですが、いつもヤマレコで計画をたてて登った時の感想として、以下の傾向があると思いますので、こちらも参考まで。

  • 上りのコースタイムは緩い。特に斜度が急な場合
  • 下りのコースタイムはタイト。特にダラダラと斜度が緩い道を下っていく場合

 

 

夏の南アルプス南部の天気

梅雨明け直後の南アルプス南部を縦走してきた際に体感した、この周辺の天気について記録しておきます。

平地が晴天でも山岳地帯の天気は異なることは多々ありますが、今回の南アルプス南部はそれが顕著でした。パターン的には「①朝は晴れる。②昼頃に雲が上がってくる。③夕方には雲が厚くなり雨や雷を伴う場合がある」でした。小屋の管理人さんと話をしていても、毎年夏はこんなものなので、午後から行動はなるべく控えたほうがよいとのことでした。

 

↓が実際の山行中のGPVの予想図(14時のもの)。南アルプスの3000m級の山々付近のみ厚い雲予想になっています(この日は雨は降りませんでしたが、翌日は同じような予想で16時から19時まで大雨と落雷となりました)

 

この辺を解説してくれているサイトがないかどうか探したところ、↓のようなものがありました

tenki.jp

夏の晴天時、内陸部で気温が上昇すると、その付近で上昇気流が発生し、天気図には描かれない規模の小さな低気圧が発生します。これがヒートローです。ヒートローの中心では天気の崩れはあまりないことが多いのですが、ヒートローに向かって湿り気を持った海風が流れ込むことから、周辺では局地的に対流雲が発生し、ときには夕立をもたらします。気象条件によっては積乱雲にまで発達します。この降水は午後3時から午後6時くらいがピークで、標高の高い地点ほど早く天気が崩れ始める傾向があります。つまり、風の集まる尾根で雲が発生し、風に流されて周辺に移動するのです。

なるほどです。

 

最後に、私の使っている登山の天気予報サイトを。ご参考に

i.yamatenki.co.jp

tenkura.n-kishou.co.jp

tenki.jp

supercweather.com

weather-gpv.info

南アルプス南部(茶臼岳-聖岳-赤石岳-荒川三山-三伏峠)のドコモ電波事情(2023年7月現在)

夏季休暇を利用して、南アルプスの南部(沼平ゲート~茶臼岳~上河内岳~聖岳赤石岳悪沢岳~小河内岳~三伏峠~鳥倉登山口)のを南から北へ縦走してきました。その時のドコモの携帯電波事情について記録しておきます。

GPSとヤマレコやYamapアプリを組み合わせれば、登山時の現在地情報は電波が無くてもわかるのであるが、①(天気の変わりやすい山岳エリアの)天気予報情報の取得、②自分の安否の家族への通知、③トラブル発生時の連絡 の大きく3点で、登山時、特に今回のような複数日での縦走やソロハイカーで携帯電波のエリアカバーが重要になります。

ドコモの公式の情報として、山岳エリアの携帯電波については↓で確認ができます。

www.docomo.ne.jp

ただし地図が細切れなので、今回のような縦走の場合、塩見岳悪沢岳(東岳)光岳聖岳赤石岳の5つの地図を見る必要があります。

 

実際に歩いてみた感想としては、こんな山奥までよく電波が繋がるなぁとということでした。赤線のところはほぼ問題なくつながりますが、一部、赤線でも聖岳の山頂や茶臼小屋など繋がったり繋がらなかったりと若干不安定な箇所もあるので、繋がらないとすぐに諦めないで近くの見通しのよいところに移動するなどの対応は必要です。繋がる理由については↓の公式サイトに説明があります。

www.docomo.ne.jp

今回のコースでは山小屋周辺だけ電波が入るといことはなかったので、おそらく

対策1.登山道対策専用アンテナを追加
対策3.ブースタ基地局を設置

の対策によりエリアをカバーしていると個人的に推測しています。

また公式情報ではエリア外でありましたが、実際に繋がった場所としては、上河内岳山頂付近、兎岳山頂付近、中盛丸山山頂付近、大沢岳山頂付近、高山裏避難小屋の北側10mほどの展望地(小屋内部では繋がりません)、大日影山山頂付近、などの稜線エリアです(歩行時にはバッテリー節約のため機内モードにしていますので、もう少しつながる箇所もあると思います)。

今回歩いた5つの地図を繋げて、↑の紫の地点を紫の●で付け足してみました。



注意事項として2点。5つの地図を簡易的につなぎ合わせているので縮尺をきちんと合わせていないこと、最新の電波事情は↑に書きましたドコモの公式HPで確認をお願いします。

 

AUソフトバンクも同様な情報の公開をしています。

www.au.com

www.softbank.jp