一時は経産省を辞めるという報道もされていた古賀茂明氏の動画を発見。何と、フリージャーナリストの上杉隆氏との対談である。 福島原発事故の対応、電力会社の存在、マスメディアとの関係などの、それぞれの問題点や今すべきことを分かり易く語ってくれてい…

やはり多くの疑問の声がネットで上がっている。その中から幾つかを 当事者が初めて語った「放射能失言」の裏側！鉢呂経産大臣は原発村を揺るがす「原発エネルギー政策見直し人事」の発表寸前だった http://gendai.ismedia.jp/articles/-/19475 あえて「失言…

鉢呂経産大臣が辞任した。大手マスコミは２つの発言を問題視しているようだが、個人的にはマスコミの誘導ではないかと思っている。 「死の町」については現実を直視した発言であるし、「放射能をうつしてやる」については記者（おそらく記者クラブの連中だろ…

大手メディアは大きく取り上げないが、最大級の反原発のデモが９月１９日に行われるようである。 さようなら原発 ５万人集会 日 時：９月１９日（月・敬老の日）１３：００〜ライブ １３：３０〜集会 １４：１５〜パレード 会 場：明治公園 交 通：ＪＲ「千…

「結果を求めない生き方」上杉流脱力仕事術作者: 上杉隆出版社/メーカー: アスコム発売日: 2010/09/20メディア: 単行本（ソフトカバー）購入: 2人 クリック: 47回この商品を含むブログ (5件) を見る著者である上杉氏で本書内で語っているように、自分も上杉…

未曾有と想定外─東日本大震災に学ぶ (講談社現代新書)作者: 畑村洋太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/07/15メディア: 新書 クリック: 37回この商品を含むブログ (12件) を見る失敗学の権威で今回の原発事故調査委員長である畑村洋太郎教授の委員長就…

bloombergの9/6の記事から 「野田首相：円高、デフレ対策に万全期すよう訓示−各省事務次官に(1) 」 ９月６日（ブルームバーグ）：野田佳彦首相は６日午後、官邸での各省事務次官に対する訓示で、東京電力福島第一原子力発電所事故の収束を含めた東日本大震災…

stoom氏に教えてもらった「映画：チェルノブイリハート」が近所の映画館で上映されていたので観てきた。 チェルノブイリ事故後の周辺地域での被爆被害者を追ったドキュメント。ある程度予想はしていたが、特に先天性の肉体的、精神的な障害を抱えた子供達の…

何度も大手マスコミが隠蔽し報道しない情報は、国民が自ら主体的にネットを中心とする媒体から得ていく必要がある。 そんな中、『鳩山由紀夫前首相主催勉強会「上杉隆氏ら自由報道協会による原発事故取材報告」』の模様が公開されている。 Video streaming b…

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義作者: ティナ・シーリグ,Tina Seelig,高遠裕子出版社/メーカー: CCCメディアハウス発売日: 2010/03/10メディア: ハードカバー購入: 475人 クリック: 17,353回この商品を含むブログ (395件) を…

金融不況のからくり (中公新書ラクレ)作者: 松本弘樹出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2011/07/07メディア: 新書 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見るタイトルの「金融不況のからくり」に惹かれて図書館で借りて読んでみたが、タイトルと内…

事象を平易な言葉で分かり易く伝える事。それができる人として、震災前の日記では池上彰氏を紹介していたが、震災以後はマスメディアへの露出が少ない。もともと今春から執筆予定のためマスコミ出演は抑えるとは聞いていたが、それにしても震災前の露出を考…

岡野眞治教授らの取り組みを追っている、ＮＨＫの「ネットワークでつくる放射能汚染地図の第三弾」である、『ネットワークでつくる放射能汚染地図 ３ 子どもたちを被ばくから守るために』が８月２８日（日） の夜に放送されたようである。番組の内容はＮＨＫ…

財政健全化至上主義派で財務省の応援団でもある野田氏が新代表になったようだ。政策論争する間もなく、あっけなく決まってしまった。これが一国の首相を決める仕組みだと思うと情けなくなる。世論調査の結果を見ても、ネット系メディア、大手メディア共に、…

震災以後に個人的に大きく変わったこと。それは情報入手のルートである。ＴＶや大手メディアのニュースから、独立系メディアやブログ、週刊誌等に変わった、というよりは、知りたい事を入手するために自然とそうなった。結果的にＴＶを見る時間が、更に減っ…

図書館の順番の関係で、３連続で三橋氏の書を紹介。サムスン栄えて不幸になる韓国経済作者: 三橋貴明出版社/メーカー: 青春出版社発売日: 2011/03/01メディア: 単行本（ソフトカバー）購入: 2人 クリック: 64回この商品を含むブログ (11件) を見る確かにマス…

「震災大不況」にダマされるな！ 危機を煽る「経済のウソ」が日本を潰す作者: 三橋貴明出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2011/06/25メディア: 単行本（ソフトカバー） クリック: 11回この商品を含むブログ (6件) を見る「日本の大復活はここから始まる!」と…

日本の大復活はここから始まる!作者: 三橋貴明出版社/メーカー: 小学館発売日: 2011/04/14メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 26回この商品を含むブログ (8件) を見る冒頭に自民党の経済政策についての４つの立ち位置の説明があった。これが分かりやすい …

民主党の総理候補は財務省派、増税派である野田財務大臣が優勢という報道が多い。 その他の候補者について調べていたところ、馬淵澄夫前国交大臣の現在ビジネス：田原総一朗VS馬淵澄夫対談 VOｌ.2 「増税よりもまずデフレ脱却を」という記事を見つけた。読ん…

マスメディアについて考える討論会が８／１０に開催されたようです。 「ジャーナリスト関連4団体・公開討論会「いまメディアと市民はどう動くべきか」」 ジャーナリスト関連4団体による、公開討論会が行われた。福島第一原発事故後、東電・政府による情報隠…

マスコミは野田佳彦・財務相が時期首相であると繰り返し報道している。その理由が週刊誌でスクープされたようだ。Yahooニュースの「NEWSポストセブン」から引用 新聞・テレビの報道によると、野田佳彦・財務相という目立たない政治家が次期首相最有力で、民…

「日本中枢の崩壊」と共に、私の中の今年のヒット作の一つ。日本国の正体 政治家・官僚・メディア――本当の権力者は誰か (現代プレミアブック)作者: 長谷川幸洋出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/07/01メディア: 単行本購入: 12人 クリック: 164回この商品…

実は対談形式の本はあまり好きではない。その理由は言いたい事柄がまとまっていない事が多いからだ。原発社会からの離脱――自然エネルギーと共同体自治に向けて (講談社現代新書)作者: 宮台真司,飯田哲也出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/06/17メディア: …

１年半ほど前に紹介した「ヘッテルとフエーテル 本当に残酷なマネー版グリム童話」の著者であるマネー・ヘッタ・チャン氏の待望（？）の第２作！マッチポンプ売りの少女 ?童話が教える本当に怖いお金のこと?作者: マネー・ヘッタ・チャン出版社/メーカー: あ…

先月「福島第一原発の津波高14メートルは誤り〜市民が追及」で紹介した市民団体「東京電力と共に脱原発をめざす会」（共の会）が、7/30に東京電力から２度目の説明を受けたようだ。 OurPlanetTVの「福島第一のメルトダウン〜地震による配管破損の可能性」よ…

福島第一原発の廃炉についての議論も始まったようである8/4のＮＨＫニュース「原発廃炉への道筋 検討始まる」から 東京電力福島第一原子力発電所の事故の収束後に、原発の廃炉をどう進めるか、検討が始まりました。参考にされたのが、３２年前に事故を起こし…

放射線の空間線量マップについては、先日紹介した群馬大学の早川由紀夫教授の放射能地図があるが、土壌汚染のマップについて、市民団体の方が調査結果を発表されている。 ニコニコニュースのチェルノブイリ級の放射能汚染地も？ 市民団体が「関東150ヶ所」土…

あまり大きく取り上げられていないが、東電寄りの賠償保障案を推し進めた中心人物である（更迭された）松永次官が後任として、改革派の古賀茂明氏という選択肢もあったようだ。だが経産省はうまいこと官邸も押し切ったようだ。これでは何も変わらない。残さ…

円高が止まらない。マスコミはその理由を全て「米国債の格下げ」のような報道を繰り返している。 ここで国民が勘違いをしてはいけないことがある。円高の理由についてである。「米国債の格下げ」による影響も確かにある。ただそれは１ドル８０ドルからの３、…

先日この日記でも紹介した、児玉龍彦教授(東京大学先端科学技術研究センター教授 東京大学アイソトープ総合センター長)の国会答弁が、巷で話題になっているようです。 一部の民放でも取り上げられています。 国会答弁は１５分という限られた時間でしたので、…